図師町(ずしまち)は、東京都町田市にある町名。「丁目」の設定のない単独町名である。郵便番号は194-0203[3]。
地理
町田市の北部に位置する。
東は野津田町、南は山崎町と忠生、西と北西は下小山田町、北は小野路町と接している。
特に小野路町に跨る北部の丘陵地帯は「図師小野路歴史環境保全地域」に指定されており、全体として典型的なかつての多摩丘陵の景観を示している[5]。
河川
- 鶴見川 - 北西から南東に流れる。
- 結道川 - 北から南に流れ、並木橋付近で鶴見川と合流する。
地価
住宅地の地価は、2014年(平成26年)1月1日の公示地価によれば、図師町字八号1629番31の地点で10万1000円/m2となっている。[6]
歴史
武蔵国多摩郡小山田庄小山田郷の後、多摩郡柚木領に属した。
地名の由来
承久年間(1219~1221)、時の領主の小山田二朗重義が半沢山にある「白山社」を修理しようとして、別当の大蔵院長栄に社にある地形を尋ねたところ、長栄は図を画き、重義がそれを誉め長栄を図師法印半沢坊と称し、領地の一部を社領として寄贈し「図師領」と称したと伝わる[7]。
沿革
世帯数と人口
2018年(平成30年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[8]。
交通
路線バス
- 神奈川中央交通により、町田バスセンターから町田街道・芝溝街道を経由し、野津田車庫行き(町26系統・町39系統・町78系統)、小山田行き(町27系統)、多摩丘陵リハビリテーション病院行き(町31系統)、鶴川駅行き(町36系統)などが運行されている。特に町26系統は入出庫を兼ねた基幹系統でもあり、深夜バスも含めて頻繁に運行されている。
- また、淵野辺駅北口より、野津田車庫行き(淵23系統)、鶴川駅行き(鶴37系統)、登戸行き(淵24系統)も町内を通過するが、本数は少ない。
- 京王バスにより、多摩センター駅から、日大三高行き(多43系統・多45系統)が運行されており、通学時間帯には急行便(多44系統)や臨時便も頻繁に運行される。また、神奈川中央交通も町田バスセンターおよび淵野辺駅北口より、日大三高行き(町16系統・淵25系統・淵67系統)を運行している。
主な道路
施設
- 教育
- 商業
- 警察
- 公園・スポーツ施設
- 図師日影坂下公園
- 町田市立室内プール・町田桜の湯 - 町田市バイオエネルギーセンター(下小山田町)のごみ焼却余熱を利用した温水プール及び温浴施設。
- 寺院・神社
出典
外部リンク