正塚 晴彦(まさつか はるひこ、1952年 - )[1]は、宝塚歌劇団所属の演出家。大阪市出身[1]。
略歴
日本大学芸術学部演劇学科卒業後、1976年、宝塚歌劇団に演出助手として就職[1]。
1981年宝塚バウホール公演『暁のロンバルディア』で演出家デビュー[2]。
1985年『テンダー・グリーン』で宝塚大劇場デビュー[2]。
2004年の『BOXMAN』では、コンビ・和央ようか&花總まりが第29回菊田一夫演劇賞を受賞[2]。
2019年、よしもとライターズアカデミーウエスト(現・よしもとクリエイティブアカデミー)の講師に就任[3][4][5]。
宝塚歌劇団での舞台作品
大劇場公演
その他の劇場の作品
- バウ・ロマン『暁のロンバルディア(ロンバルディア)』(1981年 星組 宝塚バウホール 主演:峰さを理 / 雪組 宝塚バウホール)*演出家デビュー作
- バウ・ロマン『イブにスローダンスを』(1982年 花組 宝塚バウホール 主演:平みち)
- バウ・ロマン『アンダーライン』(1983年 花組 宝塚バウホール 主演:大浦みずき)
- バウ・ミュージカル『オクラホマ!』(1984年 花組 宝塚バウホール 主演:大浦みずき)*脚色・演出
- バウ・ミュージカル『パペット』(1986年 星組 宝塚バウホール 主演:三城礼)
- バウ・アドベンチャーロマン『BLUFF-復讐のシナリオ-』(1990年・1992年 月組 宝塚バウホール・日本青年館 主演:久世星佳)
- バウ・ミュージカル『二人だけの戦場』(1994年 雪組 宝塚バウホール、日本青年館・愛知厚生年金会館 主演:一路真輝)
- バウ・ミュージカル『WANTED』(1994年 月組 宝塚バウホール、日本青年館 主演:久世星佳)
- バウ・ロマン『LAST DANCE』(1995年 花組 宝塚バウホール、日本青年館 主演:安寿ミラ)
- バウ・ミュージカル『FAKE LOVE』(1997年 月組 宝塚バウホール、日本青年館、愛知厚生年金会館 主演:姿月あさと)
- 『ブエノスアイレスの風』(1998年・1999年 月組 シアタードラマシティ・神戸国際会館こくさいホール、日本青年館 主演:紫吹淳)
- 『Crossroad』(1999年 宙組 シアタードラマシティ、日本青年館 主演:和央ようか)
- バウ・ミュージカル『SAY IT AGAIN-「ヴェローナの二紳士」より-』(1999年 雪組 宝塚バウホール 主演:成瀬こうき、朝海ひかる)
- 『Love Insurance』(2000年 星組 シアタードラマシティ、赤坂ACTシアター 主演:稔幸)
- 『Practical Joke』(2001年 月組 シアタードラマシティ、赤坂ACTシアター 主演:真琴つばさ)
- 『カナリア』(2001年 花組 シアタードラマシティ、日本青年館 主演:匠ひびき)
- 『BOXMAN』(2004年 宙組 シアタードラマシティ、日本青年館 主演:和央ようか)
- バウ・ミュージカル『BourbonStreet Blues』(2005年 月組 宝塚バウホール 主演:月船さらら・北翔海莉)
- グランド・ロマン『銀の狼』(2005年 雪組 全国ツアー 主演:朝海ひかる)
- バウ・ミュージカル『スカウト』(2006年 花組 宝塚バウホール 主演:蘭寿とむ)
- サスペンス・コメディ『メランコリック・ジゴロ-あぶない相続人-』(2008年・2010年 花組 中日劇場・全国ツアー 主演:真飛聖)
- 『ブエノスアイレスの風』(2008年 星組 宝塚バウホール、日本青年館 主演:柚希礼音)
- 『はじめて愛した』(2010年 雪組 シアタードラマシティ、日本青年館 主演:音月桂)
- ミュージカル『愛するには短すぎる』(2011年 星組 中日劇場 主演:柚希礼音 / 2012年 月組 全国ツアー 主演:龍真咲)
- 『カナリア』(2011年 花組 シアタードラマシティ、日本青年館 主演:壮一帆)
- 『ブラック・ジャック 許されざる者への挽歌』(2013年 雪組 シアタードラマシティ、日本青年館 主演:未涼亜希)
- 『THE KINGDOM』(2014年 月組 日本青年館、シアタードラマシティ 主演:凪七瑠海、美弥るりか)
- ミュージカル『スターダム』(2015年 花組 宝塚バウホール 主演:鳳月杏)
- サスペンス・コメディ『メランコリック・ジゴロ-あぶない相続人-』(2015年 宙組 全国ツアー 主演:朝夏まなと)
- 『パーシャルタイムトラベル 時空の果てに』(2017年 宙組 宝塚バウホール 主演:桜木みなと)[11]
- 『デビュタント』(2018年 星組 宝塚バウホール 主演:瀬央ゆりあ)[12]
- サスペンス・コメディ『メランコリック・ジゴロ-あぶない相続人-』(2018年 花組 全国ツアー 主演:柚香光)
- ミュージカル・ロマン『追憶のバルセロナ』(2019年 宙組 全国ツアー 主演:真風涼帆)
- ミュージカル・ロマン『バロンの末裔』(2021年 宙組 全国ツアー 主演:真風涼帆)
- 『ブエノスアイレスの風』(2022年 月組 日本青年館、シアタードラマシティ 主演:暁千星)
- ミュージカル・ロマン『ブラック・ジャック 危険な賭け』(2022年 月組 全国ツアー 主演:月城かなと)
- ミュージカル・ロマン『二人だけの戦場』(2023年 花組 梅田芸術劇場メインホール、東京建物 Brillia HALL 主演:柚香光)[13]
- ミュージカル『愛するには短すぎる』(2023年 雪組 全国ツアー 主演:彩風咲奈)[14]
- アドベンチャーロマン『BLUFF-復讐のシナリオ-』(2024年 月組 東京芸術劇場プレイハウス・宝塚バウホール 主演:風間柚乃)[15]*予定
コンサート
- 峰さを理リサイタル『WHATS THE TITLE…!』(1987年 星組 簡易保険ホール・宝塚バウホール)
演出のみ
- バウ・ショー『榛名由梨ゴールデン・タイムII』(1985年 花組 宝塚バウホール)
- ミュージカル・ロマン『琥珀色の雨にぬれて』(2002年 花組 宝塚大劇場、東京宝塚劇場 主演:匠ひびき)[16]
- ミュージカル・ロマン『琥珀色の雨にぬれて』(2012年 星組 全国ツアー 主演:柚希礼音)
- ミュージカル・ロマン『琥珀色の雨にぬれて』(2017年 雪組 全国ツアー 主演:望海風斗)
ディナーショー
- 麻路さきディナーショー『Now's The Season』(1996年 ホテル阪急インターナショナル、パレスホテル)
- 稔幸ディナーショー『Velvet Rose』(1999年 ホテル阪急インターナショナル、パレスホテル、呉阪急ホテル)
- 伊織直加ディナーショー『TABLOID』(2001年 宝塚ホテル、東京會舘)
- 朝宮真由ディナーショー『Gypsy Night』(2001年 新阪急ホテル、第一ホテル東京)
- 成瀬こうきディナーショー『SMILE』(2002年 ホテルグランドパレス、宝塚ホテル)
- 春野寿美礼ディナーショー『S [es]』(2002年 ホテル阪急インターナショナル、ホテルグランドパレス)
- 紫吹淳ディナーショー『RIKA』(2003年 ホテル阪急インターナショナル、パレスホテル)
新人公演の演出(2007年以降)
- 2007年 月組『マジシャンの憂鬱』[17]
- 2009年 月組『ラスト・プレイ』[18]
宝塚歌劇団以外での作品
- 1992年 TSダンスファンデーション『ショーUP! シャーUP! Vol.4』 脚本協力
- 1994年 TSミュージカルファンデーション『YESTERDAY IS…HERE』脚本
- 2002年 フジテレビ『愛と青春の宝塚~恋よりも生命よりも~』舞台構成演出
- 2003年 NHK朝の連続テレビ小説『てるてる家族』舞台構成演出(ヒロインの卒業公演シーン)
- 2005年 TSミュージカルファンデーション『original musical タック』原作
- 2007年 『PRIMARY COLORS』(主演:朝海ひかる)
- 2010年 ブロードウェイ・ミュージカル『ファニー・ガール』(主演:春野寿美礼)
脚注
- ^ a b c “ENAK SUMiRE STYLE 演出家、正塚晴彦 すみれの園を創る人たち”. www.sankei.co.jp. 2020年12月27日閲覧。
- ^ a b c “演出家インタビュー”. 2020年12月27日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “よしもとが脚本家スクール開校、“あらゆる分野”のシナリオライターを大阪で育成”. ステージナタリー. 2021年4月4日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “石塚朱莉も入学志願?よしもとの脚本家スクール“余計なもの”足す模擬授業も”. ステージナタリー. 2021年4月4日閲覧。
- ^ “ライターコース 脚本家コース”. よしもとクリエイティブアカデミー|『コンテンツ制作・プロデュース』を担う即戦力を育てる吉本興業の学院. 2021年4月4日閲覧。
- ^ 1990年に中日劇場で続演
- ^ 2004年に中日劇場で続演
- ^ 2005年に全国ツアーで続演
- ^ “宝塚歌劇雪組の新作は大人の恋の行方を描く「私立探偵ケイレブ・ハント」”. ステージナタリー (2016年2月15日). 2016年2月15日閲覧。
- ^ “作品紹介 | 月組公演 『Eternal Voice 消え残る想い』『Grande TAKARAZUKA 110!』”. 宝塚歌劇公式ホームページ. 2024年1月10日閲覧。
- ^ 2017年 公演ラインアップ【宝塚バウホール】<6月・宙組『パーシャルタイムトラベル 時空の果てに』
- ^ 2018年 公演ラインアップ【宝塚バウホール】2018年10月・星組『デビュタント』>
- ^ Inc, Natasha. “宝塚歌劇花組「二人だけの戦場」上演決定、聖乃あすか主演のバウホール公演「舞姫」も”. ステージナタリー. 2022年11月15日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “宝塚歌劇雪組「愛するには短すぎる」&「ジュエル・ド・パリ!!」で全国ツアー”. ステージナタリー. 2023年3月17日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “宝塚月組「BLUFF」東京芸術劇場・宝塚バウホールで上演、主演は風間柚乃”. ステージナタリー. 2024年3月2日閲覧。
- ^ 2003年に全国ツアーで再演(主演:春野寿美礼)
- ^ “番組詳細|宝塚歌劇 衛星放送チャンネル|タカラヅカ・スカイ・ステージ”. www.tca-pictures.net. 2021年6月12日閲覧。
- ^ “番組詳細|宝塚歌劇 衛星放送チャンネル|タカラヅカ・スカイ・ステージ”. www.tca-pictures.net. 2021年6月12日閲覧。
外部リンク
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