テキサスはバージニア州リッチモンドにおいて起工された。進水は1865年1月であった。ロバート・E・リーが1865年4月3日にリッチモンドを放棄した時点で、テキサスは未完成ではあったが無傷のままリッチモンド海軍工廠に残されていた。ほとんどの南軍艦艇は南軍撤退時に破壊されたが、テキサスは破壊されなかった2隻のうちの1隻であった。翌日にリッチモンドが占領されると、テネシーはアメリカ合衆国海軍に鹵獲されたが、ここでも就役することはなかった。その後ノーフォーク海軍工廠のドックにあり、1867年10月15日にオークションでコネチカット州ニューヘイブンのJ. N. Leonard & Co. [1]に売却された。
^Angus Constam: The Confederate Ironclad, Osprey Publishing, 2001
参考資料
Canney, Donald L. (1993). The Old Steam Navy: The Ironclads, 1842–1885. 2. Annapolis, Maryland: Naval Institute Press. ISBN0-87021-586-8
Chesneau, Roger; Kolesnik, Eugene M., eds (1979). Conway's All the World's Fighting Ships 1860-1905. Greenwich, UK: Conway Maritime Press. ISBN0-8317-0302-4
Silverstone, Paul H. (2006). Civil War Navies 1855–1883. The U.S. Navy Warship Series. New York: Routledge. ISBN0-415-97870-X
Still, William N., Jr. (1985). Iron Afloat: The Story of the Confederate Armorclads (Reprint of the 1971 ed.). Columbia, South Carolina: University of South Carolina Press. ISBN0-87249-454-3