長野市少年科学センター(ながのししょうねんかがくセンター)は、長野県長野市上松二丁目の城山公園内にあった科学館。2022年3月末で閉館した[1]。
概要
善光寺の東隣、城山公園内に立地する子供向けの科学館である。交通・通信・電子・宇宙・生命などの分野の体験型展示があるほか、工作教室やサイエンスショー(科学実験)などのイベントがある。
1985年(昭和60年)7月開館[1]。エントランスには渡辺豊重によるパブリックアート作品『ピクニック』が置かれている。人と自然の関わりを赤・白・緑の配色で表現したもの[2]。
2018年度まで8年連続で来館者が年間10万人を超え、2019年度の来館者も9万9千人余りだった[1]。
展示物の約半数は開館当初から展示されている[1]。そのため展示物の一部は現代の感覚からすると「古い」ものもあり、NECのPC-6000シリーズ・PC-8800シリーズなどが現役で「マイコン」体験用に使われていた[3]。
城山公園の再整備計画により2022年3月末で廃止となった。施設は改修され、2024年7月28日に0歳児から親子で楽しめるフロアなどを設置した「ながのこども館」(愛称「ながノビ!」)が開館することになった[1][4][5]。
沿革
施設
1階
- 特別展示台
- 第二展示室「乗り物からエレクトロニクスの世界」 - 交通・通信・ロボット・エレクトロニクス
- 実験工作室
地下1階
- 第一展示室「宇宙から生命エネルギーまで」 - 宇宙・生命・健康
- 天体観測室
- ゆめの劇場 - 立体映画マルチスライド
- 幼児の広場
- 冒険広場
- 学習室 - 科学雑誌等
営業
- 開館時間
- 9:00〜16:30
- 休館日
- 入館料
- 一般 - 250円
- 高校生 - 150円
- 小・中学生 - 50円
交通
- 駐車場 第1駐車場(科学センター前):普通自動車約30台、自転車約60台
脚注
外部リンク