与那国駐屯地(よなぐにちゅうとんち、英語: JGSDF Camp Yonaguni)は、沖縄県八重山郡与那国町字与那国樽舞3765-1に所在する与那国沿岸監視隊等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地である。
概要
与那国駐屯地司令は西部方面情報隊与那国沿岸監視隊長が兼務し、管理業務は与那国駐屯地業務隊が担当する。沿岸監視部隊を主体とする、150人程度の自衛隊員が所属する。南西諸島海域における中華人民共和国の軍事的脅威に対して、日本の離島防衛態勢の強化を目的とし、23中期防及び26中期防に基づき基地建設を開始した。2016年(平成28年)1月26日の閣議を経て駐屯地の開庁日は2016年(平成28年)3月28日とすることが正式発表された[1][2]。なお、駐屯地の建物は大自然を抱く与那国島の景観に配慮して、屋根瓦を赤茶色、壁を白色の外装としており、ゲンゴロウ類などの島の貴重な動植物を保護するため、敷地内にビオトープ(生息・生育空間)が設けられている[3]。
2022年(令和4年)12月27日に防衛省は、与那国駐屯地を拡張して地対空誘導弾部隊を置く方針を明らかにした。2023年度予算案に土地取得費用を盛り込んだ[4]。
沿革
- 与那国沿岸監視隊を配備[5]。
- 第442会計隊を新編し、西部方面会計隊に編合。
- 第322基地通信中隊(那覇駐屯地)の与那国派遣隊を新編。
駐屯部隊
陸上自衛隊
西部方面隊隷下部隊
陸上総隊隷下部隊
防衛大臣直轄部隊
航空自衛隊
航空総隊隷下部隊
共同の部隊
脚注
関連項目
外部リンク
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