伊那大島駅(いなおおしまえき)は、長野県下伊那郡松川町元大島にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である[1]。松川町の代表駅[1]。
周辺地区名は「もとおおじま(元大島)」や「おおじま(大島)」であるが、駅名は「いなおおしま」と清音表記になっている。
歴史
駅構造
相対式ホーム2面2線を有し、列車交換可能な地上駅[1]。
上片桐駅方に側線があり、以前は当駅止まりの下り最終列車の夜間留置に使用されていたが、2017年3月ダイヤ改正以降前述の列車は運行終了後に飯田方面へ折返し回送されるようになったため通常ダイヤで夜間留置設定は無い。
ホーム山吹駅側に両ホームを結ぶ構内踏切がある。また上りホーム側に宿泊施設が備えられているが、夜間留置ダイヤ解消に伴い現在は使用されていない。
飯田駅管理の簡易委託駅(松川町受託)。2013年3月31日までは東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、JR全線きっぷうりばも設置されていた。
中央アルプス方面への登山口最寄り駅として駅舎南に登山者休憩用ベンチ、東屋が設置されている[1]。
のりば
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改札口(2023年4月)
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ホーム(2023年4月)
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構内踏切(2023年4月)
利用状況
「長野県統計書」によると、1日平均乗車人員は以下の通り。
- 2007年度 - 501人[1]
- 2009年度 - 473人[1]
- 2010年度 - 466人
- 2011年度 - 466人
- 2012年度 - 442人
- 2013年度 - 410人
- 2014年度 - 365人
- 2015年度 - 380人
- 2016年度 - 366人[8]
- 2017年度 - 371人[9]
- 2018年度 - 361人[10]
駅周辺
天竜川河岸段丘の端に位置しており、駅前には断崖がある。
バス路線
- 伊那バス
- 松川町コミュニティバス(まつかわフルーツバス)
- 上片桐・大島通学便
- 上片桐循環
- 大島循環
- 部奈線
- 生田線
- 生田循環:峠部奈線(月・水・金運行)
- のっチャオ(中川村営巡回バス)
隣の駅
- 東海旅客鉄道(JR東海)
飯田線
- ■快速「みすず」
- 市田駅 - 伊那大島駅 - 上片桐駅
- ■普通
- 山吹駅 - 伊那大島駅 - 上片桐駅
脚注
参考文献
- 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「飯田線・身延線・小海線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日。
関連項目
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