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I'm Free (渡辺美里の曲)

「I'm Free」
渡辺美里シングル
初出アルバム『M・Renaissance〜エム・ルネサンス〜
B面 タフな気持で (Don't Cry)
リリース
規格 EPレコード
ジャンル
時間
レーベル EPIC・ソニー
作詞
作曲 KENNY LOGGINS
チャート最高順位
渡辺美里 シングル 年表
I'm Free
(1986年)
GROWIN' UP
(1986年)
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I'm Free」(アイム・フリー)は、渡辺美里の楽曲。1985年5月2日メジャーデビューシングルとしてEPIC・ソニー (現・エピックレコードジャパン)より発売された。

概要・背景

表題曲の「I'm Free」は、アメリカ出身のミュージシャンであるケニー・ロギンス1984年に発表した「アイム・フリー」のカバー曲で、TBS系ドラマ『スーパーポリス』の主題歌として使用された[2]

渡辺がデビューについて知ったのは、1985年3月の高校の卒業式当日であった[3]。友達と信号待ちをしていた渡辺の目の前に1台のタクシーが停まり、車内から「美里!今からレコーディングの打ち合わせに行くから乗りなさい」と呼ぶ声が聞こえた。声の主は、後に渡辺が所属する事務所の代表・春名源基であったが、渡辺は制服姿のままだったため、一旦家に帰って着替えを済ませてから事務所に向かった。打ち合わせが始まると、既にデビュー曲としてケニー・ロギンスのカバー曲を歌うことと、そのタイアップも決まっており、ドラマのエンディングテーマとして使われる予定であるということを耳にする[3]。″自分の歌″を歌いたかった渡辺は、当初カバー曲でデビューすると聞いたとき、正直「ふーん。カバーかあ」と思ったというが、後に「世の中にはこんな素敵な曲があるのだから、カバーしないなんてあり得ない」と考え直し、カバー曲を歌うことが現在も自身のライフワークの一つになっていると述べている[3]

カップリング曲の「タフな気持で (Don't Cry)」は、イングランド出身のロックバンドであるエイジア1983年に発表した2ndアルバム『アルファ』に収録されている「Don't Cry」のカバー曲で、同ドラマの挿入歌として使用された[4]

本作は、発売当初EP盤のみのリリースだったが、1989年12月1日8cmCDとしてフォーマットを変更して発売された[5]

収録曲

SIDE A

I'm Free(3:30)
作詞:DEAN PITCHFORD / 日本語詞:康珍化 / 作曲:KENNY LOGGINS / 編曲:中村哲

SIDE B

タフな気持で (Don't Cry)(3:37)
作詞・作曲:JOHN WETTON and GEOFF DOWNES / 日本語詞:只野菜摘 / 編曲:中村哲

収録アルバム

脚注

出典

  1. ^ 渡辺美里『I'm Free』のアルバムページ”. レコチョク. 2025年8月23日閲覧。
  2. ^ SUPER POLICE(スーパーポリス)”. テレビドラマデータベース. 2022年7月1日閲覧。
  3. ^ a b c 渡辺 2020, p. 34-36
  4. ^ 渡辺美里 – I'm Free – Vinyl (7", 45 RPM, Single), 1985”. Discogs. 2025年8月23日閲覧。
  5. ^ I'm Free”. ORICON NEWS. oricon ME. 2022年7月18日閲覧。

参考資料

  • 渡辺美里『ココロ銀河〜革命の星座〜』朝日新聞出版、2020年4月。ISBN 978-4-02-251679-4 

外部リンク

SonyMusic
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