小野薬品工業株式会社(おのやくひんこうぎょう、ONO PHARMACEUTICAL CO., LTD.)は、大阪府大阪市中央区に本社を置く日本の製薬会社である。
会社概要
主に医家向けの医薬品を専業とする。独自の創薬事業による開発・販売を一貫して行うことで、非常に高い利益率を誇る。
研究所
工場等
沿革
販売している製品
医療用医薬品
健康食品・機能性表示食品(子会社の小野薬品ヘルスケアが販売)
かつての製品
一般用医薬品(撤退済み)
- エフビタン(ビタミン剤)
- タフマック(胃腸薬、現在は医療用医薬品に転換)
- リキホルモ(滋養強壮剤)
- アテロ(コレステロール除去薬)
- ピノキオ(子供向け医薬品)- 整腸剤・ビタミン剤・消化薬(消化剤と表記)・駆虫薬が主なラインナップだった
薬害
- クロロキンによる網膜症
- 1959(昭和34)年頃~1975(昭和50年)年頃に商品名キドラ(クロロキン)抗マラリア薬を海外で長期利用に関し網膜症を引き起こす恐れがしていされていたにもかかわらず腎炎に効果があり副作用は認められないと発売し多数[注 3]の網膜症を引き起こし敗訴している。[5][6][7]
関連会社
- オノ・ファーマー・ユーエスエー・インク(米国)
- オノ・ファーマー・ユーケー・リミテッド(英国)
- 韓国小野薬品工業株式会社(韓国)
- 台灣小野藥品工業股份有限公司(台湾)
- 東洋製薬化成株式会社(日本)
- 株式会社ビーブランド・メディコーデンタル(日本)
- 小野薬品ヘルスケア株式会社 - 機能性表示食品を開発[8]。
スポンサー活動
- かつては一般薬を販売していた当時、1950年代から1960年代にかけて、朝日放送(ABC、現朝日放送テレビ)制作のトーク番組『夫婦善哉』、コメディ番組『スチャラカ社員』の単独提供スポンサーだったこともあり、マスメディアとの関係は深い。
- 『夫婦善哉』の司会で『スチャラカ社員』のレギュラーであったミヤコ蝶々は当時、同社のイメージキャラクターと言える存在だった。
現在の提供番組
過去の提供番組
一社提供
複数社提供
関連項目
- 力道山 - プロレスラー。当社が製造販売していた滋養剤『リキホルモ』のイメージキャラクターを務めていた[10]。
- 奥村チヨ - 歌手。レコードデビュー前に上記『リキホルモ』のCMソングを歌っていた[10]。
- E・H・エリック - タレント。『タフマックED』CMキャラクターを務める。
- ルーキー新一 - お笑い芸人。E・H・エリックと『タフマックED』CMに共演。
脚注
注釈
- ^ 資本金19万5千円
- ^ 「業界内で“オプジーボビル”とも呼ばれる」[4]
- ^ 推定2,000人~3,000人。
出典
外部リンク
|
---|
理事 | |
---|
準理事 | |
---|
製造 | |
---|
建設 | |
---|
インフラ | |
---|
情報・通信 | |
---|
運輸 | |
---|
卸売・小売 | |
---|
金融・保険 | |
---|
不動産 | |
---|
複合サービス | |
---|
サービス | |
---|
教育・学習支援 | |
---|
自治体・ 大学・その他 | |
---|