ターミネーター 2:3-D |
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アトラクションのエントランス(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン / 2010年) アトラクションのエントランス(ユニバーサル・スタジオ・フロリダ / 2006年) |
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主なデータ |
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種類 |
ショー・アトラクション(立体映像、ライブアクション) |
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テーマ |
ターミネーター2 |
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ショーごとの収容数 |
700名(フロリダ、ハリウッド) 750名(車イス、電動車イススペース8台 / 日本) |
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所要時間 |
約30分 |
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チャイルドスイッチ |
利用可能 |
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ウィッグ |
着用可能 |
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アシスティング‧ドック |
同伴可能 |
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ターミネーター 2:3-D(英: Terminator 2:3-D)は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのニューヨーク・エリアに存在していた、『ターミネーター2』と『ターミネーター3』の中間のストーリーで展開されるショー・アトラクションである。新型コロナウイルスによるパンデミックの影響もあり、2020年9月より休止されそのまま再開することなく、2023年5月に廃止された。かつては、ユニバーサル・スタジオ・フロリダとユニバーサル・スタジオ・ハリウッドでも『T2-3D: Battle Across Time』という名前で運営されていた。
過去に存在していたパーク
概要
ユニバーサル・スタジオ・フロリダ
1996年4月27日にハリウッド・エリアにオープンし、2017年10月8日にクローズした。
後継のアトラクションとして、「The Bourne Stuntacular」が2020年6月30日にオープンした[1][2][3]。
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド
1999年5月6日にアッパー・ロットにオープンし、2012年12月31日にクローズした。
後継のアトラクションとして、「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」が2014年4月12日にオープンした[4]。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
2001年3月31日、パーク開園と同時にニューヨーク・エリアにオープンした。ユニバーサル・スタジオ・フロリダの同アトラクションがクローズしたことにより、世界で唯一のアトラクションとなっている。
2020年9月14日より当面の間休止していたが[5]、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは2023年5月16日に営業再開せずにそのまま終了することを発表した[6]。
後継施設として「マンハッタンシアター」が2024年3月22日にオープンした。同施設ではオープン日より「名探偵コナン 4-D ライブ・ショー 〜星空の宝石〜」が開催されている。
ストーリー
サイバーダインシステム社が企画した「ビジターセンターツアー」にて、ツアー参加者(ゲスト)は極秘プレゼンテーションに参加する。
プレショー
極秘プレゼンテーション前のプレショーでは、サイバーダイン社の“メディアコントロール主任ディレクター”である綾小路麗華ないしはキンバリー・ダンキンがツアー参加者(ゲスト)を出迎える。ツアー参加者(ゲスト)を毒舌で弄った後、サイバーダインシステム社の理念を理解してもらいたいという趣旨のサイバーダイン社の技術的貢献に関するプロモーションビデオ(“自称「素晴らしいビデオ」”)を鑑賞する。途中画面にノイズが走り、サラ・コナーとジョン・コナーが登場。サイバーダイン社の機械兵器により人類が滅亡することを警告し、陰謀を破壊するためにゲストに速やかな避難するように忠告する。しかしビデオが終了すると、綾小路麗華(キンバリー・ダンキン)はゲストに、警告を無視しメインホールへ進むように伝える。
メインショー
ゲストは綾小路麗華(キンバリー・ダイキン)によってメインホールへ案内され、サイバーダインの新兵器である「T-70」通称ターミネーターのデモンストレーションを鑑賞。さらに優れた新兵器「スカイネット」のデモンストレーションおよび最終プレゼンテーションへ移ろうとしたその時、サラとジョンがホールの天井から登場。ツアー参加者(ゲスト)にサラがもう一度警告しホールから逃げるように指示する。そして綾小路麗華(キンバリー・ダンキン)にT-70を止めるように命令し発砲。発砲した場所からT-1000が出現し、サラがジョンに隠れてるようにと命令する。T-1000が綾小路麗華(キンバリー・ダンキン)を殺し、T-70を使ってジョンを殺そうとするとスクリーン中央にタイムホールが出現。バイクに乗ったT-800が出現する。そしてジョンをバイクに乗せ、タイムホールに入って未来に行きT-1000から逃げる。
未来へと逃走した2人だが喜びも束の間、T-1000がなお追いかけてくる。逃げ切ることに成功するが、スカイネットの偵察機に見つかってしまい、ミニハンターや他のターミネーターに襲われながらも戦い、スカイネットへの侵入に成功する。
スカイネットの中心であるCPUを破壊しようと試みるが、スカイネットの警備システムであるT-0bに襲われる。液体窒素を見つけT-800が射ち、T-0b凍ったところを再度射って粉々にするが、熱で元通りになってしまう。その間にジョンはタイムホールで過去に戻り、T-800が犠牲となって爆発しスカイネットとT-0bを破壊した。最終的にジョンはサラの元に戻るが、人間と機械の戦いはまだ続いているという。息子の命を救ってもらったサラは、T-800に感謝するのであった[7]。
登場キャラクター
- 綾小路 麗華(あやのこうじ れいか) / キンバリー・ダンキン
- サイバーダインシステム社メディアコントロール主任ディレクター[8]。プレショーでは、ゲストを毒舌で弄る[9]。最終プレゼンテーションを終えたのちT-1000によって殺される。
- T-800
- 演 - アーノルド・シュワルツェネッガー、声 - 玄田哲章
- 過去のジョンを守るため、未来のジョンがプログラムを書き換えて送り込んだサイボーグ。バイクに乗って登場する。
- ジョン・コナー
- 演 - エドワード・ファーロング、声 - 浪川大輔
- サラの息子。スカイネットが送ったT-1000に命を狙われる。
- サラ・コナー
- 演 - リンダ・ハミルトン、声 - 駒塚由衣
- ジョンの母。サイバーダイン社爆破を試みたが、失敗して逮捕され、精神病の疑いで警察病院に入院させられていた。ジョンと共にサイバーダインシステム社から避難するように映像でゲストに忠告する。
- T-1000
- 演 - ロバート・パトリック、声 - 大川透
- 過去のジョンを殺害するために未来のスカイネットが送り込んだ、最新の液体金属型ターミネーター。直接触れたものに擬態することができる。タイムスリップ現場に駆け付けたパトロール警官を殺害し、その姿になり替わっている。
- T-0b
- スカイネットの蜘蛛型の警備システム。ジョンたちがスカイネットに侵入しCPUを破壊しようとすると起動し、T-800に液体窒素で凍らされたのち、撃たれて粉々になるが、T-1000と同じ液体金属なので元通りとなる。そしてT-800がジョンを過去に帰したのちT-800が自爆しCPUと共に爆発した。
- T-70
- サイバーダイン社の最新式独立歩行型ユニット。デモンストレーションとして使用される。
キャスト
スタッフ
製作
開発と監督の許可
1990年代初頭、ユニバーサル・パークス&リゾーツの会長兼CEOであるジェイスタインは、エンターテインメント施設のデザイン会社であるランドマーク・エンターテインメント(英語版)のゲイリー・ゴダード(英語版)と彼のチームにターミネーターシリーズに基づいたスタントショーの開発を依頼[10]。ゴダードは、ユニバーサル・クリエイティブに許可を求め、コンセプトを3D映像と実写をスタントを用いたプレゼンテーション形式にすることとした。
1年半後、ユニバーサル・クリエイティブとランドマーク・エンターテインメントは、ターミネーターシリーズの監督であるジェームズ・キャメロンの会社であるライトストーム・エンタテインメントに最終承認を求めた。キャメロンは、ユニバーサルがターミネーターシリーズに基づいたアトラクションの開発することに反対していたためだ。しかし、ストーリーボードとコンセプトをキャメロンに提示すると絶賛したため、許可が下り、プロジェクトが進行することとなった。
キャメロンの監督下で再始動することとなったプロジェクトは、キャメロンの公式作品という位置づけに昇格された[10]。そのため、製作構想中であった『ターミネーター3』と現存する『ターミネーター2』の中間のストーリーを用いることとなった。
2019年公開の『ターミネーター:ニュー・フェイト』に製作で復帰するまで、ジェームズ・キャメロンが関与した最後のターミネーターシリーズとなっていた。
アトラクションの構造
サンフェルナンド・バレーにあるヴァン・ナイズ空港の飛行機格納庫内にアトラクションの実物大内模型を建設した[10]。スクリーンには、3D映像を投影する7m×15.2mのシルバースクリーンを3面用いた。プロジェクターには、70mmフィルムを合計6台のアイ・ワークス製のものを使用した。
アトラクション内で使用されている一部の特殊効果、アトラクション終盤のシートドロップ効果、実写と映像のブレンド、3面シルバースクリーン、攻撃兵器などはユニバーサルが特許を取得している[11][12][13][14]。
元々はユニバーサル・スタジオ・フロリダのために開発されていたが、途中ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドへの設置も決定された。前述の通り、フロリダおよびハリウッドでのクローズによりジャパンにのみ現存している。
映像
アトラクションの映像は、カリフォルニアのデザート・センター(英語版)の北にある放棄されたイーグル鉱山にて撮影された[10][15]。アーノルド・シュワルツェネッガー、エドワード・ファーロング、リンダ・ハミルトン、ロバート・パトリックをはじめとする『ターミネーター』及び『ターミネーター2』のオリジナルキャストとスタッフが再び集結して撮影が行われた。
またターミネーターシリーズの過去2作品の続編として、新たなキャラクターが2体追加された[16]。1つ目は、スカイネットの警備システム「T-1000000」。蜘蛛のような形状をしており、スカイネットのCPUを攻撃から守る。液体金属の体の特性を生かし、足を尖らせ、武器へと変えることができる。2つ目は「T-70」。1990年代後半にサイバーダインシステム社が生み出した独立歩行型ユニットであり、アーノルド・シュワルツェネッガー演じるT-800の前身となる。高さ2.4mで動き右腕にマシンガンを装備してる。1回の充電につき2km走行可能で、銃の命中率は80%。アトラクション内では最新兵器としてデモンストレーションとして使用される。
アトラクション体験時間は約12分だが、映像部分の製作費のみで2400万ドルの費用が掛かり、1分当たりの費用が世界で最も高い映画の1つとなった。総工費は6000万ドルとなった。
脚注
外部リンク
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アトラクション |
- フォーティセカンド・ストリート・スタジオ ~グリーティング・ギャラリー~
- フェスティバル・イン・ザ・パーク
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ショップ | |
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レストラン |
- パーク・サイド・グリル
- アズーラ・ディ・カプリ
- フィネガンズ・バー&グリル
- ルイズ N.Y. ピザパーラー
- SAIDO
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サービス施設等(非公開を含む) | |
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エンターテイメント |
- イースト・ミーツ・ウエスト・セレブレーション
- セサミストリート NO LIMIT! エナジー
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クローズしたアトラクション | |
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クローズしたショップ |
- エンパイア・ステート・デパートメントストア
- サイバーダイン・プロダクト・ショーケース
- 10th ユニバーサリー
- シネマギャラリー
- ワンダーピックス
- アメージング・スパイダーマン・ストア
- アメージング・スパイダーマン・ザ・ライド・フォト
- アメージング・スパイダーマン・フォト・オポチュニティ
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クローズしたレストラン | |
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閉鎖した施設 | |
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終了したエンターテイメント |
- ブルース・ブラザーズ
- ブルース・ブラザーズ ~シカゴ・バウンド~
- カルロス&マイアミ・スパイス
- ファンキーフリーダ & ディスコ・ダイナマイト
- Enwhy
- フォーエバー ~ザ・キング・オブ・ポップ~
- ハローキティ - アニバーサリー・コンサート ~ずっと一緒にDreaming~
- エルモ&モッピーのダンス・ダンス・エボリューション!!
- セサミストリートのマジカル・ミュージック・ボックス
- アメージング・セサミストリート
- フュージョン・ダンス・ビート
- セサミストリート・ファンキー・パーティ
- セサミストリート・アルティメット・ダンス
- セサミストリート・リズム・アライブ
- セサミストリート・ボリウッド
- セサミストリート・アフロビート
- ファイブ・トッピング・オペラ
- ザ・リアル・ユー
- ヴァイオリン・トリオ
- ヴァイオリン・トリオ 2017
- ヴァイオリン・トリオ 2018
- イースト・ミーツ・ウエスト・カルテット
- イースト・ミーツ・ウエスト・カルテット2
- シナジー
- キャラクター・ミート&グリート アメリカン・ツアー ~ニューヨーク・ツアー~
- ストリート・パーティー・バッシュ ~セサミストリート・ユニット~
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- ファンタスティック・ワールド
- ミニオン・ハチャメチャ・サプライズ
- ミニオン・ハチャメチャ・ワールド
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- フェイマス 5 ~ドリーマーズ・ツアー~
- ドリームズ・アー・ユニバーサル
- ワッツアップ?
- ミスター・フライング・ハット
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2020年代 | |
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ドキュメンタリー | |
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