アーサー王に関する書籍の一覧
アーサー王に関する書籍の一覧(アーサーおうにかんするしょせきのいちらん)は、アーサー王物語とその登場人物に関連する書籍の一覧。また#日本語訳リストは、各作品ごとに「[和訳1]」等の注釈リンクを附記して生成した。
6世紀-11世紀
ラテン語
ウェールズ語
12世紀
ラテン語
フランス語
アングロ=ノルマン語を含む。
- (ロベールの詩のうち、『ヨセフ』と『メルラン』の300行が現存している。またロベールによるものと思われる散文版の『ヨセフ』、『メルラン』、『ペルスヴァル』三部作が2つの写本に残っている。)
- 「角盃の歌」(Laid du Cor 1150-1200年頃) ロベール・ビケ(英語版) - カラドク(英語版)が角盃を使いこなし妻の貞淑を証明
- 「寸法の合わないマント」[20](Mantel Mautaillé 12世紀[1]もしくは1200-1225年[20])- サー・カラドクの妻がマントを着こなして貞淑を証明
ドイツ語
ウェールズ語
《マビノギオン》に収められたアーサーに関する伝承[和訳 1][和訳 13]
- カムリに伝わる物語
- 『キルッフとオルウェン』 (Culhwch and Olwen、1100年頃) - キルッフというアーサーの甥の婚姻譚・探求譚
- 『ロナブイの夢』 (The Dream of Rhonabwy)
- アルスルの宮廷のロマンス
- 『ウリエンの息子オウァインの物語, あるいは泉の貴婦人』 (Owain, neu Iarlles y Ffynnon) - クレティアンの『イヴァン』と同源話
- 『エルビンの息子ゲライントの物語』 (Gereint ac Enid) - クレティアンの『エレックとエニード』と同源話
- 『エヴラウクの息子ペレドゥルの物語』 (Peredur fab Efrawg) - クレティアンの未完作『ペルスヴァル』に相当するが、ウェールズの伝承を取り入れているのでかなり差異がある。
- (成立年代にはすべて異説がある)
13世紀
ラテン語
フランス語
ラングドイル、ラングドック両方言含む。
- 『フェルギュス』 (Roman de Fergus、1200-1233年頃[21]) ギヨーム・ル・クレール(英語版)[22] - スコットランドが舞台。題名主人公は「美しき盾の騎士」の異名を得る。
- 『ジョフレ』 (Jaufré、1180年頃/1225年頃(異説あり)[23]) 著者不詳 - オック語
- 『ラギデルの仇討ち』(Vengeance Raguidel) ラウール作 1220年頃 - 作者はラウール・ド・ウーダン(英語版)との説もある[24]
- 《ランスロ=聖杯サイクル》(流布本サイクルとも。1210年代に始まり, 1230年代に成立)著者不詳
- 『聖杯の由来』 (Estoire del Saint Grail)
- 『メルラン物語』 (Estoire de Merlin)
- 『ランスロ本伝』 (Lancelot propre)
- 『聖杯の探索』 (Queste del Saint Graal)[和訳 14]
- 『アルテュの死』 (Mort Artu)[和訳 15]
- 『ペルレスヴォー』 (Perlesvaus、1210年代頃)著者不詳
- 『散文のトリスタン』 - リュース・ド・ガ(Luce de Gat)作(1230年代)とエリ・ド・ボロン(Helie de Boron)作(1240年代頃)
- 『沈黙物語』 (Roman de Silence、1260年代頃)エルドリュ・ド・コルンウォーユ(Heldrius de Cornwall)
- 《後期流布本サイクル》(1230年代 - 1240年代)著者不詳
- 『聖杯の由来』 (Estoire del Saint Grail)
- 『メルラン物語』 (Estoire de Merlin)
- 『聖杯の探索』 (Queste del Saint Graal)
- 『アルテュの死』 (Mort Artu)
- 『リゴメールの驚異』 (Les Merveilles de Rigomer) - ジャン
- 『パラメデス』 (Palamedes) - ルスティケロ『集成』(後述)に含まれている。
- 『アルテュス王物語』 (Roman de roi Artus 1290年代- 1300年頃)ルスティケロ・ダ・ピサ - 単に『集成 』(Compilation)とも称される。
- 『礼儀正しきギロン』[?] (Gyron le courtois) - ルスティケロ『集成』の一部で1501?年以降の出版本がある。
- 『レオノワのメリアデュス』[?] (Meliadus de Leonnoys)- ルスティケロ『集成』の一部で1528年のガリオ・デュ・プレ(Galliot du Pré)版、1532年に別の版元ドニ・ジャノ (Denys Janot)が発行。
ドイツ語
- 『トリスタンとイゾルデ』 (1210年代頃) ゴットフリート・フォン・シュトラースブルク[和訳 16]
- 『パルチヴァール』 (Parzival 、1210年代頃) ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハ [和訳 17]
- 『花咲く谷のダニエル』 (Daniel von Blumenthal、1220年頃) デア・シュトリッカー(Der Stricker、筆名) 作
- 『クローネ』/『王冠』 (Diu Crône) ハインリヒ・フォン・デム・テューリン(Heinrich von dem Türlin)作
- デア・プライアー (Der Pleier) の韻文作品
- 『花咲く谷のガーレル』 (Garel von dem blühenden Tal、1230年代頃;1250-80頃)
- 『タンダレイースとフロールディベル』 (Tandareis und Flordibel、1250-80頃)
- 『メーレランツ 』(Meleranz、1250-80頃)
- 『デア・マンテル』(?) (Der Mantel, 13世紀) - 「寸法の合わないマント」のドイツ翻案。かつてハインリヒ・フォン・デム・テューリンの作と目されていた。
ノルド語
- 修道士ローベルトによる散文翻案
- 『ストレングレイカル』 (Strengleikar) - マリー・ド・フランス作などのレー翻訳集。
- 「山羊葉」(Geitarlauf) - マリーの「すいかずら」の訳
- 「ヤヌアルの歌」(Januals ljóð) - 「ランヴァル」の訳
英語
オランダ語
- 《ランセロット》(Lanceloet-Compilatie) - ランスロット=聖杯サイクル系の物語の改作、他の物語の改作、オリジナルなど10篇[26]。
- 『ランセロット』(Lanceloet)
- 『ペルセヴァール』 (Perchevael)
- 『モリアーン』 (Moriaen) 著者不詳
- 『聖杯の探索』 (Queeste vanden Grale)
- 『ラヒセルの復讐』 (Wrake van Ragisel) - 『ラギデルの仇討ち』の中オランダ語版
- 『袖の騎士』(Ridder metter mouwen)
- 『ワルウェインとケイ』(Walewein ende Keye)
- 『ランセロットと白き足の鹿』 (Lanceloet en het hert met de witte voet)
- 『トレク 』 (Torec) ヤーコブ・ファン・マールラント(英語版)作
- 『アーサーの死』(Arturs doet)
- 『フェルヒュート』 (Ferguut、13世紀後半) - 『フェルギュス』の翻案。[25]
ヘブライ語
- 『アルトゥ王』 (Melech Artu) - 『ブリテン列王史』のヘブライ語の改作。
ウェールズ語
- 『王たちのブリート』 (Brut y Brenhinedd) - モンマスを年代記風にしたもの。
- 《カーマーゼンの黒本》 - 作者不明。アーサーについて言及がある。
14世紀
英語
イタリア語
- 『円卓物語』 (Tavola Ritonda、1325-1350年頃) 著者不詳 - 『散文トリスタン』や『パラメデス』の内容を取り入れた作品。
フランス語
- 『ペルスフォレ』 (Perceforest、1337-1344年頃) 著者不詳 - アレキサンダー大王が任じた英国封王ペルセフォーレの2~3代目が、アーサーらとかかわり合う[28][29]。
- 『小ブリタニアのアルテュス』 (Artus de la Petite Bretagne) - 主人公はブルターニュ公子で、有名なアーサー王ではなく、ランスロットの末裔。
ギリシア語
- 『老いた騎士(プレスビュス・ヒッポテス)』 (Presbys Hippotes、1300年頃) - 短詩。この老騎士には、パラメデス、ガウェイン、ランスロット、トリスタンもかなわない。[30]。
15世紀
英語
16世紀
英語
ウェールズ語
- 『トリスタン物語』 (Tristan Romance、1550年頃) - いくつかの写本に断片が残っている[34]。
ロシア=ベラルーシ語
- 『散文トリスタン』 (Povest Trychane、1560年代)
17世紀
英語
イディッシュ語
- Widwilt - 『謎の美少年(Le Bel Inconnu)』のイディッシュ語改作。
18世紀
- トマス・ワートン(1728年 - 1790年)の作品
- アーサー王の墓(The Grave of King Arthur、1777年)
- ウィンチェスターのアーサー王の円卓で(On King Arthur's Round-table at Winchester、1777年)
- ヴォーティガンとロウィーナ(Vortigern and Rowena、1796年)ウィリアム・ヘンリー・アイアランド - シェイクスピア外典
19世紀
20世紀
- King Arthur and his Knights(1903) by Maude Radford
- <アーサー王>シリーズ全4巻(1903年 - 1910年)ハワード・パイル[和訳 42]
- チャールズ・ウィリアムズ(英語版)(Charles W. S. Williams) - インクリングズの一員
- War in Heaven (1930)
- Taliessin through Logres (1938) , The Region of the Summer Stars (1944) (poem cycles)
- Merlin's Godson (1936 - 1974) by H. Warner Munn
- The Little Wench (1935) by Philip Lindsay
- 円卓の騎士(Les Chevaliers de la Table Ronde, 1937年)ジャン・コクトー[和訳 43]
- 永遠の王(The Once and Future King、1938年 - 1958年)T.H.ホワイト[和訳 44][和訳 45]
- サルカンドラ かの忌わしき砦(That Hideous Strength, 1945年)C・S・ルイス[和訳 46]
- Porius (1951) by John Cowper Powys
- The Great Captains (1956) by Henry Treece
- ローズマリー・サトクリフ
- ともしびをかかげて (The Lantern Bearers, 1959)[和訳 47]
- 落日の剣 (Sword at Sunset, 1963)[和訳 48]
- トリスタンとイズー (Tristan and Iseult, 1971)[和訳 49]
- <アーサー王>三部作 (King Arthur Trilogy, 1979 - 1981)[和訳 50]
- スーザン・クーパー
- コーンウォールの聖杯 (Over Sea, Under Stone, 1968)[和訳 51]
- <闇の戦い>シリーズ全4巻 (The Dark Is Rising Sequence, 1973 - 1977)[和訳 52]
70年代
- Eagle in the Snow (1970) by Wallace Breem
- The Merlin series (1970 - 1995) by Mary Stewart
- アーサー王と気高い騎士たちの行伝(The Acts of King Arthur and His Noble Knights, 1975年)ジョン・スタインベック[和訳 53]
- Merlin's Mirror (1975) by Andre Norton
- Merlin (romance) (1978) by Robert Nye
- Arthur Rex: A Legendary Novel(1978) by Thomas Berger
- The Three Damosels (1978) and The Enchantresses (1998) by Vera Chapman (the latter with Mike Ashley)
- The Dragon Lord (1979) by David Drake
- キャメロット最後の守護者(The Last Defender of Camelot, 1979年)ロジャー・ゼラズニイ[和訳 54]
80年代
- The Down the Long Wind series by Gillian Bradshaw (1980–82)
- Firelord Trilogy (1980 - 1985) by Parke Godwin
- The Idylls of the Queen (1982) by Phyllis Ann Karr
- アヴァロンの霧(The Mists of Avalon、1983年)マリオン・ジマー・ブラッドリー[和訳 55]
- The Fionavar Tapestry, a fantasy trilogy (1984 - 1986) by Guy Gavriel Kay
- The Guinevere trilogy(1987 - 1993) by Persia Woolley
- The Pendragon Cycle (1987 - 1997) by Stephen Lawhead
- Knight Life (1987), One Knight Only (2004) and Fall of Knight (2007) by Peter David
- The Coming of the King: The First Book of Merlin by Nikolai Tolstoy (1988)
- Stones of Power (1988) David Gemmell
90年代
- The Last Pendragon by Robert Rice (1991)
- The Tales of Arthur, books of The Keltiad (1991 - 1996) by Patricia Kennealy-Morrison
- A Dream of Eagles (Camulod Chronicles, 1992 - 2006) by Jack Whyte
- Forever King Trilogy (1992 - 2004) by Molly Cochran and Warren Murphy(ウォーレン・マーフィー)
- The Child Queen (1994), The High Queen (1995), Prince of Dreams (2004), and Grail Prince (2003) by Nancy McKenzie
- The Winter Prince (1993) by Elizabeth Wein
- The Arthor series (1994 - 1999) by A. A. Attanasio
- The Return of Merlin (1995) by Deepak Chopra
- Merlin's Bones (1995) by Fred Saberhagen
- <小説アーサー王物語>三部作(The Warlord Chronicles, 1995 - 1997)バーナード・コーンウェル[和訳 56]
- Dark Ages of Britain series(1998) by Joan Wolf
- The Squire's Tales (1996 - 2010) by Gerald Morris
- The Lost Years of Merlin Epic (1996 - 2000) by T.A. Barron
- I am Mordred (1998) and I am Morgan le Fay (2002)ナンシー・スプリンガー
- Albion, a trilogy of historical novels (1997, 2000, 2007) by British author Patrick McCormack
- The Guenevere novels(1999, 3 volumes) by Rosalind Miles
- Hallowed Isle(1999 - 2000, 4 volumes) by Diana L. Paxon
21世紀
- <ふたりのアーサー (少年騎士アーサーの冒険)>シリーズ (Arthur-Saga, 2000 - 2004) ケビン・クロスリー=ホランド[和訳 57]
- The Merlin Codex Trilogy (2001 - 2007) ロバート・ホールドストック
- Corbenic by Catherine Fisher (2002)
- Tales of King Arthur by Daniel and Ronne Randall, illustrated by Graham Howells. (2002)
- Sword of the Rightful King (2003) and The Young Merlin Trilogy (2004) ジェイン・ヨーレン
- The House of Pendragon series (2003 - 3007) by Debra A. Kemp
- The Extraordinary Adventures of Alfred Kropp (2005) by Rick Yancey
- The Sangreal Trilogy (2005 - 2007) by Amanda Hemingway (Jan Siegel)
- アヴァロン・ハイ(Avalon High, 2006) メグ・キャボット[和訳 58]
- Lords of Avalon Series (2006) by Kinley MacGregor (Sherrilyn Kenyon)
- アーサー王ここに眠る(Here Lies Arthur, 2007) フィリップ・リーヴ[和訳 59]
- Dracula vs. King Arthur (2007) By Adam Beranek, Christian Beranek and Chris Moreno
- The Pendragon's Banner Trilogy (re-published UK 2007 & USA 2009) by Helen Hollick
- Song of the Sparrow (2007) by Lisa Ann Sandell
- Camelot Lost (2008) by Jessica Bonito (Jessica McHugh)
- Sons of Avalon, Merlin's Prophecy by Dee Marie (2008)
- The Last Pendragon Saga (2 volumes, 2010, 2011), Cold My Heart (2011) by Sarah Woodbury
- The Book Of Mordred by Vivian Vande Velde
- King Arthur Trilogy by M.K. Hume
- Merlin Trilogy
- The Return of Arthur series by Alan Fenton
日本
ライトノベル
解説書・研究書
訳書
- リチャード・バーバー『アーサー王 その歴史と伝説』 髙宮利行訳、東京書籍、1983年
- リチャード・キャベンディッシュ『アーサー王伝説』 高市順一郎訳、晶文社、1983年
- ジャン・フラピエ『アーサー王物語とクレティアン・ド・トロワ』 松村剛訳、朝日出版社
- ジャン・フラピエ『聖杯の神話』 天沢退二郎訳、筑摩書房「筑摩叢書」、1990年
- ローナン・コグラン『図説 アーサー王伝説事典』 山本史郎訳、原書房、1996年
- C・スコット・リトルトン、リンダ・A・マルカー共著『アーサー王伝説の起源―スキタイからキャメロットへ』辺見葉子、吉田瑞穂訳、青土社、1996年
- デヴィッド・ニコル『アーサーとアングロサクソン戦争』、アンガス・マックブライド絵、佐藤俊之訳、オスプレイ・メン・アット・アームズ・シリーズ、新紀元社、2000年
- クリストファー・スナイダー『図説 アーサー王百科』 山本史郎訳、原書房, 2002年
- マーティン・J・ドハティ『図説 アーサー王と円卓の騎士 その歴史と伝説』 伊藤はるみ訳、原書房, 2017年
- フィリップ・ヴァルテール『アーサー王神話大事典』 渡邉浩司・渡邉裕美子訳、原書房、2018年
- ジョーゼフ・キャンベル『聖杯の神話 アーサー王神話の魔法と謎』 斎藤伸治訳、人文書院、2023年
日本人の著作
- 青山吉信 『アーサー伝説―歴史とロマンスの交錯―』 岩波書店、1985年
- 池上忠弘 『ガウェインとアーサー王伝説』 秀文インターナショナル、1988年
- 江藤淳『漱石とアーサー王伝説 『薤露行』の比較文学的研究』講談社(講談社学術文庫)、1991年
- 井村君江『アーサー王ロマンス』筑摩書房(ちくま文庫)、1992年
- 加藤恭子『アーサー王伝説紀行 神秘の城を求めて』中央公論新社(中公新書)、1992年
- 高宮利行『アーサー王伝説万華鏡』中央公論社、1995年
- 田中仁彦『ケルト神話と中世騎士物語 「他界」への旅と冒険』中央公論新社(中公新書)、1995年
- 井村君江『コーンウォール 妖精とアーサー王伝説の国』東京書籍、1997年
- 横山安由美『中世アーサー王物語群におけるアリマタヤのヨセフ像の形成―フランスの聖杯物語』溪水社、2002年
日本語訳(脚注)
- ^ a b 井辻朱美『マビノギオン―ケルト神話物語 シャーロット・ゲスト版』原書房、2003年。
- ^ イアン・ツァイセック『図説 ケルト神話物語』山本史郎・山本泰子訳(原書房 1998年)
- ^ 瀬谷幸男『ブリタニア列王史』南雲堂フェニックス、
2007年
- ^ 瀬谷幸男『マーリンの生涯』南雲堂フェニックス、2009年
- ^ 鈴木徹也「ウァース:「ブリュ物語」の“アルテュール王一代記”試訳」(1) - (8)『帝京大学短期大学紀要』 -2003年
- ^ a b c 新倉俊一、他『信仰と愛と フランス中世文学集1』 白水社、1990年
- ^ 月村辰雄『十二の恋の物語 マリー・ド・フランスのレー』岩波文庫、1988年
- ^ 菊池淑子 『クレティアン・ド・トロワ「獅子の騎士」 フランスのアーサー王物語』平凡社、1994年
- ^ a b 新倉俊一、他「ランスロまたは荷車の騎士」『愛と剣と フランス中世文学集2』白水社、1991年
- ^ 小澤昭夫「アイルハルト・フォン・オーベルク作「トリスタン物語」(前後編)、『北陸学院短期大学紀要』19-20、1987-88年
- ^ 平尾浩三『湖の騎士ランツェレト』同学社、2010年
- ^ 平尾浩三、他『ハルトマン作品集』郁文堂、1982年
- ^ 中野節子『マビノギオン 中世ウェールズ幻想物語集』JULA出版局、2000年
- ^ 天沢退二郎『聖杯の探索 作者不詳・中世フランス語散文物語』人文書院、1994年
- ^ 新倉俊一、他「アーサー王の死」『奇跡と愛と フランス中世文学集4』白水社
- ^ 石川敬三『トリスタンとイゾルデ』郁文堂、1976年
- ^ 加倉井粛之、他『パルチヴァール』郁文堂 、1998年
- ^ 大槻博『ブルート 十三世紀初頭に書かれた英国史』大阪教育図書、1997年
- ^ 清水阿や『頭韻詩 アーサーの死』ドルフィンプレス、1986年
- ^ 清水阿や『アーサーの死 八行連詩 全訳』ドルフィンプレス、1985年
- ^ a b c 清水阿や訳注『英和対訳 中世韻文アーサー物語 三篇』ドルフィンプレス、1994年
- ^ 宮田武志『王子ガウェインと緑の騎士』大手前女子大学アングロ・ノルマン研究所、1979年
- ^ 道行助弘『中世英国騎士物語 サー・ガーウェインと緑の騎士〔他一編〕』桐原書店、1986年
- ^ 境田進『ガウェイン詩人全訳詩集』小川図書、1992年
- ^ 瀬谷広一『ガウェーンと緑の騎士――ガーター勲位譚』木魂社、2002年
- ^ 池上忠弘『サー・ガウェインと緑の騎士』専大センチュリー専修大学出版局、2009年
- ^ 中世英国ロマンス研究会 訳『中世英国ロマンス集 第二集』篠崎書林、 1986
- ^ 中世英国ロマンス研究会 訳『中世英国ロマンス集 第三集』篠崎書林、 1993[?]
- ^ 厨川文夫&厨川圭子『アーサー王の死』ちくま文庫、1986年
- ^ 井村君江『アーサー王物語』(1) - (5)、筑摩書房、2004-2007年
- ^ 中島邦男『完訳アーサー王物語』(上・下)青山社、1995年
- ^ 和田勇一、福田昇八『妖精の女王』2005
- ^ 清水阿や『マーリンの誕生 または子の父親発見』ドルフィンプレス、1989年
- ^ a b 西前美巳『対訳テニスン詩集』2003年
- ^ 菅野徳助、奈倉次郎訳註『アーサー王物語』三省堂
- ^ 清水阿や『全訳王の牧歌 十二巻』ドルフィンプレス、1999年
- ^ 大久保博『中世騎士物語 騎士道の時代』角川文庫、1974年
- ^ 野上弥生子『中世騎士物語』岩波文庫、初版1942年、改版1980年、ワイド版1991年
- ^ 石井正之助『アーサー王と円卓の騎士』 (福音館古典童話シリーズ (8))、福音館書店、1972年
- ^ 龍口直太郎『アーサー王宮廷のヤンキー』2000年(ほか、複数の日本語訳あり)
- ^ 佐藤輝夫『トリスタン・イズー物語』岩波文庫、1953年
- ^ 松本健太郎 『アーサー王の冒険』(学生社)
- ^ 諏訪正「円卓の騎士」『声/怖るべき親たち ベスト・オブ・コクトー 』白水社、1993年
- ^ 森下弓子『永遠の王 アーサー王の書』(上・下)創元推理文庫、1992年
- ^ 上地ちづ子『王様の剣』講談社、1985年
- ^ 中村妙子、西村徹『サルカンドラ かの忌わしき砦』筑摩書房、1987年
- ^ 猪熊葉子『ともしびをかかげて』岩波少年文庫、2008年
- ^ 山本史郎『落日の剣 真実のアーサー王の物語 上(若き戦士の物語)・下(王の苦悩と悲劇)』原書房、2002年
- ^ 井辻朱美『トリスタンとイズー』沖積舎、1989年
- ^ 山本史郎『アーサー王と円卓の騎士』『アーサー王と聖杯の物語』『アーサー王最後の戦い』原書房、2001年
- ^ 武内孝夫『コーンウォールの聖杯』学習研究社、1972年 (改訂新版 2002年)
- ^ 浅羽莢子『闇の戦い(1) 光の六つのしるし』1981年、『闇の戦い(2) みどりの妖婆』1981年、『闇の戦い(3) 灰色の王』1981年、『闇の戦い(4) 樹上の銀』1982年、いずれも評論社(改訂新版 2006年 - 2007年)
- ^ 多賀谷悟・橋口保夫ほか「アーサー王と気高い騎士たちの行伝」『スタインベック全集 20』大阪教育図書、2001年
- ^ 浅倉久志「キャメロット最後の守護者」『キャメロット最後の守護者』早川書房、1984年
- ^ 岩原明子『アヴァロンの霧(1) 異教の女王』1988年、『アヴァロンの霧(2) 宗主の妃』1988年、『アヴァロンの霧(3) 牡鹿王』1988年、『アヴァロンの霧(4) 円卓の騎士』1989年、いずれもハヤカワ文庫
- ^ 木原悦子『小説アーサー王物語 エクスカリバーの宝剣』(上・下)1997年、『小説アーサー王物語 神の敵アーサー』(上・下)1997年、『小説アーサー王物語 エクスカリバー最後の閃光』(上・下)1998年、いずれも原書房
- ^ 亀井よし子『ふたりのアーサー(1) 予言の石』2002年、『ふたりのアーサー(2) 運命の十字』2002年、『ふたりのアーサー(3) 王の誕生』2005年、いずれもソニー・マガジンズ(のちに『少年騎士アーサーの冒険』に改題し角川文庫で再版、2004年 - 2005年)
- ^ 代田亜香子『アヴァロン 恋の〈伝説学園〉へようこそ! 』理論社、2007年
- ^ 井辻朱美『アーサー王ここに眠る』、東京創元社、2009年
脚注
- ^ a b Lacy, Norris J., ed (1986). Garland
- ^ White, Richard, ed (1997). King Arthur in Legend and History. London: Dent. ISBN 0460879154
- ^ White 1997, pp. 13-16)
- ^ 序章の話はベディヴィア#中世を、賠償の牛の話はen:Cadoc#Cadoc and Arthurを参照
- ^ Lacy 1986, pp. 565–7, GA(Geoffrey Ashe) 執筆, "Triads" の項
- ^ Bromwich, Rachel (1961), (snippet)Trioedd Ynys Prydein: The Welsh Triads (Cardiff: University of Wales Press), https://books.google.co.jp/books?id=wgYIAQAAIAAJ
- ^ Bromwich 1961, pp. 97–121
- ^ a b Bromwich 1961, p. cxxx "period of the cywyddwyr"
- ^ Bromwich 1961, Appendix III, pp. 240-249
- ^ Bromwich 1961, Appendix IV, pp. 250-255
- ^ White 1997, pp. 16–17
- ^ 三木, 賀雄(Yoshio)「12世紀のブルターニュ物語における船について」(pdf)『年報・フランス研究』第32巻、1998年12月25日、119-132頁。 , p. 129, 脚注20で典拠をツァイセック『図説 ケルト神話物語』とする。
- ^ de la Borderie, Arthur, ed (1891). “Saint Efflam, texte inédit de la vie ancienne de ce saint”. Annales de Bretagne (Facultés des Lettres et Sciences Humaines, Universities of Rennes et Nantes) VII: 279-. https://books.google.co.jp/books?id=5ERNAAAAMAAJ&pg=pa279. (p.299)
- ^ Lacy 1986, p. 471, GA 執筆、"Saints' Lives, Arthur in" の項
- ^ White 1997, pp. 22–23
- ^ Lacy 1986, p. 630, KGM (Kenneth G. Madison) 執筆, "William of Malmesbury"の項
- ^ White 1997, pp. 24
- ^ Green, Cynthia Whiddon (1998年). “Jocelyn, a monk of Furness: The Life of Kentigern (Mungo)”. Fordham University. 2012年12月25日閲覧。, Chapter xlv, "Laleocen"
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- ^ 渡邉, 浩司「「伝記物語」の変容--ギヨーム・ル・クレール作『フェルギュス』をめぐって」『仏語仏文学研究』第39巻、2007年3月、25-67頁。
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- ^ Lacy 1997, pp. 420–1, Kibler 執筆の項
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- ^ Lacy 1997, p. 289、Christopher Smith(CNS)執筆, "Hughes, Thomas"の項
- ^ Bruce 1999
参考文献
外部リンク
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