新潟県立柏崎高等学校(にいがたけんりつかしわざきこうとうがっこう、英語: Niigata Prefectural Kashiwazaki Senior High School)は、新潟県柏崎市に所在する県立高等学校。文部科学省スーパーサイエンスハイスクール「実践型」指定校。
概要
1900年に新潟県立高田中学校柏崎分校として開校した公立の高等学校。学校周辺地域での通称は柏高(はっこう)。柏崎市内の高等学校の中では進学率が高い。
生徒心得は存在するが、制服はなく、私服で通学出来る高等学校である。
2007年度に理数系大学・学部を目指す理数コースが1学級設置された。理数コースは、新潟県内の医師不足解消を目標に国公立大学医学部受験で必要な理数科目に重点を置いたカリキュラムとなっていたが、募集は2017年度を最後に停止された。
学校周辺は柏崎市の中心部で、日本海が間近に広がっている。学校周辺には市役所、市営陸上競技場等が有り、道路を挟んで新潟県立柏崎工業高等学校が隣接している。
本校のグラウンドはかつて野球場としても使用されていた。高校野球予選の新潟大会等が開催されたことがあり、また1950年には読売ジャイアンツ対大洋ホエールズの公式戦が行われたこともある[3]。現在も野球場として使われた当時のスタンドの一部が、グラウンド内に残存している。なお、2003年3月には野球部が「21世紀枠」でセンバツに出場した。
教育目標
出典:[4]
- 能動的な学習をすすめ、論理的思考力と個性的創造力に富む人間を育成する。
- 伝統を負う団体の一員として、また平和な国家社会の形成者として責任を自覚しつつ、自己実現の努力を惜しまない、品位の高い人間を育成する。
- 体育スポーツに親しみ、積極的に体力の充実をはかり、自信を持って学校生活を送ることのできる気魄ある人間を育成する。
特色ある学校づくり
出典:「特色ある学校づくりに係る資料」(該当年度不詳)
校長として目指している学校像
知・徳・体及び知・情・意のバランスのとれた全人教育を目指す
- 生徒の進路希望実現のため、全教職員が教育公務員として最大限の努力をしていく
- 生徒が学校へ帰属感を持ちながら、他人の心の痛みを分かることのできる真の教養ある人間の育成を目指す
- 高い学力を十分身に付け、自分の将来を自ら切り開くことのできる逞しい人間の育成を目指す
- 規範意識を持ち、心身ともに健康で将来社会にとって有為な人間の育成を目指す
学校の目標を実現するために必要な教師像
- 生徒の進路実現のため、根気強く進路指導、学習指導のできる教師
- 愛情と厳しさを兼ね備え、適切な生徒指導のできる教師
- 全体の奉仕者としての意識を持ち、自らも絶えず研鑽に励む教師
校歌
学校行事
主な出典:[6]
- 入学式・始業式(4月)
- 新入生合宿 (4月)
- 進路講演会 (5月)
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- 体育祭 (6月)
- 学習合宿 (8月、希望者)
- 文化祭「柏高祭」(9月)
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- 米山登山 (10月)
- 文化行事[注釈 1] (11月)
- 2年クラス旅行(10月)
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- 1年スキー教室(1月)
- スポーツ大会 (2月)
- 卒業式・終業式(3月)
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部活動・委員会
- 運動部
- サッカー部
- 水泳競技部
- 山岳部
- ソフトテニス部
- 卓球部
- バレーボール部
- 野球部
- 陸上競技部
- バスケットボール部
- ハンドボール部
- バドミントン部
- テニス部
- 弓道部
- 学芸部
- 英語部
- 演劇部
- 美術工芸部
- 書道部
- 生物部
- 文芸部
- 写真部
- 吹奏楽部
- 家庭部
- フォークロック部
- 委員会
- 親友会執行部
- 総務委員会
- 保健美化委員会
- 体育委員会
- 図書委員会
- 広報委員会
- 応援委員会
- 行事実行委員会
- 校内生活委員会(週番)
- 選挙管理委員会
沿革
主な出典:[2]
交通
著名な出身者
政界
- 現職
- 元職
官界
経済界
学界
メディア
スポーツ
その他
脚注
注釈
- ^ 3年に1度開催。
- ^ 旧制新潟県立柏崎中学校2年の時に、旧制新潟県立高田中学校に転校したが、柏中・柏高同窓会には入会している。
出典
関連項目
外部リンク