外山 高士(とやま たかし、1930年〈昭和5年〉9月5日[1][2] - 2022年〈令和4年〉8月28日[3])は、日本の俳優・声優。本名は同じ[2]。
北海道[2]北見市出身。
拓殖大学[2]商学部貿易学科卒業。在学中は新聞部で大学の先輩である佐佐木隆を取材したのが機縁となり、劇団文化座に入る。1952年に同劇団の『陽気な地獄』で初舞台。中里事務所に所属していた[2]。
『怪傑黒頭巾』で正義役をしていたが、その後は時代劇で悪代官・悪徳商人、現代劇でも悪役を中心に出演した。一方で『燃えよ剣』の伊東甲子太郎、刑事ドラマ『西部警察 PART-III』の第9話「白銀に消えた超合金X! -福島・前篇-」では善人役の冷静に状況説明する科学者など、悪役に限らず演じている。
吹き替えにおいては日本で初めての吹き替え海外ドラマ『ロビンフットの冒険』で主人公のロビンフット役を担当。多数の作品でリチャード・イーガンを担当した。 『ジャングル大帝 進めレオ!』のレオ役、『サスケ』の大猿大助役(サスケの父)など、アニメの声優としても活躍した。
2004年には生まれ故郷である北海道北見市の『きたみ観光大使』に任命され、80歳を超えてからも舞台を中心に精力的に活動していた。
2022年8月28日に91歳で死去していた事が母校の拓殖大学ラグビー部のブログにて同年9月1日に公表された[3]。
一般社団法人映像コンテンツ権利処理機構においては不明権利者とされている[4]。
など