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推薦名 |
推薦国 |
勧告 |
決議
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ブエノスアイレスの文化的景観
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アルゼンチン
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―
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Cultural Landscape of Buenos Aires
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Argentine Paysage culturel de Buenos Aires
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アルゼンチンの首都ブエノスアイレスは前年の第32回世界遺産委員会で取り下げられた物件の再審議であったが、勧告が出される前に推薦国が取り下げた[17]。
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ポントカサステ水路橋と運河
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イギリス
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登録
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登録
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Pontcysyllte Aqueduct and Canal
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Le pont-canal et le canal de Pontcysyllte
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ポントカサステ水路橋と運河はウェールズに残る産業遺産であり、技師トーマス・テルフォードが手がけた産業革命期の土木建築物の傑作として評価された[9]。適用された世界遺産の登録基準は (1)、(2)、(4) である。
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ガリラヤのキリスト教関連遺跡群
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イスラエル
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―
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―
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Sites of Christianity in the Galilee
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Sites de la chrétienté en Galilée
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ガリラヤはイエス・キリストの主要な宣教の地とされる場所だが[31]、この物件については、諮問機関の勧告が出される前に推薦国が取り下げた[17]。
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ダンの三連アーチ門
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イスラエル
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登録
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登録の見送り
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The Triple-arch Gate at Dan
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La porte aux trois arches de Dan
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テル・ダンはヘルモン山の麓に位置した古代のテル(遺丘)である。そこに残されたアーチ状構造物が並んだ門は、古代の優れた技術的遺産として、前年の第32回世界遺産委員会の時点で登録が妥当とされたが、法的・技術的状況などの確認のために「情報照会」決議となっていた[32]。今回もその問題が未解消として、実際の登録は翌年以降への持ち越しとされた[33]。なお、第34回、第35回の審議でも引き続き先送りされ、第38回終了時点で未登録である。
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イタリアのロンゴバルド族 : 権力と崇拝の場所群(紀元568 - 774年)
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イタリア
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登録延期
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―
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Italia Langobardorum. Places of power and worship (568-774 A.D.)
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Italia Langobardorum. Lieux de pouvoir et de culte (568-774 ap. J.C.)
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ロンゴバルド王国時代の建築様式の変遷を伝える物件群を対象としたこの物件については、審議前に推薦国が取り下げた[34]。構成資産を見直した上で、2011年の第35回世界遺産委員会で「イタリアのロンゴバルド族:権勢の足跡 (568-774年)」として登録されることになる。
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シューシュタルの歴史的水利システム : 古代から現代に至る橋梁群、堰堤群、運河群、建造物群および水車群
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イラン
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登録
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登録
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Shushtar Historical Hydraulic System. Bridges, dams, canals, buildings and watermills from ancient time to present
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Le système hydraulique historique de Shushtar : ponts, barrages, canaux, constructions et moulins, du passé au présent
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シューシュタルの歴史的水利システム群は、古いものでは紀元前5世紀にまで遡るとされており[6]、今なお灌漑用に使用されている運河などを含んでいる[35]。適用された世界遺産の登録基準は (1)、(2)、(5) である。登録時の名称は「シューシュタルの歴史的水利システム」として簡略化されたが、当初の名称に表れていたように、登録対象は橋梁、堰堤、運河、水位測定用の塔や、サラセル城など、多岐に渡る建造物や施設群が登録されている[6][35]。
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グラーツの市街-歴史地区とエッゲンベルク城(「グラーツ市街の歴史地区」の拡大)*
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オーストリア
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登録延期
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情報照会
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City of Graz – Historic Centre and Schloss Eggenberg (Extension to the City of Graz – Historic Centre)
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Ville de Graz – Centre historique et château d’Eggenberg (Extension de la Ville de Graz – Centre historique)
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グラーツ市街は1999年に世界遺産に登録された歴史地区で、中欧における様々な建築様式の流入と調和の好例と認められたものだった。マニエリスム様式を基調とするエッゲンベルク城も、世界遺産の価値を強化するものとして推薦されたが、第30回世界遺産委員会に続きこの年の登録も見送られた。翌年の第34回世界遺産委員会で拡大登録が認められることになる。
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リベイラ・グランデの歴史地区シダーデ・ヴェーリャ
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カーボベルデ
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情報照会
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登録
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Cidade Velha, Historic Centre of Ribeira Grande
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Cidade Velha, centre historique de Ribeira Grande
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シダーデ・ヴェーリャはヨーロッパ諸国が熱帯に築いた最初の植民都市であるとともに、かつて西アフリカの奴隷貿易の拠点のひとつとなっていた[36][37]。この物件は、カーボベルデ初の世界遺産となった。適用された登録基準は (2)、(3)、(6) である。
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聖なる山スライマン=トー
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キルギス
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登録
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登録
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Sulamain-Too [sic] Sacred Mountain
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Montagne sacrée de Sulamain-Too [sic]
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スライマン=トーはキルギスのオシ近郊にある古来聖なる山として崇拝されてきた山で、イスラームの流入によってモスクなども建てられたが、この山では伝統的な信仰も残り続けている[36][26]。中央アジアにしばしば見られる伝統宗教とイスラームが混在する聖なる山の優れた例証として2007年に推薦されたときには「情報照会」決議となったが、今回の推薦では諮問機関からも「登録」勧告を受け、キルギス初の世界遺産となった。適用された世界遺産の登録基準は (3)、(4)、(6) である。
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グラン・バッサムの歴史都市
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コートジボワール
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登録延期
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情報照会
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Historic town of Grand-Bassam
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Ville historique de Grand-Bassam
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グラン・バッサムはフランス植民地時代のコートジボワールで最初におかれた首都であり、旧市街には歴史的建造物群が残されている。自然遺産しか持たなかったコートジボワールにとって、文化遺産の登録は強く望まれていたが[38]、この年の推薦では、登録範囲の不備などによって登録が見送られた[39]。しかし、2012年の第36回世界遺産委員会で登録されることになる。
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ラ・ショー=ド=フォンとル・ロックル、時計製造業の都市計画
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スイス
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登録
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登録
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La Chaux-de-Fonds / Le Locle, Clock-making town planning
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La Chaux-de-Fonds / Le Locle, urbanisme horloger
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ラ・ショー=ド=フォンとル・ロックルは、ともにスイスの伝統的な時計産業に適合するように設計された、19世紀の都市計画が良好に保存されている都市である[40][41]。適用された世界遺産の登録基準は (4) である。
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ヘルシングランドの農家と村落群
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スウェーデン
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登録延期
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登録延期
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Farms and Villages in Hälsingland
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Fermes et villages de Hälsingland
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スウェーデンのヘルシングランド地方には、独特の装飾が施された農家群が残されている。この物件は、2012年の第36回世界遺産委員会に再推薦されたときにも、諮問機関の勧告は「情報照会」にとどまるが、「ヘルシングランドの装飾農場家屋群」として逆転で登録されることになる[21]。
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ヘラクレスの塔
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スペイン
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登録
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登録
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Tower of Hercules
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La Tour d’Hercule
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ヘラクレスの塔は、古代ローマ時代に建設された灯台であり、部分的に当時の姿をとどめている[41][42]。その時代に建設された灯台で、いまも機能するものは他にない[41][42]。適用された世界遺産の登録基準は (3) である。
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大陸をまたぐ水銀の道であり銀の道でもあるカミノ・レアル途上のアルマデン、イドリヤ、サン・ルイス・ポトシ
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スペイン/ スロベニア/ メキシコ
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登録延期
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情報照会
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The Mercury and Silver Binomial on the Intercontinental Camino Real. Almadén, Idrija and San Luis Potosí
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Le binôme du mercure et de l’argent sur le Camino Real Intercontinental, Almadén, Idrija, et San Luis Potosí
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スペイン帝国における銀の生産・搬出と、それを支えた水銀の生産・流通に関わる物件で、大陸を越える世界遺産推薦物件の一つ。翌年の再審査でも認められず、構成資産見直しの上で、メキシコを外す形で2012年の第36回世界遺産委員会にて登録された(水銀の遺産アルマデンとイドリヤ参照)。
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セルウィラ・マンガラ・ラジャ・マハ・ヴィハーラ(英語版)(「聖地キャンディ」の拡大)*
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スリランカ
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不承認
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―
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Seruwila Mangala Raja Maha Viharaya (Extension of the Sacred City of Kandy)
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Seruwila Mangala Raja Maha Viharaya (Extension de la Ville sacrée de Kandy)
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「聖地キャンディ」は、ダラダー・マーリガーワ寺院(仏歯寺)をはじめとする多くの寺院を擁する重要な仏教聖地として1988年に世界遺産登録された[43]。この拡大申請は、東部州トリンコマリー県に残る紀元前2世紀に成立した聖地のひとつ、セルウィラ・マンガラ・ラジャ・マハ・ヴィハーラを加え、「聖地キャンディと仏舎利の残るスリランカの寺院群」[注釈 1]と名称変更することを企図したものだった[44]。しかし、ICOMOSはこの物件を拡大登録することがキャンディの顕著な普遍的価値を強化することにどう繋がるのかや、数ある聖地の中でなぜこの物件のみが拡大候補とされたのかなどが示されていないとして、不登録を勧告した[45]。それを受けて、スリランカ当局は推薦を取り下げた[46]。
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レヴォチャおよびスピシュ地方の名工パヴォルの作品(「スピシュスキー城とその関連する文化財」の拡大登録)*
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スロバキア
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承認
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承認
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Levoča and the Work of Master Paul in Spiš (Extension to Spišský Hrad and its Associated Cultural Monuments)
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Levoča et les oeuvres de Maître Paul à Spiš (Extension de Spišský Hrad et les monuments culturels associés)
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スピシュスキー城とその周辺は、東ヨーロッパにおける中世的集落を良好に保存するものとして1993年に世界遺産リストに登録されていた[47]。中世に築かれた城塞都市レヴォチャ、およびその町に残る名工パヴォル(英語版)が手がけた木造祭壇などは、この物件の価値を強化するものとして拡大が認められた[48]。拡大登録に伴い、「レヴォチャ歴史地区、スピシュスキー城及びその関連する文化財」と改名された。
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朝鮮王陵
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韓国
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登録
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登録
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Royal Tombs of the Joseon Dynasty
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Tombes royales de la dynastie Joseon
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李氏朝鮮の18箇所40基の王墓群を対象としており、景観に配慮した立地の共通性などが見られる[49][50]。朝鮮半島の主要な歴史的王墓の世界遺産として、高句麗古墳群(北朝鮮、2004年登録)、慶州歴史地域(韓国、2000年登録。新羅の王墓が含まれる)などに続くものである[49][50]。適用された世界遺産の登録基準は (3)、(4)、(6) である。
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大モラヴィアの遺跡群 : ミクルツィツェ(英語版)のスラヴ人要塞施設とコプツァニ(英語版)のアンティオキアの聖マルガリタ聖堂
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チェコ/ スロバキア
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不登録
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―
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Sites of Great Moravia: Slavonic Fortified Settlement at Mikulčice – Church of St Margaret of Antioch at Kopčany
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Sites de Grande-Moravie : établissement fortifié slave à Mikulčice – église Sainte-Marguerite d’Antioche à Kopčany
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中世の大モラヴィア王国時代の文化的影響関係を伝える遺産として推薦されたが[51]、登録名にも挙げられている要塞や聖堂が、そうしたモラヴィアの歴史的位置をどう示しているのかの証明がなされていないなどとして、ICOMOSからは「不登録」を勧告された[52]。勧告を受けて当該国は推薦を取り下げた[34]。2014年の第38回世界遺産委員会で審議対象となったが、登録に至らなかった。
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崇山の歴史的建造物群
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中国
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登録延期
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情報照会
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Historic monuments of Mount Songshan
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Monuments historiques du Mont Songshan
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古来、宗教的にも文化的にも重要な位置を占めた嵩山は、古代王朝の皇帝たちの庇護を受けた山でもあり、嵩山少林寺をはじめとする多くの宗教施設や史跡が残る[53]。この年の登録は見送られたが、翌年の第34回世界遺産委員会で「「天地の中央」にある登封の史跡群」として世界遺産リストに登録された。
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シュヴェツィンゲンの選帝侯の夏宮殿(英語版) - フリーメイソンリーを暗示する庭園設計
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ドイツ
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不登録
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Schwetzingen – A Prince Elector’s Summer Residence – Garden Design and Freemasonic Allusions
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Allemagne Schwetzingen – Une résidence d’été du prince électeur, art des jardins et allusions à la franc-maçonnerie
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シュヴェツィンゲンに残る18世紀半ばに建てられた城だが、ICOMOSからは推薦した登録基準全ての適用に否定的評価が示された[54]。勧告を受けてドイツ当局は推薦を取り下げた[34]。なお、後の第36回世界遺産委員会に際して「不登録」勧告を受けた時には取り下げずに審議に臨むが、「登録延期」決議となる。
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インダス渓谷文明の遺跡群への拡大としてのメヘルガル、ラフマーン・デーリ(英語版)、ハラッパー(「モヘンジョダロの考古遺跡群」の拡大)*
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パキスタン
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不承認
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不承認
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Mehrgarh, Rehman Dheri and Harappa as an extension to the Indus Valley Civilization Sites (as an extension to the Archaeological Ruins at Moenjodaro)
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Pakistan Mehrgarh, Rehman Dheri et Harappa en tant qu’extension des sites de la civilisation de la vallée de l’Indus (Extension des Ruines archéologiques de Mohenjo Daro)
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インダス文明の代表的遺跡として知られるモヘンジョダロ(1980年登録)の拡大として推薦された遺跡群だったが、比較研究の不足などから「不登録」を勧告された。ICOMOSはパキスタン当局に対し、価値の証明を拡充させ、ハラッパーはモヘンジョダロの拡大案件として、残り2つはモヘンジョダロとは別個の新規推薦候補として再検討すべきことを助言したが[55]、当局はそのままの構成で審議に臨み、不登録決議となった。ただし、委員会の決議においても、再検討のうえで新規物件として推薦できる余地は残された[46]。
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パラチーの黄金の道とその景観
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ブラジル
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登録延期
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登録延期
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Gold Route in Paraty and its landscape
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Route de l’Or à Paraty et son paysage
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パラチーはオウロ・プレットで採掘された黄金をリスボンへと運び出す海港があった都市で、旧市街や黄金の輸送路の一部が推薦されていた[56]。しかし、価値の証明の不十分さなどから、登録は見送られた。
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ル・コルビュジエの建築と都市計画
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フランス/ スイス/ ドイツ/ ベルギー/ アルゼンチン/ 日本
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登録延期
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情報照会
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The Architectural and Urban Work of Le Corbusier
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L’oeuvre architecturale et urbaine de Le Corbusier
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モダニズム建築の巨匠ル・コルビュジエが手がけた建築物のうち、フランスなど6か国22件を対象として推薦された。ユーラシアと南アメリカにまたがる大陸を越える推薦であり、委員国の投票に持ち込まれたが、登録は見送られた。最終的には第40回世界遺産委員会で「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」として登録されることになる。
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コースとセヴェンヌ
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フランス
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登録延期
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情報照会
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The Causses and the Cévennes
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Les Causses et les Cévennes
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フランスのコース地方とセヴェンヌ山脈は、地中海式の農業・牧畜業が営まれてきた文化的景観が保存されている地域だが、2006年の第30回世界遺産委員会での「情報照会」決議に続いて、今回も「情報照会」決議となった。正式登録は、2年後の第35回世界遺産委員会でのことである。
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サラン=レ=バンの大製塩所からアル=ケ=スナンの王立製塩所までの煎熬塩の生産(「アル=ケ=スナンの王立製塩所」の拡大)*
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フランス
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承認
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承認
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From the Great Saltworks of Salins-les-Bains to the Royal Saltworks of Arc-et-Senans, the production of open-pan salt (Extension to the Royal Saltworks of Arc-et-Senans)
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De la grande saline de Salins-les-Bains à la saline royale d’Arc-et-Senans, la production du sel ignigène (Extension de la Saline royale d’Arc-et-Senans)
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この拡大申請は、アル=ケ=スナンの王立製塩所が持っていた煎熬[注釈 2]による製塩業の歴史を伝える側面と、啓蒙主義時代の先進的な産業都市計画を伝える側面のうち、主に前者の価値を補強するものとしてサラン=レ=バンの大製塩所が推薦されたものである[57]。
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ロロペニの遺跡群
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ブルキナファソ
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登録
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登録
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The Ruins of Loropéni
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Les Ruines de Loropéni
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ロロペニの遺跡群は10世紀ごろからの数百年間のサハラ砂漠における黄金交易の拠点のひとつだったと考えられている遺跡だが、未解明の部分もかなり残る[58][59]。2006年に審議されたときには「情報照会」決議だったが、今回ブルキナファソ初の世界遺産として登録された。適用された世界遺産の登録基準は (3) である。
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ポラツクの聖女イェフロシニアの精神を伝える有形遺産
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ベラルーシ
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不登録
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Tangible Spiritual Heritage of St. Euphrosyne of Polotsk
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Le patrimoine spirituel matériel de sainte Euphrosyne à Polotsk
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この物件は12世紀の聖女イェフロシニアと結びつきの深いポラツクの聖ソフィア大聖堂と救世主顕栄聖堂の2件を対象としている[60]。ICOMOSはいずれの聖堂も再建や大規模修復によって、聖女イェフロシニアの時代の建築様式や信仰生活を伝える物件としての完全性や真正性を認められないなどと判断し、不登録を勧告した[61]。これを受けてベラルーシ当局は推薦を取り下げた[62]。
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神聖都市カラル=スーペ
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ペルー
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登録
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登録
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Sacred City of Caral-Supe
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Ville sacrée de Caral-Supe
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カラル遺跡は紀元前3000年頃にまで遡るアメリカ大陸最古の都市遺跡とも言われるもので、宗教的な巨大建造物群の遺跡などが残っている[58]。適用された世界遺産の登録基準は (2)、(3)、(4) である。
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ストックレー邸
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ベルギー
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登録
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登録
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Stoclet House
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Palais Stoclet
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ブリュッセルに残るストックレー邸は、ウィーン分離派に属するヨーゼフ・ホフマンが手がけた20世紀初頭の邸宅で、モダニズム建築の先駆とも評価されている[14][63]。適用された世界遺産の登録基準は (1)、(2) である。
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歴史都市ヤイツェの文化地区
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ボスニア・ヘルツェゴビナ
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不登録
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Cultural property of the historic town of Jajce
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Zone culturelle de la ville historique de Jajce
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ヤイツェは中世に地形を利用して築かれた城塞都市であり、その地理的位置によって文化的多様性を取り込んで発展してきた[64]。ICOMOSは内戦から立ち直って推薦に漕ぎ着けたことを評価しつつ、比較研究の不足や、真正性・完全性の証明不足など複数の問題を指摘し、不登録を勧告した[65]。勧告を受けて当該国は推薦を取り下げた[34]。
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スチェヴィツァ修道院(英語版)の救世主復活聖堂 (「モルダヴィアの聖堂群」の拡大)*
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ルーマニア
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情報照会
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情報照会
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Church of the Resurrection of Suceviţa Monastery (Extension to the Churches of Moldavia)
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Église de la Résurrection du monastère de Suceviţa (Extension des Églises de Moldavie)
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ビザンティン美術の流れを汲むフレスコ画が外壁に描かれたモルダヴィア地方に残る聖堂群を対象としている世界遺産[66]。7件が1993年に登録されており、スチェヴィツァ修道院の聖堂の追加が目指されたが、「情報照会」決議にとどまった。スチェヴィツァの聖堂は、翌年の第 34回世界遺産委員会で拡大登録が認められることになる。
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