SQLにおけるALTER文は、関係データベース管理システム (RDBMS) の管理下に既に存在するオブジェクトの特性を変更するデータ定義言語 (DDL) の命令である。 使用しているRDBMSの実装により、ALTER文で変更することができるオブジェクトの種類は異なる。 基本的な使用方法は次のとおりである。
ALTER [オブジェクトの種類] [オブジェクト名] [パラメタ]
「従業員」という名前で既に存在する表に対して、「生年月日」という名前の列を追加 (そして削除) する命令の例を示す。
ALTER TABLE 従業員 ADD 生年月日 DATE; ALTER TABLE 従業員 DROP COLUMN 生年月日;