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名探偵コナン 4-D ライブ・ショー〜星空の宝石（ジュエル）〜
	アトラクションのエントランス（ユニバーサル・スタジオ・ジャパン / 2024年）
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
エリア	ニューヨーク・エリア
座標	北緯34度39分53.0秒東経135度26分05.5秒 / 北緯34.664722度東経135.434861度
状態	営業中
オープン	2024年3月22日 (9か月前)
Replaced	ターミネーター 2:3-D
主なデータ
種類	ショー・アトラクション（立体映像、ライブアクション）
テーマ	名探偵コナン
ショーごとの収容数	750名（車イス、電動車イススペース8台）
所要時間	約30分
協賛	NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社
チャイルドスイッチ	利用可能
ウィッグ	着用可能
アシスティング‧ドック	同伴可能
	ユニバーサル・エクスプレス・パス利用可能
	車椅子に対応

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「名探偵コナン 4-D ライブ・ショー〜星空の宝石〜」（めいたんていコナン 4-D ライブ・ショー〜ほしぞらのジュエル〜、英：Detective Conan 4-D Live Show - Jewel Under the Starry Sky -）は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内の「マンハッタンシアター」で開催されている『名探偵コナン』をテーマにしたレギュラー・アトラクションである。

概要

2023年12月19日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン史上初となる『名探偵コナン』をテーマにしたレギュラーアトラクションがオープンすることが発表された^[1]^[2]。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、2017年から「ユニバーサル・クールジャパン」の一環として『名探偵コナン』とのコラボレーションが行われていたが、このアトラクションの登場により、シーズン限定ではなく、通年で『名探偵コナン』のコンテンツを楽しむことが可能となった^[3]。

2024年1月19日、アトラクションの名称やオープン日などの詳細が発表されるとともに、上演会場であるマンハッタンシアターをコーポレート・マーケティング・パートナーであるNIPPON EXPRESSホールディングス株式会社が協賛することも明らかにされた^[4]^[5]。

マンハッタンシアターは、幅40メートルを超えるスクリーンとステージを備え、3D映像、音響、照明、水しぶき、スモークなどの特殊効果が搭載されたシアターである^[6]。この施設は2020年9月14日にクローズした「ターミネーター 2:3-D」の会場を改名して再利用したもので、後継アトラクションとして運営されている^[7]。

ストーリー

ゲストは、鈴木財閥が開発した最新技術を導入したシアター「ベルツリーシーサイドシアター」で開催される、「黄昏の虹」のお披露目会に参加する。この虹は星空の下で虹色の光を放つ特徴を持つ。

シアターは「エレベータワー」と呼ばれるエレベーター機能を備えており、地下1階から屋上まで移動できる。また、宝石の運搬および警備には、鈴木財閥が特別に開発したアーム付きドローンが使用されている。このドローンは、次郎吉の愛犬ルパンの指紋認証がないと作動しないシステムが採用されている。

プレショー

お披露目会前のプレショーでは、鈴木財閥の令嬢・鈴木園子と、モニター越しに鈴木財閥相談役の鈴木次郎吉が登場し、ゲストを迎える。鈴木次郎吉は、今回用意された劇場の概要を説明するとともに、怪盗キッドが「黄昏の虹」を狙って予告状を送ったことを伝える。プレショーが終了すると、鈴木次郎吉と鈴木園子はゲストにメインホールへの移動を案内する。

メインショー

ゲストは、鈴木園子と彼女の親友であり今回のお披露目会のアシスタントを務める毛利蘭によってメインホールへ案内され、「黄昏の虹」を鑑賞する。次郎吉は空中に浮遊するプラットフォームに乗り、アーム付きドローンを操作して宝石をゲストに見せようとするが、操作が上手くいかずドローンが暴走する。さらに、次郎吉の愛犬ルパンも彼に全く懐いていない。これを不審に思った江戸川コナンと安室透は、会場にいる次郎吉が怪盗キッドの変装であることを見破る。

その後、会場ではコナン、安室透、そしてキッドによる「黄昏の虹」の争奪戦が繰り広げられる。偶然にも園子が宝石を手にしてしまうが、彼女が誤って宝石を落としたことで、宝石が虹色に激しく点滅し始める。この異常を見たコナンは、宝石の正体を調べた結果、「黄昏の虹」が爆弾であることに気付く。実際、「黄昏の虹」は宝石に見せかけた爆弾であり、テロリストが鈴木財閥に無理やり売りつけたものだった。毛利小五郎はその事実を既に知っており、保身のために体調不良を装い、コナンと安室透を代理として出席させていた。一方、安室透が所属する公安は、この宝石型爆弾を製造していたテロリストを摘発中であり、他の爆弾の行方を追っている最中だった。

争奪戦の末、キッドは会場から逃亡。さらに「エレベータワー」が屋上に向かう中、コナンたちは爆弾を解除しようと試みるが、時間が足りないと判断する。安室透は、コナンにキック力増強シューズを使い「黄昏の虹」を海へ蹴り飛ばすことを提案する。しかし、プラットフォームとドローンの故障による暴走で狙いを定めるのが困難になる。そこで、安室透が電線を利用してプラットフォームを固定し、再び現れたキッドがワイヤーでドローンを固定。これにより、コナンは「黄昏の虹」を海へ蹴り飛ばすことに成功する。

騒動が収束し、コナンたちが一息ついていると、安室透のもとに公安から他の宝石型爆弾が発見されたとの連絡が入る。安室透とコナンは、蘭と園子に見送られながら、次郎吉が用意したヘリで現場へ向かう。

登場キャラクター

江戸川コナン: 声 - 高山みなみ; 主人公。本名は工藤新一で、高校生探偵が幼児化した姿。少年探偵団の一員。本アトラクションでは、毛利小五郎の代理として安室透と共に「黄昏の虹」お披露目会に出席する。
怪盗キッド: 声 - 山口勝平; 神出鬼没の怪盗で、コナンのライバル。『まじっく快斗』の主人公。「黄昏の虹」を狙い、次郎吉に変装してお披露目会に侵入するが、コナンに正体を見破られる。「黄昏の虹」が爆弾であることに気付いており、その危険性を察知していた。
安室透: 声 - 古谷徹; 警視庁警備局警備企画課「ゼロ」の公安警察官。本名は降谷零で、「黒の組織」に潜入捜査中。状況に応じて「安室透」やコードネーム「バーボン」を使い分ける。コナンと共に毛利小五郎の代理としてお披露目会に出席する。
毛利蘭: 本作のヒロイン。新一の幼馴染で恋人。園子と共にお披露目会のアシスタントを務める。
鈴木園子: 蘭や新一の幼馴染で同級生。鈴木財閥の令嬢。毛利蘭と共にお披露目会のアシスタントを務め、プレショーでは案内役として登場する。
鈴木次郎吉: 声 - 佐藤正治; 鈴木財閥相談役で、会長・鈴木史郎の従兄弟。園子からは「おじさま」と呼ばれている。過去の事件をきっかけに怪盗キッドへ強い敵対心を抱いている。「黄昏の虹」を怪しい宝石商から購入し、キッドを誘き寄せるために「ベルツリーシーサイドタワー」を建設してお披露目会を開催する。しかし、会場でキッドに襲撃され、衣服を奪われて演説台に監禁される。その後、コナンたちに救出され、爆弾の存在を消防庁に通報した。事件解決後は、他の爆弾が発見された現場に向かうコナンと安室透をヘリで輸送した。