コフィディス(Cofidis)は、フランスを本拠とする自転車競技(ロードレース及びトラックレース)のチーム。
概要
スポンサー主のコフィディス(フランス語版)はフランスの消費者金融会社である。
チーム創設以来、一貫してコフィディスがメインスポンサーを務めており、このことから同一企業がメインスポンサーを務めるチームとしては現在のUCIワールドチーム及びプロチームの中で最長の歴史を持つ [1]。
1996年、ロードレース界の名将、シリル・ギマールがチーム・マネジャーとなり結成された。
1997年に活動を開始し、トニー・ロミンゲル、マウリツィオ・フォンドリエスト、ランス・アームストロング、ボビー・ジュリック、デヴィッド・ミラー、クリストフ・リネロ、フィリップ・ゴーモンらが加入。また、2012年に引退するまで一貫して当チームに在籍したダヴィ・モンクティエがプロ初年度を迎えた年でもあった。
1998年、フランチェスコ・カーザグランデが加入。
1999年、フランク・ヴァンデンブルック、グジェゴジュ・グヴィアズドヴスキ、ニコ・マッタンが加入。
2001年、アンドレイ・キヴィレフ、ギド・トレンティンが加入。
2002年、セドリック・ヴァスールが加入。
2004年、イゴル・アスタルロア、スチュアート・オグレディ、ジミー・カスペール、ダミアン・モニエが加入。ところが同年、6月12日に警察当局が一斉摘発に入った、コフィディス事件と称されるチームぐるみのドーピング事件が発覚。EPOやテストステロンなどの禁止薬物陽性が確認されたとして、マッシミリアーノ・レッリ、デヴィッド・ミラー、フィリップ・ゴーモン、ロベール・サソンヌ、メデリック・クレン、マレク・ルトキエヴィチュ、ダニエル・マレヴスキの以上7名の所属並びに元所属選手及びチーム・ディレクター、マッサージャー、薬剤師の計10名が後日裁判を受けることになった。
2005年、現在ゼネラル・マネージャーを務めるエリック・ボワイエがチーム・マネジャーに就任。シルヴァン・シャヴァネル、レオナルド・ベルタニョッリが加入。また同年より開始されたUCIプロツアー対象全レースに参加が可能な、UCIプロチームの承認を受けた。
2006年、リック・フェルブリュッヘ、レオナルド・ドゥケが加入。
2007年、クリスティアーノ・モレーニに、同年のツール・ド・フランスでテストステロン陽性が出たことから、帰郷を命じられる。
2008年、サミュエル・デュムラン、レイン・ターラミャエが加入。
2010年、プロフェッショナルコンチネンタルチームのライセンスに降格。
2020年、ワールドツアーライセンスが再交付され、19番目のワールドチームとして復帰。
主な実績
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2017年
2018年
2019
2020
2021
2023
2022年陣容
- 2022年6月22日更新[2]
歴代陣容
脚注
外部リンク