大野 幸一(おおの こういち、1905年7月10日[1] - 1976年11月9日)は、日本の弁護士、政治家。参議院議員(1期)、衆議院議員(1期)。
経歴
岐阜県出身。1931年、日本大学法文学部法律科を卒業し、弁護士となる。
戦後、日本社会党に加わる。党常任中央執行委員会書記、中央執行委員長片山哲秘書などを歴任し、1947年4月、第1回参議院議員通常選挙において全国区に出馬し当選。参議院郵政委員長などを務める。1953年4月、第3回通常選挙で落選した。
1958年5月、第28回衆議院議員総選挙に岐阜県第1区から出馬し当選。その後、民主社会党に移り、同党院内幹事、日中問題特別副委員長、災害対策特別委員長などを歴任。以後、第29回、第30回総選挙に出馬するも落選した。
1975年秋の叙勲で勲三等旭日中綬章受章[2]。
1976年11月9日死去、71歳。死没日をもって従四位に叙される[3]。
脚注
- ^ 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』118頁。
- ^ 『官報』第14654号6頁 昭和50年11月7日号
- ^ 『官報』第14958号15-16頁 昭和51年11月16日号
参考文献
- 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』1990年。
- 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』日外アソシエーツ、2003年。
参議院郵政委員長 (1950年-1951年) |
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定数5 |
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↓:途中辞職、失職など、↑:補欠選挙で当選。 |
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第1回 (定数100) |
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†:当選無効・失格など、↓:途中辞職・死去など、↑:繰上げ当選または補欠選挙で当選(合併選挙で当選した3年議員を除く)。 |