広島貨物ターミナル駅(ひろしまかもつターミナルえき)は、広島県広島市南区東駅町にある日本貨物鉄道(JR貨物)山陽本線の貨物駅である。書類上は芸備線も乗り入れていることになっているが、現在は芸備線から当駅への出入りはできず、運行時刻表にも当駅の欄はない(つまり全列車が通過する)ため、単なる山陽本線との分岐点という扱いになっている。
西日本旅客鉄道(JR西日本)の広島運転所や天神川駅に隣接している。南区内にマツダの工場があるため、発着貨物に自動車部品の割合が多い。
歴史
駅構造
3面のコンテナホーム、着発線荷役方式(E&S方式)を採用する4本の着発荷役線、その他数本の側線を有する。乗務員基地である広島機関区や、営業窓口であるJR貨物広島営業所を併設している。
取扱貨物
貨物列車
2013年3月16日現在[3]。
- 高速貨物列車
下り列車(北九州貨物ターミナル駅方面行)は1日18本停車する。うち6本は当駅終着、7本は当駅始発、5本は停車列車である。行き先は、当駅始発列車が大竹駅・岩国駅・新南陽駅・宇部駅・下関駅。停車列車が、福岡貨物ターミナル駅・鹿児島貨物ターミナル駅である。
上り列車は(岡山貨物ターミナル駅方面行)は1日19本停車する。うち3本は当駅終着、3本は当駅始発、13本は停車列車である。行き先は、百済・名古屋・西浜松駅・沼津駅・東京・越谷・倉賀野駅・宇都宮・仙台・新潟・札幌のいずれかである。
専用線
その他
隣の駅
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- ■山陽本線
- 海田市駅 - (向洋駅) - (天神川駅) - 広島貨物ターミナル駅 - 広島駅
- 向洋駅と天神川駅は旅客線にしかプラットホームがなく、貨物線経由の列車の運行上では存在しない扱いとなっている。そのため、西条方面の実際の隣の施設は海田市駅となる。
- ■芸備線(全列車通過)
- 矢賀駅 - (広島貨物ターミナル駅) - 広島駅
脚注
注釈
- ^ 山陽新幹線の東広島駅とは関係がない。なお、新幹線の東広島駅が開業したのは1988年(昭和63年)で、当駅が「広島貨物ターミナル」に改称したのは1995年(平成7年)であり、会社の違いはあるが「東広島駅」が7年間併存していた。
出典
関連項目
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姫路 - 上郡 | |
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上郡 - 岡山 | |
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岡山 - 福山 | |
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福山 - 三原 | |
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三原 - 広島 | |
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広島 - 岩国 | |
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岩国 - 徳山 ■ | |
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徳山 - 下関 ■ | |
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*打消線は廃駅 |