イ・スンギ(이 승기、1987年1月13日 - )は、韓国の男性歌手・俳優・タレント。本貫は全州李氏[1]。東国大学国際通商学科卒業[2]、東国大学大学院国際通商学科修士課程修了[3]。身長は182cm、血液型はB型[4]。
来歴
高校入学と同時にバンド活動を始め、ライブ劇場でリハーサルをしていたところ、歌手のイ・ソニにスカウトされる[5]。
2004年、アルバム『蛾の夢』をリリースし、17歳で歌手デビュー[6]。PSYがプロデュースを手掛ける[4]。
歌手デビュー後、MBCのシットコム『ノンストップ5』やKBS週末ドラマ『噂のチル姫』の出演で演技者としての活動もスタートさせる[5][6]。
また2007年からバラエティ番組『1泊2日』にレギュラー出演し、天然キャラクターを見せ、“虚堂(ホダン)スンギ”というあだ名とともに親しまれ、"国民の弟"と呼ばれるほど人気を上げていく[7]。
2009年、初主演を務めたドラマ『華麗なる遺産』で47%という高視聴率[8]を記録し、このドラマでSBS演技大賞特別企画部門 演技賞を受賞した[9]。
同年10月6日から2012年までトークショー『カン&イ・スンギの強心臓』で、カン・ホドンとともにMCとして出演を開始し歌手・俳優だけでなくバラエティでも積極的に活動[10]。
2010年にはSBSドラマ『僕の彼女は九尾狐<クミホ>』では、俳優としてだけでなく歌手としてOSTにも参加し、主要な音楽チャートで1位を獲得した[11]。
2012年3月6日にシングル『恋愛時代』で日本デビューするとオリコン・シングルデイリーランキングで1位を獲得[12]。日本のレコード会社ユニバーサルミュージック、マネジメント事務所アミューズと契約する[13]。3月9日には、ベストアルバム『Lee Seung Gi -THE BEST-』を日韓同時リリースした[14]。6月1日には日本メジャーデビューした韓国アーティスト最速で日本武道館コンサートを開催した[12]。
2013年、ファンタジー時代劇ドラマ『九家の書』に主演。ヒロインを国民の妹と称されるペ・スジが務め、国民の弟と称されるイ・スンギとの初共演が注目された[15]。
毎月行われるCM好感度調査では2009年から常に3位以内をキープし、2013年6月には歴代で最も1位に輝いたスターに君臨した[16]。
2016年1月21日、ファンに向けて兵役前最後となる新曲『僕は軍隊に行く』をリリース[17]。2月1日、入隊した後、陸軍特殊戦司令部に配属され[18]、2017年10月31日に現役で満期除隊した[19]。
同年12月、除隊後復帰作として西遊記をモチーフとしたファンタジードラマ『花遊記』で主演を務め、孫悟空を演じた[20]。
2019年に主演を務めたドラマ『バガボンド』では激しいアクションシーンの連続だったが、軍隊で学んだ格闘術クラヴ・マガなど活用し殆どのシーンを自らこなした[21]。九家の書で共演したペ・スジと6年ぶりの共演も話題を呼び[22]、共にこの作品でSBS演技大賞 最優秀演技賞を受賞した[23]。
2020年12月、7枚目のフルアルバム『THE PROJECT』をリリースし、5年ぶりに歌手活動を再開させた[24]。
エピソード
高校時代から成績優秀で生徒会長を務めていた[5]。
2014年元日、少女時代のユナとの交際が報じられ正式に交際を発表し、韓国芸能界20代のトップスターカップルの誕生は高い注目を集めた[25]が、2015年8月13日、ユナと破局したことを正式発表した[26]。
2023年4月、かねてより交際していた女優イ・ダインと結婚[27]。2024年2月には第一子となる女児が誕生している[28]。
慈善活動
2009年からKBSのドキュメンタリー『現場ルポ同行』の出演者に毎週100万ウォンの寄付をし2020年時点でも続け、同番組でボランティア活動も行っている[29]。2010年3月、カン・テウォン福祉財団に1億ウォンを寄付[30]。2019年12月、ソウルにある新村セブランス・リハビリテーション病院に治療費として1億ウォンを寄付した[29]。2020年2月、新型コロナウィルス感染症の感染拡大により大邱・慶尚北道地域の困難な状況に陥っている子どもたちのため1億ウォンを寄付した[31]。
ディスコグラフィー
アルバム
- 시작 (始まり)
- 나방의 꿈 (蛾の夢)
- 아무도<feat.강진우>
- 내 여자라니까 (俺の女だから)
- 아버지<feat.Psy> (父)
- 삭제 (削除)
- 여행 가는 길 (旅に行く道)
- 내안의 그대 (僕の中の君)
- 음악시간 (音楽時間)
- Anding
- 앵콜 (アンコール)
- 2. 「Crazy For You」(2006年2月3日)
- 하기 힘든 말 (言い辛い言葉)
- 외쳐본다 (叫んで見る)
- 입모양 (口の形)
- 그래서 어쩌라고 (それでどうしろと)
- 가면 (行くならば)
- 그럴까봐 (そうみたいだ)
- 한번만 (一度だけ)
- Paradise
- Crazy for You<feat.적혈구Tommy>
- Beautiful Girl
- 사랑을 지우다 (愛を消して)
- 첫키스 (初キス)
- 오늘 같은 밤 (今日と同じ夜)
- 착한거짓말 (優しい嘘)
- 투정 (不平)
- 왜 가니 (なぜ...行くの)
- 그랬나요 (そうだったんですか)
- 미치도록 (狂ったように)
- 미안해하지 마요 (すまないと思わないで下さい)
- 잘못 (間違って)
- 온도 (温度)
- 해피 엔딩 (ハッピーエンディング)
- Smile Boy
- 착한 거짓말 Piano ver.
- 꽃처럼 (花のように)
- 면사포 (ベール )
- 우리 헤어지자 (僕たち別れよう)
- MELODY
- 사랑이 맴돈다 (愛がぐるぐる回る)
- 사랑이란 (愛とは)
- 그렇게 알게 됐어 (そうして分かった)
- 널 원해 (君を願い)
- 단념 (断念)
- 오래오래오<featuring AMEN>
- 5. 「Tonight」(2011年10月31日)
- 友達じゃないか
- Tonight
- どこでも
- 恋愛時代
- 君を笑顔にする歌 (feat. 防弾少年団, ハリム)
- そのままの君
- 僕は悪い男
- Slave (feat. pdogg)
- 友達じゃないか (Rock ver.)
- どこでも (Ra.D mix ver.)
- 風
- そしてさよなら
- 愛
- ~するの?
- 君と僕
- 友達
- リュックサックを背負って
- 私たちが共にしたそのすべての時間
- 6. 「THE PROJECT」(2020年12月18日)
- ありきたりな男
- 愛
- 花のように
- 君の目,君の手,君の唇
- ちゃんとするよ
- 少年、道を歩く
- 君を笑わせる歌
- 愛がぐるぐる回る
- 愛してるという言葉
シングル
- 2004年 고해
- 2008年 여행을 떠나요
- 2009年 결혼해 줄래 (結婚して)
- 2010年 Smile Boy
- 2010年 정신이 나갔었나봐 (ドラマ"僕の彼女は九尾狐"OST)
- 2010年 지금부터 사랑해 (ドラマ"僕の彼女は九尾狐"OST)
- 2016年 나 군대 간다 만들기(僕は軍隊に行く)
映像作品
- 2011年 希望コンサートin Seoul 2010
コンサート
- 2007年 ≪1st Concert "LOVE"≫
- 2009年 ≪이승기 희망 콘서트 in Seoul≫
- 2010年 ≪이승기 희망 콘서트 in Seoul≫
出演
ドラマ
バラエティ
年度
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タイトル
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備考(放送局など)
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2007-2012
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ハッピーサンデー"1泊2日-シーズン1-"
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KBS2,カン・ホドン、イ・スグン、ウン・ジウォン、キム・ジョンミンらとの共同MC
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2009-2012
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カン&イ・スンギの強心臓(カンシムジャン)
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SBS,カン・ホドンとの共同MC
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その他の出演
- 音楽番組"SBS人気歌謡" "ミュージックバンク(KBS2)"など。
- バラエティ番組"Xマン(SBS)" "ハッピーサンデー・ヒロインシックス(KBS2)"などゲスト出演。
- その他、サムスンのキムチ冷蔵庫やEDWIN/ピザハットなど、約30のCMに出演。
- PRODUCE 48(2018年6月-8月) - 日韓オーディション番組。「国民プロデューサー代表」として出演。
*リトル・フォレスト(2019年)全16話
受賞歴
年度
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受賞内容
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2004年
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Mnet/KM Musicvideo Festival-男性ソロ部門 新人賞 ソウル歌謡大賞-新人賞 SBS歌謡大典-ソロ部門 新人賞
MBC 10大歌手歌謡祭-男性部門 新人賞 MBC放送芸能大賞-歌手部門 特別賞
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2006年
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Mnet/KM Music Festival-バラード部門 最優秀賞 第23回Korea Best Dresser Awards-歌手部門賞
SBS歌謡大賞-本賞
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2007年
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Mnet/KM Music Festival-男性歌手賞
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2008年
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第15回大韓民国芸能芸術大賞-男性バラード歌手賞 KBS芸能大賞-最高人気賞
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2009年
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第24回ゴールデンディスク-デジタル音源部門 本賞 SBS芸能大賞-ネチズン最高人気賞
SBS演技大賞-ベストカップル賞・10大スター賞・特別企画部門 演技賞(「華麗なる遺産」)
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2010年
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KBS芸能大賞-ショー娯楽MC部門 最優秀賞 SBS芸能大賞-ネチズン最高人気賞・最優秀賞
SBS演技大賞-優秀演技賞(ドラマスペシャル部門)・ベストカップル賞(「僕の彼女は九尾狐<クミホ>」)
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2013年
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Mnet Asian Music Awards-ベスト・ボーカル パフォーマンス・男性部門
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2022年
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KBS演技大賞-大賞(チュ・サンウクと共同受賞)[33]
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日本での活動
イベント/コンサート
開催日
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開催会場
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タイトル
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チケット
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2009年1月27日
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東京/中野サンプラザ
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HAPPY NEW YEAR with LEE イ・スンギ ライブ&トーク
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2010年2月12日
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東京/中野サンプラザ
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イ・スンギ "ライブ&トーク2010『I WISH』
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2010年4月17日
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NHK大阪ホール
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KBS Wolrd「1泊2日」inJAPAN PREMIER イ・スンギスペシャルライブ&ファンミーティング
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8,800円
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2010年6月13日
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東京/中野サンプラザ
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アンコール公演"華麗なる遺産"イ・スンギファンミーティング
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9,800円
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2012年1月29日
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東京/東京国際フォーラム
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イ・スンギ2012 HAPPY NEW YEAR LIVE
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9,800円
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2013年8月31日
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ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
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Summer Show 2013 in UNIVERSAL STUDIOS JAPAN
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9,900円
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作品
種類
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タイトル
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発売日
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形式・形態
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オリコン 最高順位
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シングル
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恋愛時代
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2012年3月6日
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CD+DVD、CD+フォトブック、CD(他アナザージャケット8種)、CD(通常盤)、BOXセット
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デイリー1位、ウィークリー9位
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アルバム
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Lee Seung Gi -The Best-
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2012年4月18日
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CD+DVD(日本独自企画盤)、CD(通常盤)
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デイリー6位、ウィークリー20位
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アルバム
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Tonight -Japan Special Edition-
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2012年4月18日
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CD+DVD(完全初回生産限定盤)
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注釈
外部リンク
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シーズン |
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デビューメンバー |
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CHINA | |
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ディスコグラフィ |
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- PRODUCE 101 - 35 Boys 5 Concepts
- PRODUCE 101 - FINAL
- "ナヤナ (PICK ME)"
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S4 | |
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JAPAN S1 | |
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JAPAN S2 |
- PRODUCE 101 JAPAN SEASON2 - 40 Boys 5 Concepts
- PRODUCE 101 JAPAN SEASON2 - FINAL
- "Let Me Fly 〜その未来へ〜"
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JAPAN S3 |
- PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS - 35 Girls 5 Concepts
- PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS - FINAL
- "LEAP HIGH! 〜明日へ、めいっぱい〜"
- PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS
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派生グループ 関連アーティスト |
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製作協力 | |
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関連項目 | |
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歴代受賞者()内の数字は第○回、受賞曲は音源部門を参照 |
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