コータン語(コータンご、英: Khotanese )は、中期イラン語群に属する言語である。古代仏教王国のホータン王国で使用されていた言語である。ホータン語、ホータン・サカ語とも称する。
概要
コータン語はホータン地域および敦煌から発見された大量の文献によって知られる[1]。これらは主に仏教関係の文献で、時代は5世紀から10世紀にわたる。
コータン語はブラーフミー文字の一種で書かれるが、文字の音価は完全には判明していない。コータン語の文字で漢字音を記した資料がある[2]。
コータン語に近い言語としては、トゥムシュク近くで発見されたわずかな断簡から知られる「トゥムシュク・サカ語」がある。
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク