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ウィル・スミス(英語: Will Smith, 本名:ウィリアム・マイケル・スミス(William Michael Smith , 1989年7月10日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州コウェタ郡ニューナン出身のプロ野球選手(投手)。左投右打。MLBのカンザスシティ・ロイヤルズ所属。愛称はホワイト・ウィリー(White Willy)(後述)。
北米4大プロスポーツリーグ史上初となる3年連続で異なる3チームで優勝を経験した選手である(後述)。
2007年にMLBドラフト40巡目(全体1192位)でタンパベイ・デビルレイズ(現:レイズ)に指名されたが、契約せずにガルフ・コースト・コミュニティ大学(英語版)(現:ガルフ・コースト州立大学)に進学した。
2008年にMLBドラフト7巡目(全体229位)でロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムから指名され、プロ入り。
2010年7月23日にアルベルト・カヤスポとのトレードで、ショーン・オサリバンと共にカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した[1]。
2012年5月23日のニューヨーク・ヤンキース戦で先発し、メジャーデビューを果たした。2度目の登板となった5月29日のクリーブランド・インディアンス戦でメジャー初勝利を挙げた。6月に一度マイナーへ降格したが、オールスター後に再昇格してからはシーズン終了まで先発ローテーションに入った。
2013年12月5日に青木宣親とのトレードで、ミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した[2]。
2014年は完全にリリーフに転向。最終的にナショナルリーグトップタイの78試合に登板し、防御率3.70、1勝3敗1セーブ・WHIP1.42という成績を残した。65.2イニングを投げ、四球が多かったので与四球率は4.2だったが、一方で凄まじいペースで三振も奪い、86個奪って奪三振率11.8を記録した。
2015年5月21日のアトランタ・ブレーブス戦に登板した際、右腕に滑り止めとみられる異物を塗っていたとして退場処分を受け、22日にMLBより8試合の出場停止処分を受けた[3]。この年は、リーグ5位タイの76試合に登板。防御率2.70・7勝2敗・WHIP1.20という好成績を記録し、ブルペンの核のような存在に成長。与四球率を下げつつ奪三振率は向上して12.0を超え、大きく飛躍したシーズンだった。
2016年3月27日にシャワー室で片足立ちになって靴を脱ごうとした際、バランスを崩し、ヒザの外側側副靭帯を部分断裂して6月上旬まで故障者リストで過ごした[4]。
2016年8月1日にアンドリュー・スザック、フィル・ビックフォードとのトレードで、サンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍した[5][6]。ジャイアンツ加入後は26試合に登板して防御率2.95、1勝1敗、WHIP1.20、ブルワーズとの合算では53試合で2勝4敗、防御率3.35、WHIP1.22の成績をマークした。ポストシーズンではシカゴ・カブスとのディビジョンシリーズ第3戦での延長11回に初登板。1回を3者凡退で抑えたものの、続く第4戦では9回カブスに2点差に追い上げられて迎えた無死2、3塁のピンチの場面で登板したものの、ウィルソン・コントレラスに同点に追いつかれる2点タイムリーを打たれて敗戦投手となってしまい、チームのディビジョンシリーズ敗退の一因を作ってしまった。
2017年3月24日にトミー・ジョン手術を行うことが発表され、同年シーズンは全休することになり、2018年シーズンでの復帰を目指すことになった[7]。
2018年に2シーズンぶりに復帰。最終的に54試合に登板して2勝3敗14セーブ、防御率2.55、71奪三振を記録した。
2019年は自身初めてオールスターゲームに選出された。オールスターゲームではジョーイ・ギャロから初級を本塁打にされている。最終的に63試合に登板して6勝0敗34セーブ、防御率2.76、96奪三振を記録。オフにFAとなった。11月4日にジャイアンツからクオリファイング・オファー (QO) を提示されたが、契約には至らなかった。
2019年11月14日にアトランタ・ブレーブスと3年総額4000万ドル(4年目はオプション)の契約を結んだ[8]。
2021年は年間を通してチームの抑えを務めた。チームはポストシーズンを勝ち進め、ワールドシリーズに進出し、ヒューストン・アストロズと対決。11月2日の試合には7-0とリードしていた場面だったが、9回に登板し、26年ぶり4度目のワールドシリーズ優勝に貢献し、自身初めてワールドシリーズ優勝を経験した[9]。
2022年8月2日にジェイク・オドリッジとのトレードで、ヒューストン・アストロズへ移籍した[10]。チームはワールドシリーズに進出し、スミスもロースターに登録された[11]。スミス自身の登板機会は無かったものの、アストロズは4勝2敗でフィラデルフィア・フィリーズを下し、スミスは2年連続でワールドシリーズ優勝を経験した[11]。
2023年3月4日にジャイアンツ時代の監督であるブルース・ボウチーが監督に就任したテキサス・レンジャーズと1年契約を結んだ[12]。 5月24日のピッツバーグ・パイレーツ戦でセーブを挙げ、メジャー通算100セーブを達成した。また同時に史上13人目となる「100セーブ・100ホールド」の達成者となった[13]。チームはポストシーズンを勝ち進み、ワールドシリーズに進出し、スミスもロースターに登録された。レンジャースは4勝1敗でアリゾナ・ダイヤモンドバックスを下し、スミスはポストシーズン史上初、3年連続でワールドシリーズ優勝を経験した[11]。また、他の北米4大プロスポーツリーグ(NFL、NBA、NHL)を見ても、3年連続で異なる3チームで優勝を経験したのは史上初のことだった[14]。
2023年12月11日に古巣のカンザスシティ・ロイヤルズと1年契約を結んだ[15]。
最速98.6mph[16](約158.7km/h)の速球にスライダーとカーブを組み合わせる。
愛称のホワイト・ウィリー(White Willy)は俳優のウィル・スミスと同姓同名(フルネームは異なる)で、向こうが黒人なのに対して、自身が白人である事から呼ばれるようになった。
選手 01 オジー・アルビーズ 05 フレディ・フリーマン 07 ダンズビー・スワンソン 08 エディ・ロザリオ 09 オーランド・アルシア 11 テレンス・ゴア 12 ホルヘ・ソレア(シリーズMVP) 14 アダム・デュバル 16 トラビス・ダーノー 17 ヨハン・カマルゴ 18 ドリュー・スマイリー 22 ジョク・ピーダーソン 23 エイーレ・アドリアンサ 24 ウィリアム・コントレラス
27 オースティン・ライリー 30 カイル・ライト 33 A.J.ミンター 36 イアン・アンダーソン 38 ギジェルモ・エレディア 50 チャーリー・モートン 51 ウィル・スミス 54 マックス・フリード 55 クリス・マーティン 60 ジェシー・チャベス 64 タッカー・デービッドソン 68 タイラー・マツェック 74 ディラン・リー 77 ルーク・ジャクソン
監督 43 ブライアン・スニッカー コーチ 02 エリック・ヤング(一塁) 04 ウォルト・ワイス(ベンチ) 10 チッパー・ジョーンズ(打撃コンサルタント) 28 ケビン・サイツァー(打撃) 37 ロン・ワシントン(三塁) 39 リック・クラニッツ(英語版)(投手) 57 サル・ファサーノ(英語版)(捕手) 59 ホセ・カストロ(英語版)(打撃補佐) 70 ボビー・マガヤネス(打撃補佐)
選手 02 アレックス・ブレグマン 03 ジェレミー・ペーニャ(シリーズMVP) 09 クリスチャン・バスケス 10 ユリ・グリエル 14 マウリシオ・デュボーン 15 マーティン・マルドナード 16 アレドミス・ディアス 17 デビッド・ヘンズリー 20 チャズ・マコーミック 26 トレイ・マンシーニ 27 ホセ・アルトゥーベ 30 カイル・タッカー 35 ジャスティン・バーランダー
38 コリー・リー 43 ランス・マッカラーズ・ジュニア 44 ヨルダン・アルバレス 45 ライン・スタネック 50 ヘクター・ネリス 51 ウィル・スミス 52 ブライアン・アブレイユ 53 クリスチャン・ハビエル 55 ライアン・プレスリー 58 ハンター・ブラウン 59 フランバー・バルデス 65 ホセ・ウルキディ 77 ルイス・ガルシア
監督 12 ダスティ・ベイカー コーチ 08 ゲイリー・ペティス(三塁) 19 ジョー・エスパーダ(ベンチ) 22 オマー・ロペス(一塁) 29 マイケル・コリンズ(捕手) 36 ジョシュ・ミラー(投手) 37 アレックス・シントロン(打撃) 41 ジェイソン・カンズラー(打撃) 46 トロイ・スニッカー(打撃) 54 ダン・フィローバ(クオリティコントロール) 95 ビル・マーフィー(投手)
選手 02 マーカス・セミエン 03 レオディ・タベラス 04 ロビー・グロスマン 05 コーリー・シーガー(シリーズMVP) 06 ジョシュ・ヤン 11 オースティン・ヘッジス 16 トラビス・ジャンコウスキー 17 ネイサン・イオバルディ 18 ミッチ・ガーバー 20 エセキエル・デュラン 22 ジョン・グレイ 25 ホセ・ルクラーク 28 ジョナ・ハイム 30 ナサニエル・ロウ
31 マックス・シャーザー 32 エバン・カーター 33 デーン・ダニング 35 クリス・ストラットン 44 アンドリュー・ヒーニー 45 アロルディス・チャップマン 46 ブロック・バーク 47 ジョシュ・スミス 51 ウィル・スミス 52 ジョーダン・モンゴメリー 53 アドリス・ガルシア 54 マーティン・ペレス 61 コディ・ブラッドフォード 66 ジョシュ・スボーツ
監督 15 ブルース・ボウチー コーチ 27 トニー・ビーズリー(三塁) 41 マイク・マダックス(投手) 64 コーリー・ラグスデール(一塁) 75 ティム・ハイヤーズ(打撃) 83 ウィル・ベナブル(助監督) 86 セス・コナー(打撃補佐) 87 ブレット・ヘイズ(ブルペン) 88 ボビー・ウィルソン(捕手)
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