蟹江 一平(かにえ いっぺい、1976年6月8日 - )は、日本の俳優、タレント[1]。
東京都出身。現在はフリー。父は俳優の蟹江敬三。姉は女優の栗田桃子。
来歴
私立東野高等学校卒。青年座研究所22期卒。1998年4月、劇団青年座に入団。
1999年前期のNHK連続テレビ小説『すずらん』で俳優としてデビューし[1]、映画、テレビドラマなどに地道に出演を続ける。
2014年に死去した父・蟹江敬三の追悼で「二世」としてさまざまなテレビ番組に出演したことを契機に、バラエティ番組でその特異なキャラクターが注目を浴び、タレントとしてバラエティ番組への出演オファーが殺到する[2][3]。
2015年9月より芸映所属となる。
バラエティ番組や旅番組の旅人、ラジオのパーソナリティ、情報番組・イベントのMC、ナレーションを中心とした活動が続いていたが、2018年4月からの『警視庁・捜査一課長 season3』(テレビ朝日)で約3年ぶりに俳優として再始動する[4]。
私生活では、所属事務所の青年座映画放送で俳優のスケジュール管理などを担当していた3歳年下の女性スタッフと2009年3月に結婚[5]。結婚を決意した経緯について、「いつ死んでもおかしくないという特殊な状況で、人生のギアが入った。撮影が終わったら、プロポーズしようと決心しました」と、映画『劔岳 点の記』の過酷な環境でのロケや山小屋での浅野忠信や香川照之ら既婚の共演者との語らいが結婚を決意するきっかけになったと語っている[6]。
2020年1月23日に、約5年間在籍した芸映から離脱したことを公表した[7]。
人物
身長180cm、体重73kg。
好きなミュージシャンはDIR EN GREY 。
趣味は弾き語り、銭湯めぐり、車中泊[1]。Sing(歌う)、Sento(銭湯)、Shachuhaku(車中泊)の頭文字をとった“3Sライフ”が自身の“代名詞”だと語る[3]。
少年時代、悪役を長年演じてきた父・敬三の影響でいじめにあった過去があり、それがもとで父に反抗した時期があった[8] が、親子でバッティングセンターへ行き、黙々とスイングする父の背中を見て、「一番つらい思いをしているのは父だ」と気付いた[9] ことを2007年に『スタジオパークからこんにちは』へ出演した際に告白した[8]。
出演
舞台
- 青年座公演
- MANCHURIA-贋・川島芳子伝(新宿紀伊国屋ホール、2000年)
- 悔しい女(下北沢本多劇場、2001年)
- 赤シャツ(2003年)
- 乳房(2003年)
- 友達(2004年)
- 外部出演
- 東京原子核クラブ(2000年)
- 贋作・桜の森の満開の下(2001年)
- AOI(2003年)
- その河をこえて、五月(2005年)
- 十一匹のネコ(2012年)
映画
テレビドラマ
テレビ番組
吹き替え
劇場版アニメ
ラジオ
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脚注
関連項目
外部リンク
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