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この項目では、京都府京都市伏見区にある近鉄京都線の向島駅(むかいじまえき)について説明しています。かつて東京都墨田区にあった京成押上線の向島駅(むこうじまえき)については「向島駅 (東京都)」をご覧ください。 |
向島駅(むかいじまえき)は、京都府京都市伏見区向島東定請にある、近畿日本鉄道(近鉄)京都線の駅。駅番号はB09[1]。向島ニュータウンへの最寄り駅である。
駅西側は巨椋池を干拓してできた水田が広がり、東側は団地や住宅が立ち並び、東西で風景が異なる。
歴史
駅構造
島式2面4線のホームを持つ待避可能な地上駅で橋上駅舎を有する。ホーム有効長は6両。東西双方に出入口があり、駅東側にはバスロータリーがある。改札口は通常の改札口とエレベーター専用改札口の2箇所が設けられている。
のりば
- 内側2線(2番線と3番線)が主本線、外側2線(1番線と4番線)が待避線である。
- 駅開業から1984年までは待避線には線路が敷設されておらず、現在の2・3番のりばのみで営業していた。
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改札口(2008年8月)
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ホーム(2008年8月)
特徴
- ダイヤ面
- 駅設備・営業面
- 軌道設備面
- 4番線には大和西大寺方面への出発信号機があり、京都駅 - 当駅間で運転見合わせになった場合、当駅での折り返し運転が可能となっている。折り返しの際は途中の踏切を跨って本線上で折り返す。
利用状況
2022年(令和4年)度のある調査日における1日乗降人員は13,470人である[* 1]。
近年の利用客数の推移は下記の通り。
年度 |
調査日 |
1日平均[注 3] 乗車人員
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調査日 |
乗降人員
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2005年(平成17年) |
11月08日 |
18,340 |
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2008年(平成20年) |
11月18日 |
17,503 |
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2010年(平成22年) |
11月09日 |
[* 2]16,616 |
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2012年(平成24年) |
11月13日 |
[* 3]16,050 |
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2015年(平成27年) |
11月10日 |
[* 4]16,517 |
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2018年(平成30年) |
11月13日 |
[* 5]15,839 |
[# 1]8,666
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2019年(令和元年) |
ー |
[# 1]8,738
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2020年(令和02年) |
ー |
[# 1]5,890
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2021年(令和03年) |
11月09日 |
[* 6]13,105 |
[# 1]6,718
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2022年(令和04年) |
11月08日 |
[* 1] 13,470 |
[# 1]7,195
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2023年(令和05年) |
11月07日 |
[* 7] 13,490 |
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駅周辺
バス路線
駅前ロータリーに停留所が設けられているが、停留所名は事業者ごとに異なる。近鉄バスは「向島駅前」[10]、京都京阪バスは「近鉄向島駅前」[11]、奈良交通は「向島駅」[12]である。各事業者が運行する路線は下記のとおり。
- 近鉄バス
- 03番 センター前・四ッ谷池(小循環)
- 04番 四ッ谷池・清水町・丸町(循環)
- 08番 四ッ谷池・清水町西・丸町
- 09番 四ッ谷池・清水町・丸町経由 竹田駅東口
- 12番 上島西・清水町西・丸町(循環)
- 京都京阪バス
- 10系統 徳洲会病院
- 10A系統 近鉄小倉(平日最終便のみ)
- 奈良交通
かつては、京都駅と奈良を結ぶ路線が経由していた。近鉄バス(当時は近畿日本鉄道)、奈良交通と京阪バスが運行したが、1998年までに全廃されている。現在、近鉄バスや奈良交通は京都市内では上記路線のみ運行する。
隣の駅
- 近畿日本鉄道
- B 京都線
- ■急行
- 通過(洛南高校体育祭開催時臨時停車)
- ■準急・■普通
- 桃山御陵前駅 (B08) - 向島駅 (B09) - 小倉駅 (B10)
脚注
注釈
- ^ 京都駅-大久保駅間で列車待避が可能なのは、上鳥羽口駅と当駅のみであり、どちらも普段は急行は停車しない。
- ^ 特急が運行される時間帯は、急行も前記の理由で大久保駅で特急待避をすることが多く、その場合は特急と急行が続行する。
- ^ 年度数値を日数で除して算出。
出典
- 京都市統計書
- 近畿日本鉄道の駅別乗降人員
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
向島駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク