『Swallows Baseball L!ve(またはSWALLOWS BASEBALL L!VE) 』(スワローズ・ベースボール・ライブ)は、2005年 からフジテレビONE で放送されている東京ヤクルトスワローズ 主催ゲームのプロ野球中継 番組[ 1] 。タイトルロゴは年度により大文字表記か、大文字・小文字併用が異なるほか(2022年時点では大文字表記)、名称の末尾に西暦年を付して、『SWALLOWS BASEBALL L!VE 2022 』のように表記されている。また、2022年のタイトルロゴは地上波の『感謝を、感動を、野球道 』に準じて『感謝を、感動を、 SWALLOWS BASEBALL L!VE 2022』としている。
概要
2018年はシーズン開幕直前にソフトバンク がスポナビライブのサービスを終了する事を表明したため、放映権がDAZN に移行[ 2] 。スポナビライブと同様に本番組をそのまま配信していた[ 3] 。
2019年シーズンはDAZNでの配信を行わない代わりにFOD のプレミアム会員向けに本番組を配信する事になった[ 4] [ 5] 。
2020年シーズンはFODでの配信を行わない代わりにDAZNでヤクルト主催オープン戦と公式戦全試合の配信を再開することを発表。2年ぶりに本番組がDAZNでもサイマル配信されることになった[ 6] 。
日本シリーズ については、通常とは異なる体制を採る他、翌朝のリピート放送も行わない。
放送日時
時間帯
放送局
放送時間
再放送
中継の延長
備考
ナイトゲーム
フジテレビONE
17:50 - 23:00
原則として試合翌日 7:00 - 12:10[ 7]
試合終了まで
[ 8]
デーゲーム
試合開始10分前 - 5時間後
[ 9]
備考
番組内では基本的にCMは挿入されず、イニング入れ替え中も球場内の様子を映していたが、2010年および2013年以降はスポンサー が付いたためCMを流している(他局のCS野球中継の様にイニング毎ごとにCMを流すわけではない)。
2006年 までは、基本的に試合開始30分前から中継を始め、終了時刻も23:00(薄暮 =18:00以前開始を含むデーマッチである場合は開始から5時間後まで)となっていた。また2009年からは生中継の他、翌朝7時からリピート放送を行っている(2009年は巨人 戦を除く。以降も一部対象外となる試合[ 7] あり)。
試合が早く終了した場合は、その日の試合を最大1時間に編集した『スワローズ戦ダイジェスト』で穴埋め していたが、2008年からはフジテレビCS放送で過去に放送された「プロ野球ここだけの話 」「さらば、愛しきプロ野球…。 」「プロゴルファーTV 」などのスポーツ番組の再放送、または試合時間が長引いた場合はスポーツ以外のミニ番組 のフィラー 放送行われる。(試合が雨天中止になった場合も同様。ただし一度試合開始後、ノーゲーム で開催不成立になった場合でも、翌朝の再放送を行う場合[ 10] もある)
2011年から2012年までは3時間30分ルールによる大幅な試合時間の延長が考えにくい為に基準放送時間が「17:50 - 22:20」(デーマッチである場合は試合開始10分前 - 4時間20分後、再放送は原則翌日 7:00 - 11:30)となっていた(試合延長時は従来通り延長を行っている)。2013年より3時間30分ルールが撤廃されたことから再び23時00分(デーマッチは5時間後)までの基準放送時間となった。
また、2021年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、首都圏開催の試合開始時間が15分から30分繰り上げになった事と延長無しが決まった事により、大幅な時間延長が考えにくいことから、基準放送時間17:20 - 22:30の放送となる[ 11] 。
また2016年からは、フジテレビTWO が西武 戦を球団制作で中継するようになったため、ヤクルト戦・西武戦と(フジテレビ系列局制作)中日 ・広島 主催の対巨人戦(地上波が録画の場合を含む)の放送日程が重複した場合、中日・広島主催の対巨人戦はJ SPORTS またはBSフジでの放送[ 12] となる。
なお、同じフジテレビ直営CSのフジテレビTWOで放送される西武戦のセ・パ交流戦 が行われるときは、『LIONS BASEBALL_L!VE 』とのコラボレーション放送を行う場合がある。2015年以後は原則その対戦の主管球団が2年単位(セットが変わる年はカード編成上2年連続となる場合がある)[ 13] となっているが、年度により、ヤクルト主管の年は副音声に『LIONS-』に出演する西武球団製作の中継で出演する解説者が、逆に西武主管の年にはONEとTWOの同時生放送の形を取り、ONEではTWOで放送する西武球団製作の映像を見ながら、当番組の解説者がCXのスタジオでオフチューブを入れるというパターン(年によってはTWOの副音声)とがある。
2022年10月1日の西武対ソフトバンク戦(ソフトバンクの新型コロナウイルス感染蔓延で延期となった、7月1日開催分の振替)は、フジテレビTWOの編成上の都合により、ヤクルト主催試合の中継予定がないフジテレビONEでの振替放送となる予定。
また、2022年には一部の試合で、副音声を使ったビジター側球団の応援解説として、他のチャンネルとの協業による出演[ 14] したものもある。
巨人戦など地上波中継がある場合を除いてベンチレポーターは存在せず、試合中に実況アナウンサーまたは番組公認サポーターが談話を伝える。
2017年11月15日には12球団合同トライアウトを以下の出演者で中継した。
ゲスト:石井義人 (社会医療法人公徳会 ・佐藤病院勤務。同軟式野球部顧問)
解説:笘篠賢治(放送席)、山内泰幸 [ 15] (ベンチサイド。テレビ新広島解説者)
実況:田中大貴(フジテレビ)
解説者
基本的にフジテレビのレギュラー出演解説者による。詳細については当該項目 を参照。
フジテレビレギュラー出演解説者(★=他系列にも出演。●=『プロ野球ニュース 』にも出演)
フジテレビ本数契約
若松は上記フジテレビ専属解説者とほぼ同等の頻度で出演。若松が2011年に当番組の解説者に復帰して以降は若松以外は『すぽると! 』のコメンテーターや系列局の解説経験者が中心となっている他、年度により出演の有無が異なる。
若松勉 (北海道文化放送・ニッポン放送解説者。2008年までフジテレビの地上波向けも担当。2008年まで●)
野村弘樹 (フジテレビ・tvk・ニッポン放送・読売テレビ・J SPORTS解説者)★●
山崎武司 (2014年 - 。在仙放送局・ニッポン放送・東海テレビ・東海ラジオ解説者)
岩本勉 (2018年 - 北海道放送 (テレビ・ラジオ )・北海道テレビ・文化放送 ・GAORA解説者)★●
里崎智也 (2018年 - 。千葉テレビ ・千葉ロッテ球団制作中継・ニッポン放送解説者)★●
松中信彦 (福岡放送 ・テレビ西日本・TOKYO MX・ソフトバンク球団制作中継でも解説)★●
館山昌平 (2022年 - 。仙台放送でも解説)★●
荒木大輔 (2022年 - 。日本テレビ〈日テレジータス・BS日テレ放送分〉・BS朝日などでも解説)★
鳥谷敬 (2023年 - 。)★●
坂口智隆 (2023年 - 。)★●
元木大介 (2024年 - 。フリーとして本数契約。ジャイアンツアカデミー校長)
清原和博 (2024年 - 。) ※2024年6月6日のヤクルト対西武戦にて初出演。
飯田哲也 (2024年 - 。TOKYO MX・TBSチャンネル解説者) ※2024年8月18日のヤクルト対広島戦にて初出演。
過去の解説者
フジテレビ専属
加藤博一 (2005年 - 2007年。●)
関根潤三 (2005年 - 2011年。2016年まで●)
大久保博元 ★●
金村義明 (カンテレ・J SPORTS・MBSラジオ解説者。2017年まではフジテレビ専属。●)
石井一久 (2014年 - 2018年)
高津臣吾 (現ヤクルト監督。2軍監督時代の2019年8月9日の対阪神 戦に出演。独立リーグ新潟時代の2011年 - 2012年とニッポン放送解説者時代の2013年にも出演)
片岡篤史 (現中日ヘッドコーチ。関西テレビ・北海道文化放送・GAORAでも解説)★●
フジテレビ非専属
川崎憲次郎 (東北放送・J SPORTS解説者)
デニー友利(友利結) (現読売ジャイアンツスカウト)
黒木知宏 (現ロッテコーチ。出演当時ニッポン放送解説者)
橋本清 ●
西山秀二 (出演当時RFラジオ日本 解説者)
田中浩康 (現DeNA内野守備走塁コーチ。2019年)
立浪和義 (現中日監督。フジテレビ地上波・日本テレビ・東海テレビ・CBCテレビ・CBCラジオ・テレビ愛知解説者)●
阿波野秀幸 (ミヤギテレビ・tvk・日本テレビ〈日テレジータス・BS日テレ放送分〉解説者)★●
井端弘和 (現日本代表監督。日本テレビ・東海テレビ・CBCテレビ・TBSチャンネル・ニッポン放送・東海ラジオ解説者) ★●
ビジター応援副音声
井川慶 (2022年。対阪神戦)
八木裕 (2022年。対阪神戦。MBSテレビ・MBSラジオ解説者。現日本ハムコーチ)
藪恵壹 (2022年。対阪神戦。MBSラジオ解説者。テレビではフリーのためMBSテレビ・読売テレビなどに出演)
鶴岡慎也 (2022年。対日本ハム戦。地上波では系列局の北海道文化放送 を含む在道各局に出演)
今村猛 (2022年。対広島戦。選手引退後はタレント・YouTuber として活動)
実況
フジテレビアナウンサー
竹下陽平
西岡孝洋 - 2011年4月より『すぽると! 』平日キャスター就任のため担当から外れていたが、2013年復帰(2014年までは主に金-日曜日開催分数試合 2015年本格復帰)
田淵裕章
小穴浩司 - 他部署異動のため2011年度より担当から外れていたが、2015年度より復帰。
谷岡慎一
中村光宏 - 2015年度は『すぽると!』月・火・土曜担当のためそれ以外の曜日に不定期で担当していたが、2016年度は後番組の『スポーツLIFE HERO'S 』の出演が土曜版(放送時間上は日曜未明)担当となったため担当試合が増えていた。2017年は『ユアタイム』スポーツキャスターとなるため再び不定期に戻るが、それが終了した後は『S-PARK 』日曜日を中心に担当するようになったため担当回数が増えている。
次の人物は、他番組出演のため不定期・かつ曜日限定での参加
系列局からの派遣
フリーアナウンサー(副音声の実況および進行役を含む)
◯=『プロ野球ニュース』にも出演
近藤雄介 - アナウンサー時代には2006年まで担当。他部署異動後の2013年8月30日に久しぶりに担当。2014年以後数試合を担当しており、2015年5月の定年退職後はフリーアナウンサーとして出演している
小野浩慈 - 2015年5月をもって定年退職。以降はフリーアナウンサーとして出演。
向坂樹興 ◯ - 2012年度より担当。2020年3月をもって定年退職。以降はフリーアナウンサーとして出演。
梅田淳 ◯ - 元関西テレビアナウンサー。2022年3月29日にヤクルト対巨人戦(地上波とは別制作)の実況を担当。
市川いずみ - 2022年5月17・18日にヤクルト対阪神戦のビジター応援副音声の実況を担当。
近藤祐司 - 2022年5月24・25日にヤクルト対日本ハム戦のビジター応援副音声を担当。
山田幸美 ◯ - 2022年9月9日にヤクルト対広島戦のビジター応援副音声の進行役(MC)を担当。
過去の実況アナウンサー
三宅正治 - 『めざましテレビ 』司会に専念するためスポーツアナウンサーとしての活動を終了。『すぽると!』の司会を長年務めており、野球実況担当時も地上波の『BASEBALL SPECIAL〜野球道〜』の担当が多く、出演が少なかった。
塩原恒夫 - BSフジ に出向後、2021年に同局で放送の埼玉西武ライオンズ戦の実況を担当。
長坂哲夫
奥寺健 - 『FNNスピーク 』のキャスターとなった2007年度以降は担当せず。
佐野瑞樹
宮瀬茉祐子 - 2009年、レディースデーの企画としてイニング限定で担当、2011年6月末でフジテレビ退職。
松元真一郎 - 2012年末フジテレビ退職(フリー後も『プロ野球ニュース』レポーター担当は継続)
吉田伸男
福永一茂
田中大貴 - 2018年4月30日をもってフジテレビを退職。
上中勇樹 - 2020年途中、野球ルールの不勉強を露呈し、誤解・無視するなどの不手際が多かったため野球中継から外された一方、競馬中継ではG1レースの実況を任されることがある。
森昭一郎 - 近年は、サッカー・駅伝・格闘技実況中心のため担当無し
鈴木芳彦 - 2022年途中にフジテレビを退社。
リポーターなど
公認サポーター
番組開始の2005年から2016年を除き、公認サポーター(磯山さやかの場合は番組公認女子マネージャー)として試合前の選手インタビューや試合中のスワローズ情報を伝えている。
2016年と2018年以降は公認サポーターを置かず、実況アナと解説者の2名体制で試合中情報は実況アナが伝えている。
スワローズ情報
2011年のみ設けられ、フジテレビ アナウンサー が主に公認サポーターを務める尾形の不在時に出演。
2012年に公認サポーターに斎藤夏美(現:夏美) が加入し、尾形と2人体制になったのに合わせ、廃止された。
テーマソング
基本的にフジテレビのプロ野球中継と同一曲が使用される。
春畑道哉 「JAGUAR」(2005年 - 2007年)
2014年12月3日発売のコンピレーションアルバム『フジテレビ開局55周年記念 LEGENDARY SPORTS ANTHEM』に収録。
TUBE 「OLD BASEBALL MAN」(2007年)
シングル「蛍 」C/W
春畑道哉「JAGUAR'08」(2008年 - 2012年)
アルバム「BEST WORKS 1987-2008 〜ROUTE86〜 」に収録
春畑道哉「JAGUAR'13」(2013年 - )
2013年5月29日にシングル盤として発売。
その他の特記事項
制作のクレジットは「制作・著作:フジテレビ」のみとなっている(地方開催の場合、地元のFNN・フジテレビ系列 局が制作協力としてクレジットされる)が、基本的にフジ・メディア・テクノロジー (FMT)[ 18] が映像を制作しており、ニュース番組用としてTBSテレビ やJ SPORTS にも供給されている(FMT製作・収録映像が球団公式映像として扱われる。TBSテレビは逆に横浜DeNA 主催試合の映像をフジテレビに供給している)。また、過去に特例でTBS系列局 (毎日放送 ・CBCテレビ ・北海道放送 )がヤクルト主催の阪神・中日・日本ハム戦を放送した際にも、フジテレビ、FMTの映像に独自映像を挿入する形で放送していた(地方開催を除きTBSテレビも制作協力に参加)[ 19] 他、2010年代以降テレビ朝日制作でBS朝日単独放送のヤクルト主催ゲーム(巨人戦のみ)でも地方開催時に限り同様の手法が取られている。
通常は7台のカメラで撮影して中継を行っているが、2013年9月にはヤクルトのウラディミール・バレンティン が55本のシーズン本塁打記録に迫っていたことから、バレンティン専用カメラを追加して8台体制となった[ 20] 。
対照的に京阪神 をサービスエリアとするテレビ大阪 やサンテレビジョン がヤクルト対阪神戦を放送するときは、原則的に自社で中継車[ 21] を派遣しており、フジテレビ・FMT制作のものは使うことがない。また、かつてTOKYO MX がヤクルト戦を中継していたときも、フジテレビ・FMTの映像を使用せずに独自カメラのみで中継を行なっており、映像制作は千代田ビデオが担当していた[ 22] 。
フジテレビと共にヤクルトの主催ゲームの放映権を持つテレビ朝日 は、自局やBS朝日 で中継を行う日などに限り、当番組の制作に協力することがあった、またテレビ東京 が中継を行う日に同局から映像の供給を受けたケースもあった[ 23] 。しかし、2009年以降は2009年 8月23日 のみテレビ朝日の映像を使用したが、それ以外はテレビ朝日、テレビ東京の中継があっても通常通りの放送体制になっていた。2015年 4月24日 は再びテレビ朝日(BS朝日)の映像にユニカメを挿入して中継している。
当番組が始まる2004年 まで、CS放送 におけるヤクルトの主催ゲームの中継はJ SPORTSが担当していた(主に『J SPORTS1』か『J SPORTS2』で中継)[ 24] 。ただし、対巨人戦に限りフジテレビ739(現在のフジテレビONE)でトップ&リレー中継 [ 25] を行っており、当番組のルーツに当たる。
放送初年度となった2005年 は通常のプロ野球中継とは大きく異なり、試合中でも各解説者と磯山さやか がスコアブックを見合って野球の専門的な用語や配球などに重きを置いて意見を交わし合うかなり玄人志向の野球中継となっていた。反面あまり試合中のプレーそのものを実況・解説する場面が少なく、盛り上がりには欠ける内容となってしまっていた。
番組名をかつての地上波プロ野球中継番組の『BASEBALL L!VE』に準じた名称としているように、スコアテロップも2012年までは1世代前の『BASEBALL L!VE』で使用されていたテロップを使用していた(地上波では2006年まで使用されていたもの)。
ただし、2011年からは他のプロ野球中継と同様にボールカウント を「SBO式」から「BSO式」に変更した。また、地上波フジテレビでの放送がある場合に限り、現行地上波と同じデザインを使用していた。
2013年度より番組開始時から初めてテロップのデザインをフルリニューアルし、同じくリニューアルされた地上波中継とデザインは共通となったが[ 26] 、機材が異なるためか得点時のモーションが簡略化され、ホームランテロップ・配球チャート、球種テロップがなく(球数は2021年より、対戦投手・打者と次の打者2人のテロップは2023年より表示)、数字などのフォントが異なっている。なお、BSフジで同時放送される場合は、番組ロゴのみ地上波や中日・広島主催巨人戦と同様の『野球道』に変えるか、番組ロゴを省略するかのいずれかとすることが多いが、2022年は本番組のロゴのままとなった事例がある。
秋田テレビ では、毎年こまちスタジアム で行われるヤクルト戦を土日の2連戦のうち日曜デーゲームにて、CSの内容をサイマル放送している。
2012年は5月12、13日に対巨人戦が組まれ、12日は地上波全国中継[ 27] ・CSは地上波とサイマル放送、13日は地上波はAKTローカルでCSのサイマル放送であった。
2015年は5月9日、10日に行われた対中日戦を2試合とも中継した。
試合前・試合後のコーナーについて(2006年まで)
試合開始30分前(中継の開始後すぐ)には、ヤクルトの前日の試合をスポーツ新聞 や『プロ野球ニュース 』を用いて振り返る『Let's FLY SWALLOWS』というコーナーがあった。
また、ヤクルトが勝利した場合は、勝利に貢献した選手一人を放送ブース(2005年 はクラブハウス)に招き、解説者や磯山さやか とともに振り返る『プレイバック アカデミー643』というコーナーがあった。
ちなみに、この「643」は磯山が好きなプレーである「643のダブルプレー」に由来している。
長時間ゲームの中継について
2006年5月21日の対ソフトバンク 戦では、当番組の前で中継していた東京六大学野球 の進行の遅れにより試合開始が30分ずれ込み(18時50分から)、しかも5時間を超える延長戦にもつれ込んだ。
このため、普段滅多に影響が及ばない23時台の『プロ野球ニュース 』が休止となり、24時台の番組も休止して中継を継続。結果として0時12分にソフトバンクの逆転勝利(4対7)で試合終了となり、交流戦では初となる日付をまたぐ長時間ゲームを全編中継した。
なお、番組女子マネージャーの磯山さやかは2005年は原則として23時以降に出演していなかったが、この日に限っては試合終了まで中継に参加していた。
2013年4月16日の対中日戦は5時間3分の延長戦となり、23時の『プロ野球ニュース』に影響が及んだ。2012年より『プロ野球ニュース』はNOTTV での同時生放送が行われているため、NOTTVでは23時から通常通り『プロ野球ニュース』の生中継。フジテレビONEでは野球中継が終了した23時8分頃から飛び乗りで放送した。なお、フジテレビONEでは放送されなかった冒頭部分は再放送(午前1時・6時放送分のみ)では放送されたが、午後12時10分の回は前述の試合の再放送がそのままノーカット放送されたので、初回生放送と同じく飛び乗りであった[ 28] 。
2015年8月15日の「フジテレビONEスペシャルナイター」。
脚注
^ ただし、日本シリーズについては例外もある。一例として、2021年11月23日に東京ドーム で開催の第3戦と2022年10月23日に神宮球場 で開催の第2戦(いずれもオリックス・バファローズ 戦)が該当。
^ “「DAZN」で「スポナビライブ」のコンテンツが視聴可能に ”. パフォーム・グループ(2018年2月8日作成). 2019年6月21日 閲覧。
^ スポナビライブ配信時とは違い、チャンネルテロップの表示はされていなかった。
^ “DAZN、ヤクルトと広島カープのホーム戦は「放映権が取れなかった」 サイトからロゴが消えファン困惑 ”. ハフポスト日本版(2019年2月28日作成). 2019年6月21日 閲覧。
^ “FODプレミアムでヤクルト戦初生配信! ”. 株式会社フジテレビジョン(2019年2月22日作成). 2019年6月21日 閲覧。
^ “DAZN、ヤクルトの公式戦配信復活 22日オープン戦から ”. スポーツニッポン(2020年2月17日作成). 2020年2月17日 閲覧。
^ a b 金曜・土曜日開催分、一部の巨人戦は除く。金曜・土曜分は翌日に当たる土曜・日曜早朝に定時番組が組まれるため
^ 終了時刻の23時00分を超えた場合、23時台の『プロ野球ニュース 』を短縮(もしくは休止、朝の再放送(録画中継)もノーカットであるため、その場合プロ野球ニュースは一部分をカットした上で放送する。ただしNOTTV では23時からの生放送は予定通り行う他、CSでも(翌日)午前1時、6時からの再放送の時間帯で完全版を流す)、24時台の番組は休止(別番組に差し替え)となる(2011・12年度は22時台に延長した場合は22時台の番組休止となっていた)。また、日曜日の試合を月曜日の朝に再放送する場合、F-1 中継がある日は原則として6:50-12:00に放送する場合もある。
^ 14:00プレイボールの試合の場合、13:50 - 19:00まで放送。
^ 2015年4月14日開催・4月15日再放送のヤクルト対広島戦(2回裏終了後中断の後ノーゲーム)が該当
^ 【NPB】プロ野球、2021年シーズンは9回まで延長なし 1都3県のナイター試合開始予定時間も前倒し - Y!ニュース(配信元:ベースボールチャンネル・2021年3月22日17時34分配信)
^ テレビ新広島 では実況と解説は自社ローカルと同一で、番組中のプレゼント企画をBSフジの視聴者も募集対象とする一方、東海テレビ は実況を別に配置する。スコア表示はいずれもフジテレビ仕様(BSフジ。配球チャートの表示なし。プレゼント企画のテロップも同内容で付け替え)またはJ SPORTS仕様(J SPORTS)に付け替えるが、制作著作のクレジットは表面上はフジテレビをノンクレジットとしてテレビ新広島(2017年は『ここからっ! TSS』のキャッチコピーを、2018年以降は『tssテレビ新広島』の正式ロゴを使用)または東海テレビの単独扱いとなる。
^ ヤクルト主管:2016、2018、2021、2022(予定)、西武主管:2015、2017、2019、2023(予定)
^ 例として、2022年5月17-19日の阪神戦を、GAORA の協力により、GAORAの親会社・毎日放送 の解説者である八木裕 、井川慶 が担当したもの、並びに同5月24・25日(26日は対象外)の日本ハム戦も同様にGAORA協力で、日本ハム球団製作の解説を務める鶴岡慎也 、岩本勉 が担当したもの
^ 2018年末までの時点では、フジテレビ主導制作の地上波全国中継(2016年・2018年日本シリーズ・2017年クライマックスシリーズ)やテレビ新広島制作の地上波ローカル放送ながらBSフジにネットされた広島対巨人戦(2015・2017・2018年)への出演があるが、派遣による本番組への出演実績がない。
^ テレビ新広島は前日にローカル放送を行ったが、こちらは広島からのオフチューブ中継だった(解説:山内泰幸、実況:青坂匠)。
^ 遠藤莉奈 (@irving_kaede) - X(旧Twitter)
^ 番組開始当初から2013年6月までは八峯テレビ が担当したが、フジライティング・アンド・テクノロジイ (FLT)との合併により、2013年7月より現社名
^ 中国放送 の対広島戦の場合、2015年の松山開催時はFMTの映像と自社映像の併用だったが、2016年の神宮開催時は東通 の制作協力(中継車や技術スタッフの派遣)により独自映像を制作した(いずれもオフチューブではなく乗り込みを実施)。
^ バレの56号見据え専用カメラ設置
^ テレビ大阪が中継する場合は、テレビ東京 、またはその関連会社のPROTX(テレビ東京制作) に、サンテレビが中継する場合はExpress に中継車を委託する場合がある。
^ TOKYO MXはヤクルト主催試合の中継を2012年シーズン限りで全廃しており、現在はまったく放送していない。
^ 両局が関与する場合は球速表示 が出ない。また、当初はトップ&リレー形式を採っていた。
^ 2009年までは、フジテレビ もJ SPORTSに資本参加しており、実況もフジテレビやフジ・メディア・ホールディングス 傘下のニッポン放送 のアナウンサーが担当していた。その名残で、現在も資料用に同局の中継映像をたびたび借用している(毎回、VTRの画面下部に「映像協力 J SPORTS 」の注記がある)。
^ フジテレビ系列 のほか、テレビ朝日系列 の中継日も対象。19時までと、21時22分から試合終了まで。当時テレビ朝日・テレビ東京共にCS放送チャンネルを保有していたが、編成の特殊性の関係でプロ野球中継を行っていないことが理由だった。現在はCS放送権をフジテレビが全試合一括購入しているため、他局がヤクルト球団から購入する放映権にCS放送権は含まれていない。
^ カウントについては一部年度で左上の横長表示にしたことがあるが、基本的に右下とすることが多い。本番組では一貫して右下で表示している。
^ 制作はフジテレビで、秋田テレビは制作協力としてクレジットされた。
^ ヤクルト主催ゲームの翌日は6:00-700および12:10-13:10にプロ野球ニュースの再放送、7:00-12:10が本番組の再放送という編成になっている。
^ NRN ナイター用には本番カード扱いとして別に実況・解説を配置していたが、NRN単独加盟局が地元球団優先もしくはナイター中継編成のない火曜日のため、当初はネット局のない予備待機としていた。しかし、「広島 vs 阪神」(MBSラジオは自社乗り込み予定、RCCラジオも別途NRN向け予備待機を実施)が中止となったことからMBSラジオへの実質的な裏送りとして同局のみで放送された。
^ 通常は西武球団の制作した中継(技術協力:テレテック )を購入する形で放送しているが、この共同中継についてはフジテレビが直接製作した。
^ 「日本生命セ・パ交流戦2016 東京ヤクルトスワローズvs埼玉西武ライオンズ 第2戦 」『とれたてフジテレビ』、フジテレビ、2016年6月14日。https://web.archive.org/web/20160618133610/http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2016/160613-224.html 。2016年6月14日 閲覧 。
関連項目
外部リンク
全国放送 BS・CS 地域別7
関連項目
脚注
1 テレ朝チャンネル2 でも一部試合を放送。
2 びわ湖放送 、奈良テレビ 、テレビ和歌山 、ぎふチャン 、三重テレビ へもネット(一部試合を除く)。
3 阪神戦に限り『with Tigers MBSベースボールパーク』のタイトルを使用。
4 びわ湖放送、奈良テレビ、テレビ和歌山、テレビせとうち へもネット(一部試合を除く)。
5 阪神主催試合(『GAORAプロ野球中継』『スカイA スタジアム』)の制作を担当。
6 西武主催試合(『LIONS BASEBALL L!VE』『TVSライオンズアワー』)の技術協力を担当。
7 放送局を地域別に区分したものであり、放送エリアではない。