岡山自動車道(おかやまじどうしゃどう、英語: OKAYAMA EXPWY[1])は、岡山県岡山市北区の岡山ジャンクション (JCT) を起点とし、岡山県真庭市の北房JCTへ至る、高速道路(高速自動車国道)である。略称は岡山道(おかやまどう)。法令上の路線名は米子自動車道と併せて中国横断自動車道岡山米子線(岡山市北区 - 境港市)である。
高速道路ナンバリングによる路線番号は、中国自動車道の北房JCT - 落合JCT間[注釈 1]・米子自動車道とともに「E73」が割り振られている[2]。
概要
岡山県岡山市北区と真庭市を結ぶ高速道路で、中国横断自動車道岡山米子線の一部である。1991年3月16日に最初の区間である岡山JCT - 岡山総社間が、山陽自動車道岡山総社支線として供用を開始した。
全区間を西日本高速道路(NEXCO西日本)が管理・運営している。前述の通り、岡山JCT - 岡山総社IC間は、1997年3月14日まで山陽自動車道であったが、1997年3月15日の岡山総社IC - 北房JCT間開通に合わせて岡山自動車道と名称変更された。
平成22年度高速道路無料化社会実験の対象になっていたが、2011年6月19日に終了した[3]。
路線名
インターチェンジなど
- 全区間岡山県内に所在。
- IC番号欄の背景色が■である部分については道路が供用開始済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色が■である部分は施設が供用開始されていない、または完成していないことを示す。なお、未開通区間の名称は仮称である。
- バスストップ (BS) のうち、○は運用中、◆は休止中の施設。無印はBSなし。
凡例 JCT:ジャンクション、IC:インターチェンジ、SA:サービスエリア、PA:パーキングエリア、BS:バスストップ
歴史
路線状況
車線・最高速度
区間 |
車線 上下線=上り線+下り線 |
最高速度 |
備考
|
岡山JCT - 賀陽IC
有漢トンネル - 北房JCT
|
4=2+2 |
80 km/h |
|
有漢トンネル - 賀陽IC |
2=1+1 (暫定2車線) |
70 km/h |
※
|
サービスエリア・パーキングエリア
主なトンネルと橋
- 塔坂トンネル(総社PA - 賀陽IC):上り線 1,470 m 下り線 1,449 m [19]
- 見延橋(総社PA - 賀陽IC):703 m 橋脚の高さは、完成当時、高速道路の中では日本一だった。[要出典][20]
- 槙谷トンネル(総社PA - 賀陽IC):上り線 1,167 m 下り線 1,071 m [19]
- 有漢トンネル(有漢IC - 北房JCT):1,529 m [19]
トンネルの数
区間名 |
上下線
|
岡山JCT - 総社PA |
0
|
総社PA - 賀陽IC |
2
|
賀陽IC - 有漢IC |
0
|
有漢IC - 北房JCT |
2
|
合計 |
4
|
山間部を通過しているが、トンネルは少ない。
道路管理者
警察
交通量
24時間交通量(台) 道路交通センサス
区間 |
平成11(1999)年度 |
平成17(2005)年度 |
平成22(2010)年度 |
平成27(2015)年度 |
令和3(2021)年度
|
岡山JCT - 岡山総社IC |
9,752 |
10,649 |
15,514 |
12,811 |
11,314
|
岡山総社IC - 賀陽IC |
7,390 |
08,697 |
15,671 |
10,861 |
08,960
|
賀陽IC - 有漢IC |
6,620 |
07,669 |
12,866 |
09,504 |
07,743
|
有漢IC - 北房JCT |
6,616 |
07,602 |
12,348 |
09,530 |
07,743
|
(出典:「中国地方の平成17年度道路交通センサス断面交通量」(中国地方整備局ホームページ)・「平成22年度道路交通センサス」・「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」・「令和3年度全国道路・街路交通情勢調査」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)
地理
通過する自治体
接続する高速道路
脚注
注釈
- ^ 「E2A」と重複ナンバリング
出典
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
岡山自動車道に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
|
---|
|
|
|
|
有料道路制度 |
---|
料金所関連 | |
---|
ETC・割引関連 | |
---|
通行料金制度に関する項目・議論 | |
---|
高速道路に関する法規 | |
---|
|
|
|
|
高速道路に関するその他の項目 |
---|
芸術作品 | |
---|
歴史的な事件・事故など | |
---|
高速道路に関する人物 | |
---|
|
|
一覧・ カテゴリ |