元山 (MLS-560)

元山
基本情報
建造所 現代重工業
運用者  大韓民国海軍
艦種 機雷敷設艦
艦歴
発注 1994年10月
起工 1994年12月
進水 1996年9月
就役 1997年9月
要目
満載排水量 3,300 t
長さ 103.8 m
15.0 m
吃水 4.15 m
機関 CODAD方式
主機 SEMT ピルスティク12PA6
ディーゼルエンジン×4基
推進 スクリュープロペラ×2軸
出力 17,200馬力
速力 22ノット
航続距離 4,500海里 (15kt巡航時)
乗員 160名
兵装76mm単装速射砲×1基
40L70K 40mm連装機銃×2基
Mk.32 3連装短魚雷発射管×2基
 (Mk46 mod5対潜魚雷)
機雷×300個
レーダーDA-05 対空捜索用
・S-1810 対空・対水上捜索用
・S-1802 砲射撃指揮用
ソナー ・中周波型
電子戦
対抗手段
・電波探知装置
Mk.137 6連装デコイ発射機×2基
テンプレートを表示

元山(ウォンサン、朝鮮語: 원산)は、大韓民国海軍機雷敷設艦である。当初は、更に同型艦2隻の建造が検討されていたが、これは実現しなかった[1]

船体規模や配置は海上自衛隊機雷敷設艦そうや」と同様であり、船体後部に機雷を300個収容できると見られている機雷庫と敷設装備を備える。また機雷敷設任務以外に、掃海母艦や練習艦として活動することもある。更に76mm単装砲や40mm連装機関砲、対潜魚雷発射管を備え、コルベット相当の砲熕兵装と対潜兵装も有し、有事には哨戒任務も担うと思われる。

船体後部にはCH-53Eの発着にも対応したヘリコプター甲板があるが、格納庫は無い。左舷にLCVP揚陸艇を1隻搭載している[1]

参考文献

外部リンク