別所(べっしょ)は、埼玉県さいたま市南区の町名。現行行政地名は別所一丁目から別所七丁目。住居表示実施地区[4]。郵便番号は336-0021[2]。
地理
さいたま市南区の西部、武蔵浦和駅の北側に位置する。北端は別所沼までと広い範囲にわたる。一丁目から四丁目は大宮台地に位置する。主に台地上は関東大震災後に浦和画家を代表とする文化人や官僚・医師の移住が進み、現在でも高所得層の居住率が高く、閑静な高級住宅地[5][6]として知られている。別所沼公園周辺の高台は埼玉県内有数の高級住宅街[7]であり、さいたま市内で5番目に公示地価が高い(1位から4位はすべて浦和区)。一方、武蔵浦和駅周辺の七丁目では再開発事業が進行し、ファーストタワーやライブタワー、野村不動産によるプラウドタワーなどの超高層マンションが林立し、南区役所やさいたま市立武蔵浦和図書館などを併設したサウスピアが開館している。高台を下ると閑静な住宅地は鹿手袋など西の方面へ広がっていく。
河川
地価
住宅地の地価は、2022年(令和4年)1月1日の公示地価によれば、別所3-23-12の地点で37万3000円/m2となっている[8]。南区では最も高い。
歴史
沿革
もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡浦和領に属する別所村であった[9]。『新編武蔵風土記稿』では家数50。浦和宿に飛地を領していた。
世帯数と人口
2017年(平成29年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 |
世帯数 |
人口
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別所一丁目
|
674世帯
|
1,324人
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別所二丁目
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1,228世帯
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2,740人
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別所三丁目
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1,201世帯
|
2,808人
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別所四丁目
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301世帯
|
699人
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別所五丁目
|
638世帯
|
1,235人
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別所六丁目
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847世帯
|
1,763人
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別所七丁目
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1,541世帯
|
3,507人
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計
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6,430世帯
|
14,076人
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小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[15]。
丁目 |
番地 |
小学校 |
中学校
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別所一丁目 |
全域 |
さいたま市立岸町小学校 |
さいたま市立白幡中学校
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別所二丁目 |
全域 |
さいたま市立浦和別所小学校
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別所三丁目 |
全域
|
別所四丁目 |
全域
|
別所五丁目 |
全域
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別所六丁目 |
1 - 13番
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14 - 16番 17番7号 - 19番10号 19番21号 - 19番最終号 20番14号 - 20番28号 |
さいたま市立浦和大里小学校
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その他 |
さいたま市立内谷中学校
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別所七丁目 |
2番 |
さいたま市立岸町小学校 |
さいたま市立白幡中学校
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1番、3番 6〜10番 |
さいたま市立浦和別所小学校
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11番 - 11番9号 11番25号 - 11番最終号 15番 - 15番4号 15番27号 - 15番最終号 |
さいたま市立浦和大里小学校
|
その他 |
さいたま市立内谷中学校
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交通
鉄道
JR埼京線・武蔵野線武蔵浦和駅が置かれている。地内にはないが、中浦和駅なども利用できる。
道路
バス
地域
寺社・史跡
遺跡
- 別所子野上遺跡
- 別所西野台遺跡
- 別所二丁目遺跡
- 別所遺跡
公園・緑地
- 一丁目
- 二丁目
- 四丁目
- 五丁目
- 七丁目
施設
地内にさいたま市立の中学校は設置されていないが、上述の通りほぼ全域がさいたま市立白幡中学校の学区にあたる。
- 二丁目
- 三丁目
- 四丁目
- 五丁目
- 別所公民館 - 1978年(昭和53年)4月開設。
- 六丁目
- 七丁目
ゆかりのある人物
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク