三条駅(さんじょうえき)は、新潟県三条市南新保にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線の駅である[1]。
歴史
駅構造
単式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。以前は2面3線だったが、島式ホーム駅舎側の線路(以前の2番線)が本線から切り離され、架線は撤去されて現在の構造となった。両ホームは跨線橋で連絡している。
1番ホーム南端に、1912年(明治45年)3月に建てられ、その後使用されていたランプ小屋が残されている。
燕三条駅管理の業務委託駅(JR東日本新潟シティクリエイト(JENIC)受託)。当駅は駅員配備は午前中の短時間のみで、その他の時間は無人となる。
2008年(平成20年)3月15日にSuicaサービスに対応した自動改札機(3通路)が導入された。1通路は交通系iCカード専用。
駅舎[1]にはタッチパネル式自動券売機・待合室・自動販売機・化粧室等がある。
2005年(平成17年)4月、駅舎隣に線路の東西を結ぶ連絡自由通路が完成した[6][7]。これは、当駅最寄りの新潟県立三条高等学校が校舎老朽化のため、2005年度(平成17年度)より駅東側の市内月岡地内に移転したことに伴って整備された。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先
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1
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■信越本線
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下り
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新潟方面
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3
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上り
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見附・長岡方面
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(出典:JR東日本:駅構内図)
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改札口(2021年9月)
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ホーム(2021年9月)
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レンガ造りのランプ小屋(2018年9月)
利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は1,617人である[JR 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。
乗車人員推移
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年度
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1日平均 乗車人員
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出典
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2000年(平成12年)
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1,599
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[JR 2]
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2001年(平成13年)
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1,568
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[JR 3]
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2002年(平成14年)
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1,547
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[JR 4]
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2003年(平成15年)
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1,509
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[JR 5]
|
2004年(平成16年)
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1,486
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[JR 6]
|
2005年(平成17年)
|
1,610
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[JR 7]
|
2006年(平成18年)
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1,619
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[JR 8]
|
2007年(平成19年)
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1,653
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[JR 9]
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2008年(平成20年)
|
1,735
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[JR 10]
|
2009年(平成21年)
|
1,760
|
[JR 11]
|
2010年(平成22年)
|
1,759
|
[JR 12]
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2011年(平成23年)
|
1,726
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[JR 13]
|
2012年(平成24年)
|
1,739
|
[JR 14]
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2013年(平成25年)
|
1,842
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[JR 15]
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2014年(平成26年)
|
1,686
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[JR 16]
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2015年(平成27年)
|
1,660
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[JR 17]
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2016年(平成28年)
|
1,722
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[JR 18]
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2017年(平成29年)
|
1,820
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[JR 19]
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2018年(平成30年)
|
1,870
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[JR 20]
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2019年(令和元年)
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1,812
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[JR 21]
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2020年(令和02年)
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1,630
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[JR 22]
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2021年(令和03年)
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1,558
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[JR 23]
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2022年(令和04年)
|
1,599
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[JR 24]
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2023年(令和05年)
|
1,617
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[JR 1]
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駅周辺
当駅と弥彦線北三条駅の間、五十嵐川右岸側には三条の古くからの市街地が広がっている[8][9]。この市街地への距離は東三条駅よりも当駅のほうが近いが、路線バス等との交通結節点としての役割は特急停車駅である東三条駅が担っており、JTB時刻表における「市の代表(中心)駅」も東三条駅である。
当駅周辺を含む五十嵐川南部は嵐南地区と呼ばれており、木工業が数多くある[10]。
駅前には交番や商店と食堂を兼ねる旅館・ボウリング場等があり、新潟県道35号三条停車場線が北へ伸びている。
駅東側には新潟県立三条高等学校や郊外型店舗の他、コロナ本社が所在する。
バス路線
路線バス及び高速バスは隣の東三条駅が拠点となっており、当駅前からはごく一部が発着するのみである。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■信越本線
- ■快速
- 見附駅 - 三条駅 - 東三条駅
- ■普通
- 東光寺駅 - 三条駅 - 東三条駅
脚注
記事本文
利用状況
- JR東日本の1999年度以降の乗車人員
関連項目
外部リンク
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2015年経営移管区間 (旅客線) | |
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貨物支線 | |
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貨物支線 | |
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1941年廃止区間 | |
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2010年廃止区間 (貨物支線) | |
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