齋藤 進六(さいとう しんろく、1919年3月30日 - 1994年11月21日) は、日本の材料科学者。東京工業大学名誉教授。第11代東京工業大学学長。第2代長岡技術科学大学学長。紫綬褒章受章。
人物・経歴
栃木県宇都宮市生まれ[1]。1943年、東北帝国大学工学部航空学科卒業[2]。1960年、東京工業大学にて工学博士の学位を取得[3]。
1945年久我山工業専門学校教授[4]。1967年、東京工業大学工学部材料工学科教授。1973年東京工業大学工業材料研究所所長[4]。
1977年東京工業大学学長。1981年東京工業大学名誉教授。1982年、紫綬褒章受章[2]。1983年長岡技術科学大学学長[5]。1985年、日本セラミックス協会会長[6]。1988年から久保村隆祐横浜国立大学名誉教授の後任として神奈川県教育委員会委員[7]。
長洲一二神奈川県知事から相談を受け、研究開発会社が入居しなかったかながわサイエンスパークの施設を埋めるため、1989年の神奈川科学技術アカデミー設立に参画し、同理事長就任[8]。同年、未踏科学技術協会理事長[9]。
1990年、東京工業大学工学部の教員らが中心となり設立された西東京科学大学の初代学長に就任[10][11]。1994年、勲二等旭日重光章受章[12]、叙正四位[13]。
脚注
外部リンク
- 先代
- 田端精一
|
- 日本セラミックス協会会長
- 第22代:1985年 - 1988年
|
- 次代
- 稲盛和夫
|
- 先代
- 創設
|
- 西東京科学大学学長
- 初代:1990年 - 1994年
|
- 次代
- 小林靖雄
|
東京科学大学学長(東京工業大学長:第11代:1977年 - 1981年) |
---|
|
前身諸学校・大学長 |
---|
|
---|
- 初代 中村幸之助 1929-1942
- 第2代 八木秀次 1942-1944
- 事務取扱 渡辺孫一郎 1944
- 第3代 和田小六 1944-1952
- 事務取扱 山本勇 1952
- 第4代 内田俊一 1952-1958
- 第5代 山内俊吉 1958-1962
- 第6代 大山義年 1962-1966
- 第7代 實吉純一 1966-1968
- 事務取扱/第8代 斯波忠夫 1968/1968-1969
- 事務取扱/第9代 加藤六美 1969/1969-1973
- 第10代 川上正光 1973-1977
- 第11代 齋藤進六 1977-1981
- 第12代 松田武彦 1981-1985
- 第13代 田中郁三 1985-1989
- 第14代 末松安晴 1989-1993
- 第15代 木村孟 1993-1997
- 第16代 内藤喜之 1997-2001
- 第17代 相澤益男 2001-2007
- 第18代 伊賀健一 2007-2012
- 第19代 三島良直 2012-2018
- 第20代 益一哉 2018-2024
|
| | | |
|
|
|