『ぼくたちの疾走』(ぼくたちのしっそう)は、山本おさむによる日本の漫画作品。『週刊漫画アクション』(双葉社)にて、1981年6月4日号から1985年7月3日号まで連載された[1]。1984年5月9日から9月26日にTBSテレビ(東京放送テレビ局)と、大映テレビの共同制作でテレビドラマ化され、TBS系列(一部除く)で水曜日19時30分 - 20時00分に放送された。
概要
同作品は、高校生の2人のカップルを中心に、当時の高校生の性への関心、友情、いじめ、社会、未来への不安などの課題や悩みを感情性を重視して描いたもので、テレビドラマ化されるにあたっては、前年に同じくTBSテレビと大映テレビが共同制作して放送された『高校聖夫婦』の成功を受け、「新しい形の青春ドラマ」として企画された[2]。
当初、全26話を予定していた[2]が、プロ野球の中継やロサンゼルスオリンピックの中継などによる放送休止が多かったため、全16話を以って放送終了した。なおTBS水曜19:30のドラマは、本作が事実上最後となった。
書誌情報
テレビドラマ版
- 1984年5月9日 - 1984年9月26日 水曜日19:30-20:00に放送。
- 1話30分×16話(6月6日・7月11日・9月5日・9月19日はプロ野球中継による休止、8月1日はロサンゼルスオリンピック中継による休止)
- 原作の漫画の世界観をそのまま表現するように制作された[18]。なお、妙子役の大沢逸美は本作に出演する際に、原作版の漫画の妙子にそっくりと言われた[18]。
出演
スタッフ
放映リスト
話数 |
放送日 |
サブタイトル |
脚本 |
監督
|
1 |
1984年5月9日 |
UFOを見た日 |
長野洋 |
井上芳夫
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2 |
1984年5月16日 |
夜桜とパンティ
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3 |
1984年5月23日 |
KISS キス きす |
今井詔二 |
合月勇
|
4 |
1984年5月30日 |
大相撲ライター |
長野洋 |
井上芳夫
|
5 |
1984年6月13日 |
大脱走ワルツ |
今井詔二 |
合月勇
|
6 |
1984年6月20日 |
突然ラブレター |
井上芳夫
|
7 |
1984年6月27日 |
真夜中のウォークマン |
長野洋 |
合月勇
|
8 |
1984年7月4日 |
NAGOYAよりの使者 |
井上芳夫
|
9 |
1984年7月18日 |
泣くなオートバイ |
今井詔二
|
10 |
1984年7月25日 |
セブンティーン |
長野洋 |
土屋統吾郎
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11 |
1984年8月8日 |
なやましサマー |
合月勇
|
12 |
1984年8月15日 |
ひと夏の体験
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13 |
1984年8月22日 |
夏!アダルト感覚 |
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14 |
1984年8月29日 |
10人の聖徳太子 |
長野洋 |
土屋統吾郎
|
15 |
1984年9月12日 |
二人の愛の方程式 |
今井詔二
|
16 |
1984年9月26日 |
恋人宣言なのだ! |
長野洋 |
合月勇
|
ネット局
特筆の無い限り全て同時ネット
出典
参考文献
TBS系列 水曜19:30 - 19:58枠(1984年5月 - 9月) |
前番組 |
番組名 |
次番組 |
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ザ・チャンス!※19:20 - 19:58 【火曜19:00より移動、8分拡大】 【再びクイズ・ゲームバラエティー番組】
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TBS 水曜19:58 - 20:00枠(1984年5月 - 9月) |
パソコントラベル君ならどうする ※19:30 - 20:00
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ぼくたちの疾走 【ここまでネットワークセールス枠】
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番組 |
1960年代 | |
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1970年代 | |
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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役員・スタッフ |
- 香取雍史
- 近藤一男
- 渡辺良介
- 明石竜二
- 小森忠
- 柳田博美
- 千原博司
- 川口武夫
- 荒川洋
- 安倍道典
- 野木小四郎
- 野添和子
- 春日千春
- 塙太志
- 熊谷理恵
- 八木亜未
- 平池拓一
- 野村知正
- 都築歩
- 北川俊樹
- 長坂淳子
- 佐野奈緒子
- 木村康信
- 渡辺良介
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出演俳優など |
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大映ドラマ出演者 |
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音楽 |
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ナレーター | |
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プロデューサー | |
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監督 | |
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脚本 | |
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関連人物 | |
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関連項目 | |
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放送局 | |
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放送枠 | |
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