1973年、『オールナイトニッポン』はそれまでニッポン放送のアナウンサーらがラジオDJ(ラジオパーソナリティ)を務めていたが、この頃よりパーソナリティをタレント・歌手・芸人らが担当するようになった。当時『ビバ・カメショー』制作を担当した亀渕昭信はオールナイトニッポンの転機を図るべく、スタジオ・ミュージシャンでモータウンのファンクギタリスト、デニス・コフィーに依頼して新アレンジのテーマ曲(演奏:デニス・コフィー&ザ・デトロイト・ギター・バンド(Dennis.Coffey & The Detroit Guitar Band))[3]作成し番組に採用した[4]。しかし、レーティング聴取率があまりよくなかったため、その後オリジナルの“ハーブ・アルパート版”に戻すようになった。最後に使用されたのは1974年末頃の土曜深夜『笑福亭鶴光のオールナイトニッポン』のみで、他曜日のオールナイトニッポンのテーマ曲は随時オリジナルに戻された。
1998年にGTSのアルバム『BRAND NEW WORLD』の1曲目でハウスのアレンジカバーされる。
2002年に吉本興業のユニット「Re:Japan」により、オールナイトニッポン35周年記念企画で歌詞がついた歌謡曲「bittersweet samba〜ニッポンの夜明け前〜」としてカバーされた。同曲はシングル発売の週の『オールナイトニッポン』でオープニングテーマとして使われた[9]ほか、『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(フジテレビ)のエンディングテーマにも起用された[10]。作詞は「オールナイトニッポン リスナーズ」の名のもとに、リスナーからの公募を中心とし、放送作家としてオールナイトニッポンも担当している藤井青銅が補作詞という形で携わった。吉本興業所属で当時オールナイトニッポンでパーソナリティを務めていた藤井隆、ロンドンブーツ1号2号はこのユニットに参加していたものの、木曜パーソナリティのナインティナインは参加していない。