太田 敬三(おおた けいぞう、1902年12月27日 - 1996年4月1日)は、日本の医学者、東宮侍医。専門は、小児科学。
略歴
長野県諏訪郡上諏訪町(現・諏訪市)出身。旧制長野県立諏訪中学校(現・長野県諏訪清陵高等学校)、旧制松本高等学校理科を経て、1926年東京帝国大学医学部医学科卒業。
1926年東大医学部薬理学教室に入り、1927年小児科副手となり、外来診察所医長、1934年医学部附属病院小児科医長兼講師、1937年宮内省侍医寮勤務を経て、1945年東京医学歯学専門学校(現・東京医科歯科大学)講師、のち教授。1949年初代東京医学歯学専門学校附属医院国府台分院長。1956年東京医科歯科大学医学部附属病院長。1968年同大学学長を歴任した。その他、東京生化学研究会理事を務めた。1974年勲二等旭日重光章受章。
著書
- 『小児科学テキスト』 診断と治療社、1959年
- 『小児科学』 医学書院、1960年
- 『スタンダード看護事典』 金原出版、1962年
- 『小児科治療 - 私はこう治療している』 金原出版、1968年
参考文献
- 『長野県人名鑑』信濃毎日新聞社、1974年
- 『現代物故者事典 1994〜1996』日外アソシエーツ
東京科学大学学長(東京医科歯科大学長事務取扱・学長:1968年 - 1969年) |
---|
|
前身諸学校・大学長 |
---|
|
---|
- 初代 中村幸之助 1929-1942
- 第2代 八木秀次 1942-1944
- 事務取扱 渡辺孫一郎 1944
- 第3代 和田小六 1944-1952
- 事務取扱 山本勇 1952
- 第4代 内田俊一 1952-1958
- 第5代 山内俊吉 1958-1962
- 第6代 大山義年 1962-1966
- 第7代 實吉純一 1966-1968
- 事務取扱/第8代 斯波忠夫 1968/1968-1969
- 事務取扱/第9代 加藤六美 1969/1969-1973
- 第10代 川上正光 1973-1977
- 第11代 齋藤進六 1977-1981
- 第12代 松田武彦 1981-1985
- 第13代 田中郁三 1985-1989
- 第14代 末松安晴 1989-1993
- 第15代 木村孟 1993-1997
- 第16代 内藤喜之 1997-2001
- 第17代 相澤益男 2001-2007
- 第18代 伊賀健一 2007-2012
- 第19代 三島良直 2012-2018
- 第20代 益一哉 2018-2024
|
| | | |
|
|
|