井口 任子(いのぐち[4]/いのくち[5] たかこ、1942年2月4日[3] - )は、日本の陸上競技(短距離走)選手。1964年東京オリンピックで女子400メートルリレー走に出場した[3]。
結婚後の姓は松尾 任子[4]。娘の松尾知美もバドミントンで2度のオリンピックに出場している[4]。
経歴
熊本県出身[6]。熊本市立高等学校(現在の熊本市立必由館高等学校)卒業後、リッカーミシン[注釈 1]に所属[6]。
1962年アジア競技大会(ジャカルタ)では女子100m走で銅メダル、400mリレー(山崎晴子・井口任子・島田紀代子・依田郁子)で銀メダル[2]。
1964年東京オリンピックでは、女子400メートルリレー走(井口任子・江副令子・宮本悦子・依田郁子)に出場してアンカーを務めたが、予選通過はならなかった。
脚注
注釈
- ^ この時代の紡績関連企業は多くのアスリートの生活を支えており、東京オリンピックでは井口を含め12人が出場している。女子陸上競技では依田郁子、佐藤弘子、小保内聖子、横山弘子が同社所属であった。
出典
参考文献
関連項目