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ダニー・ギルバート・キティ・"トゥーキー"・トゥーサン(Dany Gilbert Kiti "Touki" Toussaint, 英語発音: [ˈtuːki tuˈsɑːnt], 1996年6月20日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州ブロワード郡ペンブロークパインズ出身のハイチ系アメリカ人のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのシカゴ・ホワイトソックス所属。
ニックネームのトゥーキー(Touki)は、両親の姓であるToussaintとKitiを組み合わせた混成語[1]。
ハイチの上院議員である父ダニー・トゥーサン(英語版)と、母カハソ・キティの間に生まれた[2]。
生まれはフロリダ州ペンブロークパインズであるが、生後3ヵ月の時に家族はハイチに移住した[3]。2004年7月に父ダニーと別居する形で、母キティはトゥーキーと妹ガリエルを連れ再びフロリダへ移住した[4]。
この頃から野球を始めたが、2006年頃からは主にサッカーやホッケーなどを始めた。2009年頃からは再び野球を始め、専業的に取り組んだ[5]。コーラルスプリングス・チャーター・スクール(英語版)在籍中は外野手と捕手を守っていたが、コーラルスプリングス・クリスチャン・アカデミー(英語版)移籍後は主に投手を守るようになった[5]。2013年シーズンは、主に投手を守りつつ、一塁手・外野手なども守り、打者として打率.458・6本塁打、投手として防御率0.78・83奪三振の活躍で学校初の地域決勝の進出に貢献した。同年マックスプレップス(英語版)のスモールスクール全米チームで一塁手として選出された[6]。
2014年のMLBドラフトで1巡目(全体16位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスに投手として指名され、6月20日に署名ボーナス270万ドルでサインした[7]。同年7月2日にアリゾナリーグ・ダイヤモンドバックス(英語版)(R)で先発しプロデビュー。また1ヵ月後の8月2日にミズーラ・オスプレイ(英語版)(R+)に昇格した。2014年はRとR+合わせて12登板し、防御率8.48を記録した[8]。
2015年は傘下A級ケーンカウンティ・クーガーズで開幕を迎え、7先発し2勝2敗、防御率3.69を記録していた。
2015年6月20日にフィル・ゴセリンとのトレードで、ブロンソン・アローヨとともにアトランタ・ブレーブスへ移籍した[9]。ブレーブスでもA級のローム・ブレーブス(英語版)に配置され、そのままシーズン終了まで所属した。ブレーブスでは10先発し3勝5敗、防御率5.73を記録した。
2016年も開幕はA級で迎え、そのままシーズン終了まで所属した。この年は27登板し、4勝8敗、防御率3.88を記録[10]。
2017年はA+級フロリダ・ファイヤーフロッグスで開幕を迎え、7月にAA級ミシシッピ・ブレーブスに昇格した。この年はA+とAA合わせて26先発し、6勝13敗、防御率4.53を記録[11]。
2018年はAA級で開幕を迎え、7月にAAA級グウィネット・ストライパーズに昇格[12]。7月15日のオールスター・フューチャーズゲームに世界選抜として選出され、8回に登板した[13]。8月13日にダブルヘッダーの26人目としてメジャー昇格。翌日8月14日にマイアミ・マーリンズ戦のダブルヘッダー1戦目でメジャー初登板・初先発。6回を1失点に抑え、メジャー初勝利を挙げた[14]。レギュラーシーズンの成績は7登板(29.0回)を投げて、2勝1敗、防御率4.03であった。ポストシーズンにも25人ロースター入りを果たし、10月8日のロサンゼルス・ドジャース戦でポストシーズン初勝利を挙げた。
2019年は24試合(うち先発1試合)に登板し、4勝0敗、防御率5.62という成績だった[15]。
2020年は7試合(うち先発5試合)に登板し、0勝2敗、防御率8.88という成績だった[15]。
2021年は11試合(うち先発10試合)に登板し、3勝3敗、防御率4.50という成績だった[15]。
2022年は開幕からAAA級グウィネット・ストライパーズに所属したが、メジャー昇格の機会はなかった[15]。
2022年7月4日に、金銭トレードでロサンゼルス・エンゼルスに移籍した[16]。同時に2015年のブレーブス移籍時のトレード相手だったフィル・ゴセリンとチームメイトになった(後にゴセリンは9月1日にFA)。オフの11月15日にDFAとなり、18日にFAとなった[15]。
2023年1月3日にクリーブランド・ガーディアンズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[17]。開幕はAAA級コロンバス・クリッパーズで迎え、20試合に登板して、2勝1敗3セーブ、防御率4.06という成績を残した。6月16日にメジャー契約を結び[15]、その日のアリゾナ・ダイアモンドバックス戦に先発したが、3回2/3を投げて3安打、5四球、2失点という内容で降板した[18]。翌17日にDFAとなった[15]。
2023年6月20日にウェイバー公示を経てシカゴ・ホワイトソックスに移籍した[19]。
カーブとスプリットを武器とする[20]。速球の最速は97.8mph[21](約157.4km/h)を計測する。
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