刈羽郡(かりわぐん)は、新潟県(越後国)の郡。ここでは前身にあたる三島郡(みしまぐん)についても記述する。
人口4,151人、面積26.27km²、人口密度158人/km²。(2024年11月1日、推計人口)
以下の1村を含む。
1879年(明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記1村のほか、以下の区域にあたる。
刈羽郡の地域はかつては越中国古志郡に属していた。大宝2年(702年)に越後国に割譲され、平安時代に三島郡(みしまぐん)として古志郡から分離した。
その後、中世に古志郡からさらに山東郡(さんとうぐん、のち三島郡)が分離した頃から、三島郡(みしまぐん)は刈羽郡または苅羽郡と称するようになった。江戸時代初期に幕府は当郡の呼称を旧に復すると称して沼垂郡(ぬったりぐん)としたことがあった。しかし、沼垂郡は本来、越後国北部の阿賀野川以北を指した郡名であり、この改称は誤りであった。
『越佐地図教科書』(国立国会図書館デジタルコレクション)- 1896年(明治29年)1月出版。人口 111,055人、戸数20,349との記述あり
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*印は消滅。