山本 百合子(やまもと ゆりこ、1960年2月13日[2][3] - )は、日本の声優、女優、歌手、ナレーター[5]。東京都日野市出身[2][3][6]。青二プロダクション所属[6]。
経歴
小さい頃から、泳ぐのが好きで、スイミングスクールに通ったり、中学時代では水泳部に所属[3]。初めはクロールをしていたが、中学生になってからブレストが好きになった[3]。中学時代に水泳で学校代表になって目立っていたぐらいで、普通の子供だった[3]。
幼い頃から歌手志望であり、中学生時代にはラジオののど自慢番組に出場して5週連続で勝ち抜いたこともあった[8]。堀越高等学校芸能コース在学[2]中、16歳で歌手デビュー[3]。アイドル時代の同期にはピンク・レディーなどがいる[3]。1976年4月25日、テイチクレコードから「いくじなし」でデビュー[3]。これを含め、計3枚のレコードを出す。テレビドラマ初出演は1977年にTBS系列放送の『光る崖』[8]。また、NHK総合テレビ『ウルトラアイ』のアシスタント、NHKラジオ第1放送『おしゃべり歌謡曲』の出演などを務めていたこともある[2]。アイドル時代の所属事務所は六本木オフィスだった[2]。
1979年10月、東京・渋谷の西武劇場で上演された演劇実験室天井桟敷の『魔術音楽劇 バルトークの青ひげ公の城』[3]で主役のユディット役を演じ、天井桟敷で同期となる高橋ひとみや三上博史らと共演した。2014年9月21日にテレビ朝日で放送された『芸能人アノ同期は今』で疎遠になっていた高橋と30年振りに再会して当時の思い出話などを語っている[9]。
1980年にアニメ映画『サイボーグ009 超銀河伝説』で挿入歌「この星の上で」・「愛はまぼろし」を歌い、初めてアニメ業界との接点を持つ[3]。翌1981年、『ハロー!サンディベル』(サンディベル役)で声優デビューを果たした[3]。
『クイズ年の差なんて』のナレーションを担当している頃は、そのハイテンションな語り口から、番組に出演していたピンクの電話の清水よし子と間違われることが多かった。
近年は同年代の他の女性声優同様、ナレーション業を主体としている。アニメーションの仕事は少なくなったが、家庭教師のトライのTVCM「教えて!トライさん」・アルプスの少女ハイジ編にて、引退した吉田理保子の代役としてクララ役を演じている[10]。
人物紹介
特色
主に1980年代を中心に活躍。
歌手からの転向という経緯もあり、『北斗の拳』、『超獣機神ダンクーガ』、『魔法使いサリー』、『まじかる☆タルるートくん』、『レディジョージィ』、『魔法の少女シルキーリップ(メガCD版)』など、アニメやゲーム含め自身が出演した作品の多くでキャラクターソングや挿入歌、オープニング主題歌・エンディング主題歌も担当した。
経緯・エピソード
- 『サイボーグ009 超銀河伝説』のイベントのため、003役の杉山佳寿子らと夜行列車で移動していた際、話の流れから皆でハイジの高声を順に出してみることになった。山本はこの際に声を杉山に褒められ、「それが後に声優の初オーディションに挑んだ際、潜在的な自信になっていた」と語っている。
- デビュー作である『ハロー!サンディベル』では、元々主題歌担当歌手のオーディションに参加していた[3]。結果的には落選となったが、その後主演声優のオーディションも行われていることを知ってそちらにも参加し、そのまま選ばれたというエピソードがある[3]。
- 鶴ひろみは「VoiceNewtype女性編」の中で、仲の良い人物として山本の名を挙げている。2017年に鶴が逝去し、後日行われたお別れ会では山本が司会を務めた。
- 24歳の時に高校の体育教師を務める一般男性と結婚。現在は母親でもある。
- 音域は地声C〜C(ファルセットG)[6]。趣味はゴルフ、FC東京サポーター、御朱印集め[6]。
出演
太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
- 1981年
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- 1982年
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- 1983年
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- 1984年
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- 1985年
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- 1986年
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- 1987年
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- 1988年
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- 1989年
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- 1990年
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- 1991年
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- 1993年
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- 1995年
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- 2000年
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- 2001年
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- 2004年
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- 名探偵コナン(2004年 - 2012年、人見加奈子、加門初音)
- 2005年
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- 2006年
-
- 2007年
-
- 2012年
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- ちびまる子ちゃん(2012年 - 2022年、キョウコ、大石先生、シャンソンの先生)
- 2016年
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- 2017年
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- 2020年
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劇場アニメ
- 1982年
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- 1984年
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- 1985年
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- 1986年
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- 1988年
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- 1989年
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- 1990年
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- 1991年
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- 1992年
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- 1993年
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- 1997年
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- 2004年
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- 2014年
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- 2019年
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OVA
- 1985年
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- 1986年
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- 1987年
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- 1988年
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- 1989年
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- 1990年
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- 1991年
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- 1992年
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- 1995年
-
- 1996年
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ゲーム
- 1985年
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- 1987年
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- 1989年
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- 1992年
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- 1993年
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- 1994年
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- 風の伝説ザナドゥ(1994年 - 1995年、ピュラー、ナレーション) - 2作品
- 1996年
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- 1997年
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- 1998年
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- 1999年
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- 2000年
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- 2001年
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- 2002年
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- 2004年
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- 2005年
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- 2006年
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- 2011年
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- 2012年
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- 2013年
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- 2014年
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- 2018年
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- 2019年
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- 2020年
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- 2022年
-
吹き替え
映画
アニメ
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特撮
ドラマCD・カセット
テレビドラマ
舞台
報道・バラエティ
ナレーション
その他コンテンツ
ディスコグラフィ
- シングル
脚注
出典
外部リンク
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ちい散歩(2006.4.3 - 2012.5.4) / 若大将のゆうゆう散歩(2012.5.7 - 2015.9.25) / じゅん散歩(2015.9.28 - ) |
出演者 |
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コーナー | |
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特番 | |
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音楽 |
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関連番組 |
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関連項目 | |
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12012年6月29日逝去。 2通販コーナー担当。 3テレビ朝日アナウンサー(3+は当時) 42010年1月 - 4月まで金曜日「ウマすぎて御免」に出演していたが、後に祝日特番のみの出演となった。 52015年4月 - 9月、木曜日「ゆうゆう料理」に出演。6「昭和散歩」担当。 7「宮嶋アナの元気が出る散歩」担当。 8茨城県のインフォマーシャル。毎週金曜日の番組内で放送。 9高田がナレーションを担当(稀に出演あり)。 10コラボレーションを行った番組。 11地井の遺作となったスペシャルドラマ。劇中に『ちい散歩』をオマージュする描写がある。 |