金井 大(かない だい、1927年〈昭和2年〉1月29日[1][2][5] - 2001年〈平成13年〉6月17日[2])は、日本の俳優、声優。
長男は俳優の金井節。
群馬県高崎市出身[2]。中央大学専門部法科中退[2][6]。舞台芸術学院卒業[3]。
劇団群芸[3]、劇団泉座[1][7]、新協劇団[7]、劇団中芸[8]、東京芸術座[8][6]、劇団三期会[8][7]、劇団青俳[1][7]を経て、現代制作舎、東京俳優生活協同組合[1][6]、中里事務所[4]などに所属していた。
小学校の教員をしていたがまもなく俳優に転向[3]。劇団河童座の設立に参加[3]。小川四郎の芸名で活動した後、高崎演劇サークル設立を経て、劇団群芸に入団[3]。群芸退団後は上京し、劇団泉座に参加[3]。
初舞台は『明るい部屋』の鋼鉄工役[6]。
新藤兼人監督の『第五福竜丸』『竹山ひとり旅』などの映画に出演した他、テレビドラマや舞台などで主に脇役として活躍。
『水戸黄門』など時代劇では悪徳商人やヤクザの親分などの悪役でお馴染みの存在だった。また、洋画の吹き替えやアニメなど声優としても活躍した。
2001年6月17日、肺炎のため東京都江東区の病院で死去。74歳没[9]。