『天を斬る』(てんをきる)は、結束信二原作・脚本による東映制作のテレビ時代劇。1969年10月6日から1970年3月30日までNETテレビ(現・テレビ朝日)系列にて毎週月曜午後8時からの1時間枠で全26話が放映された。
概要
『新選組血風録』(1965 - 1966年)、『われら九人の戦鬼』(1966年)、『俺は用心棒』(1967年)、『待っていた用心棒』(1968年)、『帰って来た用心棒』(1968 - 1969年)、『用心棒シリーズ 俺は用心棒』(1969年)に続く東映京都テレビプロダクション制作、主演・栗塚旭による時代劇シリーズ。今作よりNETの月曜20時台はカラー放送に切り替わった。
幕末の京都を舞台に、元江戸講武所頭取・牟礼重蔵(栗塚旭)、京都東町奉行所与力・桜井四郎(島田順司)、京都西町奉行所与力・権田半兵ヱ(左右田一平)の3人が公儀の密命により身分を隠し、京都の治安を守るため、御用盗くずれの浪士や悪徳代官を取り締まる。なお、公儀の名を用いる事は出来ないが、「事非常火急の場合、各自の判断にて是を処理すべし」との許しを得ている。
キャスト(レギュラー)
スタッフ
- 制作:NET、東映
- プロデューサー:小沢英輔(NET)、田村嘉(東映)
- 原作・脚本:結束信二
- 監督:
- 河野寿一 (第1 - 3、5、6、8、9、11、12、14、15、17、18、24、26話)
- 松尾正武 (第4、7、10、13、16、19、20、22、23、25話)
- 佐々木康 (第21話)
- 音楽:渡辺岳夫
- 撮影:安達重穂、木村誠司、羽田辰治、森常次
- 照明:佐々木政一、林春海、谷川忠雄、岡田耕二、藤井光春、若木得二
- 録音:草川石文、小金丸輝貴、小野岡道秀、矢部吉三
- 美術:塚本隆治、吉村晟、角井博、寺島孝男
- 計測:佐賀彰、宮川俊夫
- 記録:桧垣久恵、佐藤利子、松尾美智子、藤原凪子、宮内喜久子
- 編集:戸川博、鳥居勉
- 衣裳:上野徳三郎
- 美粧:堤野正直
- 結髪:水巻春江
- 装飾:藤井達也、福井啓三、曽根美装、山中忠知、伊藤健三、小谷恒義、松本産業、若林十一郎、縄田功
- 装置:西川春樹、国府治三郎、桐山勉
- 助監:岡本静夫、福井司、曽根勇
- 擬斗:上野隆三(東映剣会)
- 現像:東洋現像所
- 進行主任:今井正夫、中久保潔、山田勝
- ナレーター:左右田一平
- 主題歌:「天を斬る」(フィリップス・レコード)、作詞:結束信二、作曲:渡辺岳夫、唄:栗塚旭・左右田一平・島田順司
「あの男」作詞:結束信二、作曲:渡辺岳夫、唄:ふじ・めぐみ
放映リスト
映像ソフト化
- DVDボックス1・2(2013年12月6日・2014年1月10日に東映より発売。各ボックスに13話ずつ収録)
再放送
- CS放送
- 1998年 (時代劇チャンネル) ※ディレクTV
- 2000年1月 - 2月 (時代劇専門チャンネル)
- 2000年9月 - 10月 (時代劇専門チャンネル)
- 2007年7月 - 8月 (時代劇専門チャンネル)
- 2008年4月 - 5月 (時代劇専門チャンネル)
- 2014年4月 - 7月 (東映チャンネル)
- 2016年4月 - 7月 (東映チャンネル)
NET 月曜20時台 【当番組までドラマ枠】 |
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