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1989年の阪神タイガース
成績
	セントラルリーグ5位
	54勝75敗1分勝率.419
本拠地
都市	兵庫県西宮市
球場	阪神甲子園球場
球団組織
オーナー	久万俊二郎
経営母体	阪神電気鉄道
監督	村山実
選手会長	平田勝男
スローガン
	3F（フレッシュ、ファイト、フォア・ザ・チーム）
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1989年の阪神タイガースでは、1989年の阪神タイガースにおける動向をまとめる。

1989年の阪神タイガースは、2回目の村山実監督体制の2年目（通算5年目^[1]）のシーズンである。

概要

前年より起用されていた「少年隊トリオ」の和田豊、大野久、中野佐資がレギュラーとして定着し、中でも和田はリーグ最多犠打、大野も打率3割を記録するなど結果を残した。前年遊撃手レギュラーを和田に奪われた平田勝男が開幕から1ヶ月半ほど返り咲いたが、5月半ばから八木裕が抜擢されて16本塁打の成績を上げた。また三塁手にコンバートされた岡田彰布も一定の成績を挙げ、そして新外国人のセシル・フィルダーが本塁打王争いを演じる活躍を見せてリーグ3位の135本を記録したが、打線がつながりを欠いたため、いずれも打点は伸びなかった。投手陣はマット・キーオが15勝、先発に転向した中西清起も10勝を挙げたが、これに続く投手がなかなか現れず中西の先発転向により抑え投手の固定にも苦労することとなった。チームも6月を境に順位が下降、8月には一時最下位転落の危機に見舞われたが、9月後半から大洋が11連敗を喫したこともあり、3年連続の最下位は免れたものの優勝の巨人には30.5ゲームも付けられた。シーズン終了後、村山監督は辞任しフィルダーは球団との契約延長交渉がこじれわずか1年でチームを退団することとなった^[2]。

チーム成績

レギュラーシーズン

オーダー変遷
	開幕：4/8		5/2		6/1		7/1		8/1		9/1
1	二	和田豊	右	真弓明信	左	中野佐資	中	亀山努	右	真弓明信	右	大野久
2	遊	平田勝男	二	和田豊	中	大野久	二	和田豊	二	和田豊	二	和田豊
3	一	フィルダー	一	フィルダー	二	和田豊	三	岡田彰布	三	岡田彰布	三	岡田彰布
4	三	岡田彰布	三	岡田彰布	一	フィルダー	一	フィルダー	一	フィルダー	一	フィルダー
5	左	田尾安志	左	田尾安志	右	田尾安志	右	真弓明信	左	田尾安志	左	渡真利克則
6	右	真弓明信	中	中野佐資	三	八木裕	左	大野久	中	大野久	中	八木裕
7	中	大野久	捕	木戸克彦	遊	平田勝男	遊	八木裕	捕	木戸克彦	捕	木戸克彦
8	捕	木戸克彦	遊	平田勝男	捕	吉田康夫	捕	嶋田宗彦	遊	八木裕	遊	山脇光治
9	投	仲田幸司	投	伊藤文隆	投	久保康生	投	仲田幸司	投	中西清起	投	中西清起

^[3]

1989年セントラル・リーグ順位変動
順位	4月終了時		5月終了時		6月終了時		7月終了時		8月終了時		9月終了時		最終成績
1位	広島	--	広島	--	巨人	--	巨人	--	巨人	--	巨人	--	巨人	--
2位	巨人	3.5	巨人	0.0	広島	2.5	広島	7.0	広島	8.0	広島	4.5	広島	9.0
3位	ヤクルト	8.0	阪神	10.5	阪神	15.5	中日	14.0	中日	13.0	中日	13.0	中日	15.5
4位	阪神	8.0	ヤクルト	11.5	ヤクルト	15.5	ヤクルト	20.0	ヤクルト	24.5	ヤクルト	23.0	ヤクルト	28.5
5位	中日	8.0	中日	12.0	中日	15.5	阪神	22.0	阪神	29.0	阪神	28.0	阪神	30.5
6位	大洋	8.5	大洋	14.0	大洋	17.0	大洋	24.0	大洋	30.5	大洋	33.5	大洋	36.5
期間成績	6勝10敗勝率.375		9勝10敗勝率.474		9勝13敗勝率.409		6勝12敗1分勝率.333		7勝15敗勝率.318		10勝9敗勝率.526		7勝6敗勝率.538

1989年セントラル・リーグ最終成績
順位	球団	勝	敗	分	勝率	差
1位	読売ジャイアンツ	84	44	2	.656	優勝
2位	広島東洋カープ	73	51	6	.589	9.0
3位	中日ドラゴンズ	68	59	3	.535	15.5
4位	ヤクルトスワローズ	55	72	3	.433	28.5
5位	阪神タイガース	54	75	1	.419	30.5
6位	横浜大洋ホエールズ	47	80	3	.370	36.5

1989 サンヨーオールスターゲーム

→詳細は「1989年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照

選出選手及びスタッフ
ポジション	名前	選出回数
内野手	岡田彰布	7
内野手	和田豊	初

この年の阪神は監督推薦による選出のみであった。

入団・退団

シーズン開幕前

本節では、前シーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。

入団

選手名	背番号	前所属	備考
投手
太田貴	17	鷺宮製作所	ドラフト外
渡辺伸彦	20	常石鉄工	ドラフト5位
住友一哉	24	近鉄	交換トレード
高村洋介	51	本田技研熊本	ドラフト外
石井宏	52	阪急	自由契約
南秀憲	70	近鉄	交換トレード
中込伸	99	神崎工業高	ドラフト1位
捕手
岡島厚	35	ロッテ	自由契約
岩田徹	38	三菱自動車水島	ドラフト4位
内野手
鶴見信彦	15	三菱自動車川崎	ドラフト2位
フィルダー	44	トロント・ブルージェイズ	新外国人
鮎川義文	62	星城高	ドラフト6位
星野修	68	福岡高	ドラフト外
竹峰丈太郎		日本野球体育学園	ドラフト外
外野手
金子誠一	33	本田技研	ドラフト3位

退団

選手名	背番号	退団区分	去就
投手
佐藤秀明	24	交換トレード	近鉄
山本和行	25	自由契約	引退・野球解説者
福家雅朗	45	交換トレード	近鉄
高橋昌也	51	自由契約
山崎剛	60	自由契約	引退・打撃投手
捕手
山川猛	38	自由契約	引退・バッテリーコーチ
内野手
ジョーンズ	00	自由契約
掛布雅之	31	自由契約	引退・野球解説者
引間功侑	32	自由契約
服部浩一	35	自由契約
外野手
柏原純一	2	自由契約	引退・打撃コーチ
弘田澄男	73	自由契約	引退・外野守備＆走塁コーチ

選手・スタッフ

^[4]

試合結果

凡例
勝利試合	敗北試合	引き分け	中止

1989年レギュラーシーズン

4月(6勝10敗0分 .375)

#	日付	対戦相手	スコア	勝利投手	敗戦投手	セーブ	本塁打	球場	勝敗
1	4月8日	広島	5-4	中西（1-0）	-	-	フィルダー（1）	広島市民	1-0
2	4月9日	広島	0-8	-	伊藤（0-1）	-		広島市民	1-1
3	4月11日	巨人	3-1	池田（1-0）	-	-		甲子園	2-1
4	4月12日	巨人	0-6	-	猪俣（0-1）	-		甲子園	2-2
5	4月13日	巨人	5-8	-	仲田（0-1）	-	岡田（1）木戸（1）	甲子園	2-3
6	4月14日	中日	1-2	-	伊藤（0-2）	-		甲子園	2-4
	4月15日	中日	中止					甲子園	–
7	4月16日	中日	6-8	-	岡部（0-1）	-	真弓（1）中野（1）	甲子園	2-5
8	4月18日	大洋	2-4	-	猪俣（0-2）	-		横浜	2-6
9	4月19日	大洋	1-4	-	嶋尾（0-1）	-		横浜	2-7
10	4月20日	大洋	3-2	伊藤（1-2）	-	中西（1-0-1）	真弓（2）	横浜	3-7
11	4月21日	ヤクルト	6-5	野田（1-0）	-	中西（1-0-2）		西京極	4-7
12	4月22日	ヤクルト	5-2	池田（2-0）	-	-	岡田（2）	甲子園	5-7
	4月23日	ヤクルト	中止					甲子園	–
13	4月26日	中日	1-4	-	伊藤（1-3）	-		ナゴヤ	5-8
	4月27日	中日	中止					ナゴヤ	–
14	4月28日	広島	5-7	-	池田（2-1）	-	フィルダー（2）木戸（2）	甲子園	5-9
15	4月29日	広島	1-4	-	嶋尾（0-2）	-		甲子園	5-10
16	4月30日	広島	6-1	キーオ（1-0）	-	-	フィルダー（3）田尾（1）	甲子園	6-10

5月(9勝10敗0分 .474)

#	日付	対戦相手	スコア	勝利投手	敗戦投手	セーブ	本塁打	球場	勝敗
17	5月2日	巨人	3-4	-	伊藤（1-4）	-	フィルダー（4）	東京ドーム	6-11
18	5月3日	巨人	2-7	-	池田（2-2）	-		東京ドーム	6-12
19	5月4日	巨人	5-2	中西（2-0-2）	-	-	フィルダー（5）	東京ドーム	7-12
20	5月5日	大洋	4-3	キーオ（2-0）	-	-		甲子園	8-12
	5月6日	大洋	中止					甲子園	–
	5月7日	大洋	中止					甲子園	–
21	5月9日	ヤクルト	9-4	伊藤（2-4）	-	-	田尾（2）	神宮	9-12
22	5月10日	ヤクルト	2-7	-	池田（2-3）	-	真弓（3）	神宮	9-13
	5月11日	ヤクルト	中止					神宮	–
	5月12日	巨人	中止					甲子園	–
23	5月13日	巨人	4-9	-	キーオ（2-1）	-		甲子園	9-14
24	5月14日	巨人	2-4	-	伊藤（2-5）	-	岡田（3）	甲子園	9-15
25	5月16日	広島	6-7	-	中西（2-1-2）	-	フィルダー（6）	広島市民	9-16
	5月17日	広島	中止					広島市民	–
26	5月18日	広島	6-4	キーオ（3-1）	-	-	中野（2）	広島市民	10-16
	5月19日	大洋	中止					甲子園	–
27	5月20日	大洋	6-5	野田（2-0）	-	-	岡田（4）田尾（3）	甲子園	11-16
28	5月21日	大洋	6-10	-	猪俣（0-3）	-	金子（1）フィルダー（7・8）	甲子園	11-1
29	5月23日	中日	7-3	キーオ（4-1）	-	-	キーオ（1）岡田（5・6）	福井	12-17
30	5月24日	中日	7-6	住友（1-0）	-	中西（2-1-3）	岡田（7）フィルダー（9・10）	ナゴヤ	13-17
	5月25日	中日	中止					ナゴヤ	–
31	5月26日	広島	3-1	野田（3-0）	-	中西（2-1-4）		甲子園	14-17
32	5月27日	広島	2-4	-	猪俣（0-4）	-	八木（1）	甲子園	4-18
33	5月28日	広島	2-4	-	住友（1-1）	-		甲子園	14-19
34	5月30日	ヤクルト	8-3	御子柴（1-0）	-	-		神宮	15-19
35	5月31日	ヤクルト	9-13	-	野田（3-1）	-	中野（3）田尾（4）八木（2）和田（1）渡真利（1）フィルダー（11）真弓（4）	神宮	15-20

6月(9勝13敗0分 .409)

#	日付	対戦相手	スコア	勝利投手	敗戦投手	セーブ	本塁打	球場	勝敗
36	6月1日	ヤクルト	5-3	福間（1-0）	-	中西（1-2-5）	久保（1）フィルダー（12）真弓（5）	神宮	16-20
37	6月2日	巨人	4-5	-	中西（2-2-5）	-		東京ドーム	16-21
38	6月3日	巨人	6-4	キーオ（5-1）	-	住友（1-1-1）	岡田（8）八木（3）	東京ドーム	17-21
39	6月4日	巨人	0-10	-	仲田（0-2）	-		東京ドーム	17-22
40	6月6日	中日	5-7	-	伊藤（2-6）	-	岡田（9・10）	甲子園	17-23
41	6月7日	中日	5-4	中西（3-2-5）	-	-	フィルダー（13）岡田（11）	甲子園	18-23
42	6月8日	中日	4-0	キーオ（6-1）	-	-	フィルダー（14）	甲子園	19-23
43	6月10日	大洋	9-13	-	仲田（0-3）	-	大野（1）フィルダー（15）	札幌	19-24
44	6月11日	大洋	2-6	-	野田（3-2）	-	渡真利（2）フィルダー（16）	札幌	19-25
45	6月13日	ヤクルト	6-4	キーオ（7-1）	-	住友（1-1-2）	岡田（12）	甲子園	20-25
46	6月14日	ヤクルト	2-5	-	仲田（0-4）	-	八木（4）	甲子園	20-26
47	6月15日	ヤクルト	3-4	-	住友（1-2-2）	-		甲子園	20-27
	6月16日	大洋	中止					甲子園	–
48	6月17日	大洋	3-5	-	野田（3-3）	-	中野（4）フィルダー（17）	甲子園	20-28
49	6月18日	大洋	11-2	キーオ（8-1）	-	-	真弓（6）岡田（13）フィルダー（18）	甲子園	21-28
50	6月20日	ヤクルト	1-2	-	仲田（0-5）	-		神宮	21-29
51	6月21日	ヤクルト	2-7	-	中西（3-3-5）	-		神宮	21-30
52	6月22日	ヤクルト	4-8	-	御子柴（1-1）	-	フィルダー（19・20）八木（5）	神宮	21-31
	6月23日	巨人	中止					甲子園	–
53	6月24日	巨人	1-3	-	キーオ（8-2）	-	真弓（7）	甲子園	21-32
54	6月25日	巨人	5-4	猪俣（1-4）	-	住友（1-2-3）	岡田（14）	甲子園	22-32
55	6月27日	中日	1-0	中西（4-3-5）	-	-	岡田（15）	ナゴヤ	23-32
	6月28日	中日	中止					ナゴヤ	–
56	6月29日	中日	1-0	御子柴（2-1）	-	-		ナゴヤ	24-32
57	6月30日	広島	1-4	-	キーオ（8-3）	-	真弓（8）	甲子園	24-33

7月(6勝12敗1分 .333)

#	日付	対戦相手	スコア	勝利投手	敗戦投手	セーブ	本塁打	球場	勝敗
58	7月1日	広島	3-0	仲田（1-5）	-	-	岡田（16）フィルダー（21）	甲子園	25-33
	7月2日	広島	中止					甲子園	–
59	7月4日	巨人	0-6	-	中西（4-4-5）	-		東京ドーム	25-34
60	7月5日	巨人	1-4	-	キーオ（8-4	-		東京ドーム	25-35
61	7月6日	巨人	4-8	-	住友（1-3-）	-		東京ドーム	25-36
62	7月7日	ヤクルト	3-4	-	御子柴（2-2）	-	中野（5）フィルダー（22）	甲子園	25-37
63	7月8日	ヤクルト	5-6	-	仲田（1-6）	-	真弓（9）	甲子園	25-38
	7月9日	ヤクルト	中止					甲子園	–
64	7月11日	中日	2-3	-	中西（4-5-5）	-	真弓（10）	岡山	25-39
65	7月12日	中日	1-3	-	キーオ（8-5）	-	渡真利（3）	甲子園	25-40
66	7月13日	中日	4-7	-	池田（2-4）	-	フィルダー（23）	甲子園	25-41
67	7月15日	広島	7-8	-	猪俣（1-5）	-	大野（2）田尾（5）フィルダー（24）	広島市民	25-42
68	7月16日	広島	2-2	-	-	-	八木（6）	広島市民	25-42-1
69	7月18日	大洋	6-1	キーオ（9-5）	-	-	フィルダー（25）真弓（11）	宇都宮	26-42-1
70	7月19日	大洋	10-4	猪俣（2-5）	-	-	フィルダー（26・27）真弓（12）	横浜	27-42-1
71	7月20日	大洋	4-6	-	中西（4-6-5）	-	フィルダー（28）	横浜	27-43-1
72	7月21日	巨人	5-0	仲田（2-6）	-	-	大野（3）	甲子園	28-43-1
73	7月22日	巨人	4-2	野田（4-3）	-	-	フィルダー（29）	甲子園	29-43-1
74	7月23日	巨人	4-2	キーオ（10-5）	-	野田（4-3-1）	真弓（13）	甲子園	30-43-1
75	7月29日	中日	0-6	-	キーオ（10-6）	-		甲子園	30-44-1
76	7月30日	中日	1-4	-	仲田（2-7）	-		甲子園	30-45-1

8月(7勝15敗 .318)

#	日付	対戦相手	スコア	勝利投手	敗戦投手	セーブ	本塁打	球場	勝敗
77	8月1日	大洋	3-1	中西（5-6-5）	-	-	真弓（14）	甲子園	31-45-1
	8月2日	大洋	中止					甲子園	–
78	8月3日	大洋	5-2	キーオ（11-6）	-	-	岡田（17）木戸（3）	甲子園	32-45-1
79	8月4日	広島	0-12	-	仲田（2-8）	-		広島市民	32-46-1
80	8月5日	広島	2-10	-	池田（2-5）	-		広島市民	32-47-1
81	8月6日	広島	9-5	中西（6-6-5）	-	-	木戸（4）中野（6）フィルダー（30）	岡山	33-47-1
82	8月8日	ヤクルト	5-6	-	仲田（2-9）	-	真弓（15）フィルダー（31）	神宮	33-48-1
83	8月9日	ヤクルト	0-1	-	伊藤（2-7）	-		神宮	33-49-1
	8月10日	ヤクルト	中止					神宮	–
84	8月11日	大洋	2-4	-	池田（2-6）	-		横浜	33-50-1
85	8月12日	大洋	4-2	中西（7-6-5）	-	-	フィルダー（32）	横浜	33-51-1
86	8月13日	大洋	10-9	仲田（3-9）	-	-	フィルダー（33・34・35）山口（1）岡田（18・19）	横浜	34-51-1
87	8月15日	ヤクルト	0-2	-	池田（2-7）	-		GS神戸	34-52-1
88	8月16日	ヤクルト	2-1	伊藤（3-7）	-	-	真弓（16）	GS神戸	35-52-1
89	8月17日	ヤクルト	1-6	-	中田（0-1）	-		GS神戸	35-53-1
90	8月19日	巨人	3-5	-	中西（7-7-5）	-		東京ドーム	35-54-1
91	8月20日	巨人	0-5	-	キーオ（11-7）	-		東京ドーム	35-55-1
92	8月22日	中日	3-6	-	池田（2-8）	-		ナゴヤ	35-56-1
93	8月23日	中日	4-6	-	御子柴（2-3）	-	中野（7）	ナゴヤ	35-57-1
94	8月24日	中日	1-2	-	中西（7-8-5）	-		ナゴヤ	35-58-1
95	8月25日	広島	0-3	-	キーオ（11-8）	-		甲子園	35-59-1
96	8月26日	広島	7-3	仲田（4-9）	-	-	岡田（20）フィルダー（36）	甲子園	36-59-1
	8月27日	広島	中止					甲子園	–
97	8月29日	巨人	1-3	-	伊藤（3-8）	-	金子（2）	甲子園	36-60-1
	8月30日	巨人	中止					甲子園	–
98	8月31日	巨人	5-6	-	野田（4-4-1）	-	岡田（21）八木（7）	甲子園	36-61-1

9月(10勝9敗0分 .526)

#	日付	対戦相手	スコア	勝利投手	敗戦投手	セーブ	本塁打	球場	勝敗
99	9月1日	中日	4-0	中西（8-8-5）	-	-	八木（8）	ナゴヤ	38-60-1
	9月2日	中日	中止					ナゴヤ	–
	9月3日	中日	中止					ナゴヤ	–
	9月5日	ヤクルト	中止					神宮	–
100	9月6日	ヤクルト	7-5	久保（1-0）	-	住友（1-3-4）	八木（9）大野（4）	神宮	39-60-1
101	9月7日	ヤクルト	4-3	中西（9-8-5）	-	-		神宮	40-60-1
102	9月8日	大洋	6-5	猪俣（3-5）	-	住友（1-3-5）	フィルダー（37）	甲子園	41-60-1
103	9月9日	大洋	3-4	-	仲田（4-10）	-	フィルダー（38）	甲子園	41-61-1
104	9月10日	大洋	0-3	-	久保（1-1）	-		甲子園	41-62-1
105	9月13日	巨人	0-5	-	中西（9-9-5）	-		東京ドーム	41-63-1
106	9月14日	巨人	5-2	キーオ（12-8）	-	住友（1-3-6）	中野（8）金子（3）	東京ドーム	42-63-1
107	9月16日	ヤクルト	7-8	-	住友（1-4-6）	-	中野（9）	甲子園	42-64-1
108	9月17日	ヤクルト	6-3	久保（2-1）	-	野田（4-4-2）	八木（10）	甲子園	43-64-1
109	9月20日	広島	2-0	中西（10-9-5）	-	-	横谷（1）	広島市民	44-64-1
110	9月21日	広島	2-3	-	キーオ（12-9）	-		広島市民	44-65-1
111	9月22日	広島	5-7	-	猪俣（3-6）	-	岡田（22）	広島市民	44-66-1
112	9月23日	中日	6-5	住友（2-4-6）	-	-		甲子園	45-66-1
113	9月24日	中日	1-2	-	御子柴（2-4）	-		甲子園	45-67-1
114	9月25日	中日	0-1	-	嶋尾（0-3）	-		甲子園	45-68-1
115	9月27日	大洋	6-5	住友（3-4-6）	-	-		横浜	46-68-1
116	9月28日	大洋	13-3	キーオ（13-9）	-	-	中野（10）岡田（23）	横浜	47-68-1
117	9月30日	広島	3-6	-	嶋尾（0-4）	-		甲子園	47-69-1

10月(7勝6敗0分 .538)

#	日付	対戦相手	スコア	勝利投手	敗戦投手	セーブ	本塁打	球場	勝敗
118	10月1日	広島	4-3	遠山（1-0）	-	猪俣（3-6-1）	八木（11）	甲子園	48-69-1
119	10月2日	広島	0-7	-	服部（0-1）	-		甲子園	48-70-1
120	10月3日	ヤクルト	6-5	野田（5-4-2）	-	-	中野（11）	甲子園	49-70-1
121	10月5日	ヤクルト	7-4	キーオ（14-9）	-	猪俣（3-6-2）		神宮	50-70-1
122	10月7日	巨人	3-4	-	遠山（1-1）	-		甲子園	50-71-1
123	10月9日	中日	6-7	-	中西（10-10-5）	-	金子（4）	ナゴヤ	50-72-1
124	10月10日a	中日	4-7	-	久保（2-2）	-	八木（12）	ナゴヤ	50-73-1
125	10月10日b	中日	10-6	キーオ（15-9）	-	猪俣（3-6-3）	木戸（5）	ナゴヤ	51-73-1
126	10月11日	中日	5-6	-	嶋尾（0-5）	-	八木（13・14）木戸（6）横谷（2）	ナゴヤ	51-74-1
127	10月14日	広島	6-5	遠山（2-1）	-	住友（3-4-7）	渡真利（4）	広島市民	52-74-1
128	10月15日a	大洋	2-5	-	太田（0-1）	-	八木（15）	甲子園	52-75-1
129	10月15日b	大洋	3-2	猪俣（4-6-3）	-	-	岡田（24）横谷（3）八木（16）	甲子園	53-75-1
130	10月16日	大洋	4-3	嶋尾（1-5）	-	-		甲子園	54-75-1

個人成績

投手成績

色付きは規定投球回数（130イニング）以上の選手
太字はリーグ最高。

選手	登板	完投	完封	勝利	敗戦	セ丨ブ	勝率	投球回	被安打	被本塁打	与四球	与死球	奪三振	失点	自責点	防御率
きお/ キーオ	28	8	1	15	9	0	.625	201.0	203	19	39	2	110	90	83	3.72
なかに/ 中西清起	34	7	3	10	10	5	.500	139.2	156	14	36	7	74	67	62	4.00
いけ/ 池田親興	14	2	0	2	8	0	.200	61.2	77	8	24	3	48	46	46	6.71
いと/ 伊藤文隆	27	2	0	3	8	0	.273	108.0	110	6	35	5	52	58	51	4.25
いの/ 猪俣隆	41	0	0	4	6	3	.400	66.2	53	3	54	1	65	33	31	4.19
おお/ 太田貴	16	0	0	0	1	0	.000	34.1	32	3	17	0	28	16	16	4.19
おか/ 岡部憲章	6	0	0	0	1	0	.000	5.1	7	0	1	1	4	6	3	5.06
くと/ 工藤一彦	5	0	0	0	0	0	.000	7.2	13	2	2	0	4	8	8	9.39
くほ/ 久保康生	14	0	0	2	2	0	.500	49.1	54	9	25	1	55	30	28	5.11
しま/ 嶋尾康史	21	1	0	1	5	0	.167	52.1	57	6	18	1	26	24	23	3.96
すみ/ 住友一哉	44	0	0	3	4	7	.429	63.1	67	3	16	5	33	27	24	3.41
たか/ 高村洋介	1	0	0	0	0	0	.000	7.0	6	0	7	0	3	2	2	2.57
とお/ 遠山昭治	10	0	0	2	1	0	.667	28.1	37	2	7	0	16	15	14	4.45
なかたこ/ 仲田幸司	26	4	2	4	10	0	.286	112.0	102	15	45	0	104	68	58	4.66
なかたよ/ 中田良弘	8	0	0	0	1	0	.000	13.1	14	1	7	1	13	4	4	2.70
のた/ 野田浩司	43	0	0	5	4	2	.556	91.1	86	5	27	1	54	39	34	3.35
はつ/ 服部裕昭	2	0	0	0	1	0	.000	3.0	6	0	3	0	3	3	2	6.00
ふく/ 福間納	9	0	0	1	0	0	1.000	5.0	4	0	1	1	1	1	1	1.80
みこ/ 御子柴進	29	1	1	2	4	0	.333	55.1	51	4	18	3	22	23	22	3.58
わた/ 渡辺伸彦	30	0	0	0	0	0	.000	41.1	30	5	18	3	48	20	17	3.70
合計		25	7	54	75	17	.419	1146.0	1165	105	400	35	763	580	529	4.15

打撃成績

色付きは規定打席（403打席）以上の選手
太字はリーグ最高。

選手	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	死球	三振	併殺打	打率	出塁率
わたゆ/ 和田豊	129	563	476	61	141	20	4	1	172	25	18	8	40	1	45	1	39	7	.296	.358
おかた/ 岡田彰布	130	557	492	66	138	20	1	24	232	76	8	3	0	7	57	1	81	15	.280	.352
おお/ 大野久	125	460	403	53	122	16	2	4	154	26	22	9	16	1	36	4	66	2	.303	.365
ふい/ フィルダー	106	454	384	60	116	11	0	38	241	81	0	0	0	3	65	2	107	13	.302	.403
いわき/ 岩切英司	11	7	5	0	1	0	0	0	1	1	0	0	0	0	1	1	1	1	.200	.429
いわた/ 岩田徹	25	23	23	0	1	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	7	0	.043	.043
かな/ 金森永時	77	138	121	13	37	5	2	0	46	17	0	0	2	0	13	2	11	4	.306	.382
かね/ 金子誠一	81	132	120	15	25	4	2	4	45	12	2	1	0	0	11	1	37	0	.208	.280
かめ/ 亀山努	28	38	36	4	5	2	0	0	7	1	1	0	2	0	0	0	10	1	.139	.139
きと/ 木戸克彦	93	317	280	22	69	14	1	6	103	32	3	1	13	2	21	1	49	7	.246	.299
さの/ 佐野仙好	19	24	23	0	4	0	0	0	4	0	0	0	0	0	1	0	1	0	.174	.208
しま/ 嶋田宗彦	30	33	29	1	5	1	0	0	6	1	0	0	2	0	2	0	6	0	.172	.226
たお/ 田尾安志	84	266	252	20	72	13	0	5	100	27	0	2	3	1	9	1	30	9	.286	.312
たかい/ 高井一	12	13	13	0	2	1	0	0	3	1	0	0	0	0	0	0	6	0	.154	.154
とま/ 渡真利克則	71	130	123	14	37	4	1	4	55	13	0	0	2	0	3	2	23	2	.301	.328
なかの/ 中野佐資	124	330	287	41	77	16	5	11	136	41	9	5	8	2	16	17	40	5	.268	.342
ひら/ 平田勝男	89	119	102	7	14	3	1	0	19	6	1	0	9	1	6	1	9	3	.137	.191
まゆ/ 真弓明信	95	311	279	36	69	8	1	16	127	37	2	1	0	1	30	1	52	14	.247	.322
みや/ 宮内仁一	14	9	9	3	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	4	0	.000	.000
やき/ 八木裕	102	301	271	33	58	12	4	16	126	40	3	0	4	0	26	0	67	5	.214	.283
やまく/ 山口重幸	30	49	40	2	7	2	0	1	12	7	0	0	5	1	3	0	11	2	.175	.227
やまた/ 山田勝彦	1	1	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
やまわ/ 山脇光治	70	98	90	13	24	1	2	0	29	4	5	2	3	0	5	0	18	1	.267	.305
よこ/ 横谷総一	33	60	57	5	17	3	0	3	29	7	2	0	1	0	2	0	14	3	.298	.322
よしか/ 吉川弘幸	6	10	7	3	2	0	1	0	4	0	1	0	0	0	3	0	2	0	.286	.500
よした/ 吉田康夫	58	96	80	12	12	2	0	0	14	0	4	0	3	0	11	2	15	1	.150	.269
いけ/ 池田親興	16	22	22	0	3	0	1	0	5	0	0	0	0	0	0	0	5	0	.136	.136
いと/ 伊藤文隆	28	35	29	0	4	1	0	0	5	0	0	0	3	0	3	0	13	1	.138	.219
いの/ 猪俣隆	41	12	12	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	9	0	.000	.000
おお/ 太田貴	18	6	3	0	0	0	0	0	0	0	0	0	3	0	0	0	0	1	.000	.000
きお/ キーオ	29	77	67	2	12	4	2	1	23	10	0	0	9	0	1	0	33	0	.179	.191
くと/ 工藤一彦	6	1	1	0	1	0	0	0	1	1	0	0	0	0	0	0	0	0	1.000	1.000
くほ/ 久保康生	15	16	16	2	6	1	0	1	10	1	0	0	0	0	0	0	4	0	.375	.375
しまお/ 嶋尾康史	23	11	9	1	1	0	0	0	1	0	0	0	2	0	0	0	5	0	.111	.111
すみ/ 住友一哉	44	5	4	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	1	0	.000	.000
たかむ/ 高村洋介	1	2	2	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	.000	.000
とお/ 遠山昭治	10	9	8	0	2	1	0	0	3	0	0	0	1	0	0	0	1	0	.250	.250
なかたこ/ 仲田幸司	26	35	31	3	4	0	0	0	4	2	0	0	3	0	1	0	6	0	.129	.156
なかたよ/ 中田良弘	8	1	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	.000	.000
なかに/ 中西清起	37	51	47	3	9	0	0	0	9	1	0	0	3	0	0	1	15	2	.191	.208
のた/ 野田浩司	46	19	17	1	1	1	0	0	2	1	0	0	2	0	0	0	8	0	.059	.059
ふく/ 福間納	9	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	0	.000	.000
みこ/ 御子柴進	33	13	13	1	3	0	0	0	3	0	0	0	0	0	0	0	6	0	.231	.231
わたな/ 渡辺伸彦	31	3	3	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
合計		4858	4288	497	1101	166	30	135	1732	471	81	32	141	20	371	38	814	99	.257	.320

表彰

岡田彰布
- 月間MVP〈野手6月〉（3年ぶり2度目）
セシル・フィルダー
- 月間MVP〈野手7月〉（初受賞）

達成記録・出来事

4月8日 - 開幕戦の広島1回戦（広島市民）で勝利し1979年以来10年ぶりの開幕戦勝利
5月31日 - 渡辺伸彦がヤクルト6回戦（神宮）で6回にラリー・パリッシュに死球を与え乱闘に発展、騒動が収まった直後に中西親志の頭の近くに投球をし再び乱闘に発展したことにより本年度から制度化された危険球退場の第1号となった
5月31日 - ヤクルト6回戦（神宮）で7本塁打を放つもの投手陣が13被安打、11与四死球の大乱調で9－13で敗戦、7本塁打を放ちながらの敗戦は史上3度目
6月18日 - 真弓明信が大洋10回戦（甲子園）で6回に代打で出場し欠端光則から本塁打を放ち、5月31日と6月1日のヤクルト6、7回戦（神宮）に続き代打出場3打席連続本塁打、史上2人目
7月12日 - 田尾安志が中日12回戦（甲子園）で先発出場し通算1500試合出場、史上93人目
7月20日 - セシル・フィルダーが大洋13回戦（横浜）で欠端光則から本塁打を放ち同一カード8試合連続本塁打、4人がもっていた同一カード連続試合本塁打の新記録を更新
7月21日 - 仲田幸司が巨人17回戦（甲子園）で完封勝利をあげ、11試合連続完投勝利中の相手先発・斎藤雅樹の記録をストップさせる
7月23日 - 真弓明信が巨人19回戦（甲子園）で3回に桑田真澄から本塁打を放ち通算250本塁打、史上30人目
8月3日 - 岡田彰布が大洋15回戦（甲子園）で1回に遠藤一彦から本塁打を放ち通算200本塁打、史上58人目
8月13日 - セシル・フィルダーが大洋18回戦（横浜）で1試合3本塁打を記録、球団史上10人目（13度目）
9月10日 - 大洋21回戦（甲子園）で無死一、二塁から木戸克彦がバント小飛球を打ち、直接捕球され、2走者も戻れずトリプルプレーを喫する
9月23日 - 村山実監督の今季限りの退団を発表
9月29日 - 中村勝広の来季からの監督就任を発表
10月6日 - 佐野仙好の今季限りの引退を発表
12月5日 - 新外国人選手のリチャード・ウェリグマンと契約の締結を発表

ドラフト指名選手

→詳細は「1989年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)」を参照

順位	選手名	ポジション	所属	結果
1位	葛西稔	投手	法政大学	入団
2位	岡本圭治	内野手	近畿大学	入団
3位	麦倉洋一	投手	佐野日本大学高	入団
4位	古里泰隆	投手	福岡第一高	入団
5位	新庄剛志	外野手	西日本短期大学附属高	入団
6位	吉田浩	外野手	高岡第一高	入団

出典

[脚注の使い方]

^ 開幕直後からヘッドコーチが監督代行になった1972年を含む。
^ 【内田雅也の猛虎監督列伝（24）～第24代　村山実】激情家の「11」を襲った相次ぐ事件
^ 『日本プロ野球記録年鑑ベースボール・レコード・ブック1990』ベースボール・マガジン社、1989年。ISBN 4-583-02810-5。
^ 『日本プロ野球80年史 1934-2014』【記録編】、ベースボール・マガジン社、2014年12月24日。ISBN 978-4-583-10668-7。

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[1] 開幕直後からヘッドコーチが監督代行になった1972年を含む。

[2] 【内田雅也の猛虎監督列伝（24）～第24代　村山実】激情家の「11」を襲った相次ぐ事件

[BRB1990-3] 『日本プロ野球記録年鑑ベースボール・レコード・ブック1990』ベースボール・マガジン社、1989年。ISBN 4-583-02810-5。

[4] 『日本プロ野球80年史 1934-2014』【記録編】、ベースボール・マガジン社、2014年12月24日。ISBN 978-4-583-10668-7。

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1989年の阪神タイガース

概要