襄陽級掃海艇(ヤンヤンきゅうそうかいてい、英語: Yangyang-class Minesweeper Hunter) は、大韓民国海軍の掃海艇の艦級[1][2]。
設計
設計面では、先行する江景級の発展型とされている[2]。機雷探知機は江景級の後期建造型と同じく可変深度式の2093型であるが、機雷処分具は、アメリカ製のAN/SLQ-48(アメリカ海軍オスプレイ級機雷掃討艇の搭載機と同型)に変更された[1](江景級と同じくイタリア製のプルートを搭載しているという説もある[2])。また、深深度対応の係維掃海具と感応掃海具も搭載している[3]。
当初は10隻の建造が検討されたが、財政上の理由によって建造は3隻で打ち切られた。その後、2010年代に入って同等の掃海艇の追加装備が検討されるようになり[2]、2021年11月19日に防衛事業庁は4番艇「南海」(MSH-575)の引渡しを発表し[4]、「南海」は同月23日に鎮海基地で就役した。
同型艦
# |
艦名 |
就役
|
MSH-571 |
襄陽 (ヤンヤン) ROK Yangyang |
1999年12月
|
MSH-572 |
甕津 (オンジン) ROK Ongjin |
2004年2月
|
MSH-573 |
海南 (ヘナム) ROK Haenam |
2005年3月
|
MSH-575 |
南海 (ナムヘ) ROK Namhae |
2021年11月
|
参考文献
外部リンク