ソフトバンクの主な携帯電話端末納入メーカー (ソフトバンクのおもなけいたいでんわたんまつのうにゅうメーカー)では、ソフトバンク の主な携帯電話 端末納入メーカーについて詳細に説明する。
現在の納入メーカー
(2023年10月現在)
現在、端末を供給しているメーカー
デジタルツーカー(以下DTと略)時代は箱に記載されたメーカー略称の文字色(SH、Dなど)、J-フォン(以下JPと略)時代は取扱説明書の表紙の色が各メーカーごとに異なっていた。ここではそれについても記載する。
73X、82X、92X以降の国内メーカーの機種(73X、93X以降のサムスン電子 製を含む)で採用されている3G端末向け共通ACアダプタはシャープ製である。なお、スマートフォン 向けの共通ACアダプタは、ホシデン が製造し、ソフトバンク株式会社販売ではなく、ソフトバンク コマース&サービス が販売を担当をしている。
シャープ
911SH 2006年
略称「SH 」(デジタルホン時代は「DP-20X」)(DT:薄い橙、JP:黄色)
ハイエンド 機からローエンド ・プリペイド機まで、数多く端末を供給するメーカー。機種数が多いことや液晶の性能の高さからか、ソフトバンクモバイルの中でも一番人気のメーカー(2010年1月は、国内シェアNo.1)であった。特に液晶の技術があり、カラー化・高画質化もハイペースで行われた。
端末提供はJ-PHONE時代からと長く、携帯電話ではドコモF502iに次いで登場したカラー液晶機種(J-SH02 1999年秋発売)、現在のカメラ付き携帯電話 の定礎になる機種(J-SH04 2000年冬発売)(カメラの搭載だけで言えば前年発売されたVP-210 が既に搭載していた)、携帯電話初のTFT液晶 機種(J-SH05 2000年11月)、SDメモリーカード 対応(J-SH51 2002年春発売)、QRコード 対応(J-SH09・J-SH52 2002年秋発売)、メガピクセル 機種(J-SH53 2003年夏発売)、光学 ズーム搭載(V602SH 2004年夏発売)、モーションコントロールセンサー 搭載(V603SH 2005年2月発売)、携帯初VGA 液晶搭載(904SH 2006年4月発売)など、携帯電話において「業界初」 機種を数多く手がける。
同社初のJava 搭載携帯電話(J-SH07 2001年夏発売)も、シャープで製造された。この機種は他にも、カメラやTFT液晶等を装備し、折りたたみ式の形状と、当時のトレンドをおさえた製品だった。そのため登場時は「J-PHONE史上最強のケータイ」と謳われ、大ヒットを記録した。
当時はNTTドコモ への端末の供給を一時的に休止していた時期もあったが、2002年よりドコモ向け端末をリリース。後に2005年にはウィルコム向け端末をリリース、2006年にはau向け端末をリリース。そして、2007年3月にはイー・モバイル向け端末もリリースし、2010年現在日本の携帯電話やPHSの全キャリアに端末を供給する唯一の端末メーカーとなっている(ツーカーにはサービス終了まで端末を供給しなかった。イー・モバイル参入前は三洋電機 が全キャリアに納入していた)。
2006年5月には、ボーダフォン時代唯一(ソフトバンク初)のワンセグ 対応機種、905SH (通称:AQUOSケータイ )を発売。11月には3インチ画面を搭載した後継機の911SH 、業界最高の500万画素AF+光学3倍ズームなどを搭載、デジタルカメラ顔負けの使い勝手を実現した910SH を同時発売。また、2007年2月には、パントン 社とのコラボレーションによる24色展開の端末812SH 、夏にはAQUOSケータイ 第3弾となる912SH をはじめ、812SHベースのシンプル端末の「GENT」シリーズの初代812SHs などを発売。シャープ製音声端末としては初となるスライド式端末のFULLFACE など2機種を順次発売した。2007年冬に、シャア専用携帯こと913SH G、2008年には、インターネット機能を重視したインターネットマシン を発売。
2008年夏モデルとして、現在ソフトバンクモバイルで提供されているほとんどのサービスをサポートする第5世代AQUOSケータイ 923SH 、シャープ初となる防水機種THE PREMIUM WATERPROOF 824SH 等を発表した。また、2008年冬から、カメラ重視の端末の販売を再開し、2009年夏には、AQUOS SHOT という名で933SHを販売、冬には12メガピクセルのカメラとケータイWi-Fiに対応した940SH を販売する。
2008年春モデルまでは、発話キーと終話キーの配置が他の端末と異なっていた。
一時期、ソフトバンク内のシャープ製端末は、高機能カメラ端末(945SH 括弧内は端末例、以下同様)、サイクロイド型端末(943SH)、フルスライド端末(941SH )、ソーラーパネルケータイ(936SH )、ウォータープルーフケータイ(935SH )、シンプルモデル(841SH)、シニア向けのGENTシリーズ(841SHs )の7種類で主に展開された。
2010年冬、スマートフォン003SH 、005SH をソフトバンク向けに初めて投入した。
2011年現在、ソフトバンクの約半分のラインナップはシャープ製品が占めており、また売り上げランキングから見てもシャープ端末が常に上位を占めていることから、以前よりもより「シャープ王国」と言える状態になっている。
2015年 冬以降、ソフトバンクとしては初となるガラホ 、SoftBank 501SH を発売する予定。Y!mobile ブランドへも、504SH として、同等の機能を有する端末を提供予定。
2021年夏にはライカ と共同開発したLEITZ PHONE 1 を発売。
iPhone 3G 2008年 Apple
2008年6月11日初めて投入。最初の機種はiPhone 3G 。2009年6月26日にはiPhone 3GS を販売。
2010年5月8日、5月10日よりiPad を予約受付、5月28日より販売することを発表[ 1] 。
以降、iPhone、iPadの最新機種を投入している。
2011年10月発売のiPhone 4Sからauからも販売されるようになり、SoftBankの独占状態は終止符を打った。その後2013年のiPhone 5sからNTTドコモでも販売された。
ZTE
略称「Z 」「ZT 」
2010年夏モデルから、かんたん携帯 SoftBank 840Z を発売して以降、データ通信端末や、スマートフォン、みまもりシリーズなど幅広く供給し、なかでも、みまもりケータイ 005Zは週間売り上げ台数がiPhone 4に継ぐなどの人気を博している。
近年はシンプルスタイル (プリペイド)専用モデルとして、フィーチャーフォンのSoftBank 301Z (2014年6月発売)やスマートフォンの「BLADE Q+」(2015年10月発売)、「Libero 2」(2017年9月発売)を発売している。
京セラ
略称「K 」「KC 」(デジタルツーカー時代は「KC」)
デジタルツーカー時代にタイプKCなどの端末の供給以来であり、2011年冬モデルのHONEY BEE 101K で参入。
しばらくはグループ会社のウィルコム向けにも発売されているHONEY BEE シリーズのスマートフォンがメインだったが、2013年夏モデルのDIGNO R 202K で京セラ製スマートフォンのメインブランドであるDIGNO シリーズの端末も発売するようになった。
2013年発売の202Kを最後にしばらく供給されていなかったが、2015年2月27日に発売されたDIGNO U (ワイモバイル向けDIGNO C 404KC の兄弟機)で復帰した。
2016年 2月26日に、京セラ初の4G ケータイ となるDIGNO ケータイ (SoftBankブランド向け)、DIGNO ケータイ 502KC (Y!mobileブランド向け)を発売。
ソニー (旧ソニーモバイルコミュニケーションズ 、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ )
802SE 2004年
略称「SE 」(ボーダフォン時代)「SO 」(ソフトバンク時代)(J-フォン時代はエリクソンは供給無し、ソニーは後述。)(DT:紫、JP:薄い青)
NTTドコモ やau 向けに供給している製品が、日本を拠点に開発されている旧ソニー 寄りの端末である一方で、ボーダフォン時代に投入された製品はヨーロッパの拠点で開発された製品を日本語化した旧エリクソン 寄りの端末だった。そのためジョグダイヤル やPOBox は搭載されておらず、日本独自の仕様である着うた サイトやゲームサイト・インターネットバンキングサイトにはほぼ対応していない。日本向けとして発売されたのは唯一802SE のみであり、それ以降はソニーエリクソンの会社方針により端末を供給していない。
ソニーエリクソンは、経営立て直しの一環で日本以外の国でのCDMA2000の開発から撤退しGSMに注力(DoCoMoのFOMA端末納入は、Symbianを使用した共同開発によるもの)しており、802SEでの再参入はUMTS(3G)とのDual Chipsetを使用したボーダフォングループのコンバージェンス端末の日本語化により可能となった。
ソニーモバイルに社名変更後も供給のない状態が続いていたが、2014年10月にXperia Z3 を供給すると発表し、約10年ぶりに再参入、またソニーグループのスマートフォンとして初めてのソフトバンクでの販売となった。
なお、親会社であるソニーは2010年にPhotoVision DPF-NS70 を供給していた。
モトローラ・モビリティ (旧・モトローラ )
略称「MO 」(モトローラ)・「M 」(モトローラ・モビリティ)
702MO 、702sMO がVodafone 3G として発売されるも、メールアドレスの特定の場所に、(.)の入ったメールアドレスが電話帳に登録できない等の仕様上の制限・問題が多く、発売から数ヶ月で店頭・カタログ等から抹消された。
702MO/sMO以後はボーダフォン(日本)への供給はなく完全撤退した。日本国内ではNTTドコモへの供給がしばらく続いていたが、2008年 3月、モトローラは携帯電話部門の分社化を発表した[ 2] 。
モトローラ・モビリティになってからはau(KDDI・沖縄セルラー)向けへの供給がメインだったが、2012年冬モデルのRAZR M 201M で再参入。
その後、2019年までモトローラのスマートフォンは販売されていなかったが、2020年春に5Gスマートフォンの初期ラインアップとしてrazr 5Gを発表した。2023年にはY!モバイル向けにmoto g53y 5Gを発売。
Google
Google Pixel 3 2018 2018年11月1日初めて投入。最初の機種はGoogle Pixel 3 /3 XL 。2019年10月24日にはNTTドコモがGoogleのスマートフォンの取り扱いを取りやめることで、Pixel 4 / 4 XL、4a / 4a (5G)、5a (5G)、6 Proは国内キャリア独占で発売。2020年のPixel 5はauが初めて扱い、2022年にはベースモデルに加えaシリーズとProを発売、2023年のPixel 7a、8 / 8 Pro、FoldはNTTドコモが取り扱いを再開することで、独占販売に終止符が打たれる。
ソフトバンクは、Google製品についての情報を熟知したGoogle Pixelプロダクトスペシャリストを全国のソフトバンクショップに配置する取り組みをGoogleと連携して行っている。
OPPO
2020年に5Gスマートフォンの初期ラインアップとしてOPPO Reno3 5G の取り扱いが発表された。2023年秋には神ジューデンのラインアップとしてOPPO Reno 10 Pro 5Gを供給。
Xiaomi
2021年に初めてのXiaomi製スマートフォンとして、Redmi Note 9T を納入。2022年には神ジューデン スマートフォンの第一弾として、Xiaomi 12T Proを発売。
端末供給休止メーカー
FCNT (旧富士通モバイルコミュニケーションズ )
202F 2013年
略称「F 」
東芝と富士通との合併会社富士通東芝モバイルコミュニケーションズ設立によって、東芝製端末の供給はX02Tを最後に撤退した。社名が現在の名に変更されても、東芝の遺伝子は一部で継承されており、実質東芝から交代する形で、2012年夏モデルのARROWS A 101F から参入。くーまんなど、東芝端末に搭載されたオリジナルコンテンツを楽しむことが可能である。なお、富士通本体は過去にデジタルホンでの参入経験がある(これについては後述)。
2023年5月に民事再生手続きの開始を発表し、10月よりレノボ傘下でFCNT合同会社としての事業を開始した。2021年のarrows We以降、新しいFCNTの携帯電話は販売されていない。
共通オプション
この節の
加筆 が望まれています。
(2015年3月 )
各端末共通オプションとして、次のものが発売されている。
ACアダプタ(ZTDAA1、シャープ製)…3G端末用
USBケーブル(ZTFE01)
マルチイヤホンマイクII(ZTBBA1)
共通イヤホンマイク変換ケーブル(外部接続端子用)
ブラック(ZTCAA1)
ホワイト(ZTCAA2)
ACアダプタ(microUSB 1.0A)(ZTDAC1、ソフトバンク コマース&サービス 販売)
ACアダプタ(microUSB 1.8A)(ZTDAD1、ソフトバンク コマース&サービス 販売)
スマートフォン 向けACアダプタは、以前は、シャープ製以外はほぼ端末製造会社の自社製品を附属品・オプションとし、シャープ製は自社製品か、上述の3G用アダプタをmicroUSBに変換するアダプタをかませて使用する形態でしか出ていなかったが、現在は、ソフトバンクモバイルではなくソフトバンク コマース&サービス が販売元(2014年3月まではソフトバンクBB であったが、BBのアクセサリ サプライ 部門は、同年4月よりソフトバンク コマース&サービスが継承し、同部門が外れたBBは、2015年4月1日付でソフトバンクモバイルに吸収合併され消滅)となって、ソフトバンクモバイル端末向けに提供している。また、端末メーカーからオプション設定されているACアダプタについても、在庫限りで終売予定としており、それ以降の追加購入はソフトバンク コマース&サービス のものを購入する形となる。2014年 後半ごろから発売された端末については、附属設定自体がされておらず、最初からソフトバンク コマース&サービス のものを新規加入時にプラスして購入させる形を取る。
この他、ソフトバンク コマース&サービス が販売元となってソフトバンク が認定するサードパーティー サプライ商品ブランドである「SoftBank SELECTION 」でも対応するSoftBank端末向けのアクセサリ が販売されており、公式に利用可能。2015年 3月現在は、高電圧・大出力対応のACアダプタは、上述のリストにはなく、「SoftBank SELECTION 」から提供される商品が推奨されている。
かつて、端末を供給していたメーカー
三洋電機
V401SA 2004年
略称「SA 」(デジタルホン時代は「DP-18X」、デジタルツーカー仕様は「S」)(DT:緑、JP:桃色)
主にローエンド機を中心に鳥取三洋電機(現・三洋電機コンシューマエレクトロニクス )による製造でリリース。V801SA は、最初のボーダフォングローバルスタンダード 端末として投入されるも、端末価格があまりにも高価だったことや不具合が頻発したことなどの要因が重なったため不評であった。その後、第二世代携帯電話で奇抜な外観が印象のV401SA を発売するも売り上げは思わしくない。結局V401SA以降、ボーダフォンへは投入されなかった。
三洋電機がNTTドコモ への納入を再開したことから、ボーダフォンからは撤退したのではないかとの憶測がなされたまま、ボーダフォンはソフトバンクブランドとなったが、こちら向けの端末供給もされなかった。
そして、2008年4月1日をもって、会社本体の経営不振による再建中の三洋電機は、京セラ に他キャリア向けも含む携帯電話事業を譲渡すると発表した。京セラに譲渡後も2010年5月発売のSA002までSANYOブランドの端末はau向けには発売されたがソフトバンク向けには発売されなかった。
三菱電機
DP-222 1997年
略称「D 」(デジタルホン時代は「DP-22X」、デジタルツーカー仕様は「D」、「XC」)(DT:水色、JP:スカイブルー)
J-フォン時代は当時人気のフリップ式 端末の供給をしており、待ち受け画面に登場する「アニメっちゃ」、初の16和音着信音メロディ対応機のリリースや大型スピーカー搭載による高音質・大音量などを実現していた。デザインやスペックは、NTTドコモ のDシリーズよりも、当時ツーカー に納入していた「TH-4XX」シリーズに似たものとなっていた。
J-D08 と比べV401D ではユーザーからの要望も含め、改良に改良を重ね1,000以上の項目を改善したり、コントロールパッド や加速度センサー を搭載するなど意欲的だったが、ボーダフォン体制時の端末調達絞り込みの影響を受けV401D以降の端末の開発は終了。
社内の開発チームも解散しており、プリペイド端末のJ-D07 、V101D 、V102D 、V301D 、V401Dの保守業務以外、撤退している。プリペイド端末も、201SHに取って替わられた。
2008年3月、ソフトバンク向けの供給がないまま、三菱電機は携帯電話事業の終息を発表した[ 3] 。
デンソー (旧・日本電装)
J-DN01 1998年
略称「DN 」(デジタルホン仕様は「DP-19X」、デジタルツーカー仕様は「ND」)(DT:赤、JP:緑)
携帯電話オリジナルキャラクター「まめぞう」を端末に搭載。シンプルなルックスだがかわいらしく、好評であった。さらに、比較的コンパクトな端末だった上、端末側面にタッチセンサーを搭載し、握っている時のみ誤動作防止機能が解除されたり、文字変換機能が当時としてはかなり高度だったなど、実用面でも好評であった。そのため、液晶のカラー化が進む前のJ-PHONEでは(1999年頃まで)同社とケンウッドが人気メーカーだった。端末のイメージキャラクターには、歌手の知念里奈 と俳優の江口洋介 を起用していた。
2001年5月に携帯電話事業でのケンウッド との協業を発表するも、同年秋の商品「J-DN31 」を最後に携帯電話事業から撤退。
パイオニア
略称「PE 」(デジタルホン仕様は「DP-21X」、デジタルツーカー仕様は「CA 」)(DT:薄い紫、JP:灰色)
同社端末の売りは、全面タッチパネル 式液晶携帯電話。「DP-211 」は携帯初のタッチパネル式であり、その兄弟機種「DP-211SW 」は携帯初の文字メッセージサービス(スカイメール、当時はスカイウォーカー)対応機種であった。操作の殆どを液晶にタッチする事で出来る、かなり個性的なものだった。
2001年春発売の「J-PE03II」(同社唯一の、非全面液晶&カラー・和音着信音モデル)を最後に携帯電話事業から撤退。
ケンウッド (現・JVCケンウッド )
略称「K 」(デジタルホン時代は「DP-13X」、デジタルツーカー仕様は「K」)(DT:橙、JP:青)
デザインと音質を重視した商品が目立つ。1998年春に発売の「DP-134」(デジタルホン仕様)「K3」(デジタルツーカー仕様)は、サイドから見るとイルカ のシルエットのようなグリップがつけられており、「ドルフィンライン」というキャッチコピーで売り出された。更に、当時の東京デジタルホンイメージキャラクターの藤原紀香 が出演する同社CMやドラマでも同機種が使われ、OLを中心にヒットした。そして、オーディオや無線機の製造を手がけている技術力が生かされており、通話品質もハイレベルだった。その代わり、軽量化・多機能化にはそれほど熱心ではなかった。シャープ や東芝 のように高画質液晶やカメラ機能を全面に押し出しているわけではないが、根強い人気はあった。
しかし2000年ごろからケンウッド本体の経営が悪化。2001年5月には携帯電話事業でのデンソー との協業を発表するも、2002年3月発売の「J-K51 」(携帯電話初のステレオツインスピーカー搭載端末)を最後に携帯電話事業から撤退。株式会社山形ケンウッドで生産されていた。
富士通
品番は「DP-12X 」ではじまる
こちらも、NTTドコモ 等のFシリーズに準じた製品を配給していた。撤退はかなり早く、1998年夏の「DP-125」が最後。「J」からはじまる品番は1998年暮れの製品から使用されたものである。したがって「J-F01」等のような品番の製品は存在しない。
2010年10月に事業開始となった富士通東芝モバイルコミュニケーションズ は、富士通 が8割超を出資する連結子会社であったが、同社は東芝ブランドのスマートフォン及び携帯電話の開発・製造を行っていた。また富士通ブランドに関してはau向けは東芝ブランド同様の扱いだが、ドコモ向けについては製造受託を行うのみに留まっている。
なお、同社はその後の東芝の携帯電話事業撤退により富士通の完全子会社「富士通モバイルコミュニケーションズ」となった。
ノキア
略称「NK 」(J-フォン時代は「NM」・デジタルホン時代は「DP-15X」)(DT:明るい緑、JP:薄い橙)
PDC製品では、デザイン性を前面に押し出した製品を製造・配給していた。1998年秋の商品「DP-154Ex」は、当時の日本製携帯電話にはないストリート風のデザイン、オレンジの配色等でファッション雑誌によく取り上げられた。J-NMシリーズ時代は、三洋電機のOEM 製品で展開していた。
第三世代携帯電話では、Symbian OS 搭載ストレート形3G端末702NK および702NK II を投入している。スマートフォンを売りにしているこれらの端末は、PCとの親和性が高いことと世界中に出回っているSymbianアプリ(いわゆる「勝手アプリ」、「超勝手アプリ」を含む)を組み込めるなどの自由性が高さからPCユーザーを中心に人気がある。2006年夏にはこれらの後継機種、804NK を発売。採用されているSymbianOSのバージョンが上がり、旧機種で人気だった「勝手アプリ」は利用できなくなった(認証済みのSymbianアプリは利用可能)。かわりに、折畳み式スタイル、2.4インチQVGA液晶ディスプレイ・FMラジオチューナー・2メガピクセルデジタルカメラ・赤外線通信機能など、日本製携帯電話に近い機能が搭載されている。
ソフトバンクになってからは、SoftBankとしては初となるGSMクワッドバンドと3Gのデュアルモードローミングに対応した、705NK (Nokia N73 )が、2007年1月に発売された。また、2007年4月に法人専用スマートフォン端末X01NK を発売した。2008年12月に日本事業撤退を発表し、Nokia E71 は、発売を中止、Nokia N82 が最後の端末となった。
シエラ・ワイヤレス
略称「SW 」
2008年12月にコネクトUSBスティック型通信端末としてSoftBank C01SWを販売した。
Longcheer
略称「LC 」
2009年3月にイー・モバイル網利用のパソコン向けのモバイルデータ通信サービスを開始し、それに伴い、コネクトUSBスティック型通信端末としてSoftBank C01LC を販売した。
東芝
903T 2005年
略称「T 」(デジタルホン時代は「DP-17X」)(DT:濃い緑、JP:エメラルドグリーン)
シャープに次ぐ人気のメーカー。ハイエンド機からローエンド機まで幅広い層に向けた端末を製作している。こちらも携帯電話で初めて、QVGA 液晶を搭載したり(J-T08 2002年冬発売)モバイルフラッシュ機能搭載(J-T06 2001年夏発売)と、意欲的なメーカー。2004年夏のV601T 以降の端末(V6・V5シリーズ、Vodafone 3G)においては、自社製3Dグラフィックアクセラレータ 「MOBILE TURBO T4G」を搭載している。
第三世代携帯電話でも、ボーダフォン初のGPS 機能搭載の製品(903T 2005年10月発売)や音楽プレーヤー機能を前面に押し出した製品(803T 2005年10月発売)などの製品を開発・製造している。
国内で初めて第三世代携帯電話を展開する事業者全てに3G端末を供給したが、2009年夏にT-01A を発表するまではNTTドコモ向けの端末配給は途絶えていた。au (KDDI /沖縄セルラー電話 連合 )向けにも意欲的に端末を供給しているが、ボーダフォン時代に3G端末が登場してから同社向けの供給の比重が増えてきていた。
2006年1月に発表されたVodafone 3G端末のx04シリーズでは、904T が提供される全てのサービスに対応し、フルスペック端末となった。910TはBluetooth によるワイヤレスミュージックスタイルに1GBメモリなどを搭載し、au向けのW44T (TiMO W44T II / LEXUS W44T IIIを含む)と同じく大容量音楽ケータイである。また、803Tの成功以降、継続して音楽再生に注力した機種を発売している(705T 、811T 、911T )。
2007年2月にはソフトバンク初の子供向け端末812T (通称「コドモバイル 」)を発売、3月には、ワンセグや3G ハイスピード に対応するなど機能が充実した911T を発売した。2007年夏モデルでは、筐体にチタン を採用した814T 、幅広いコーディネートを可能にした815T などを発売した。また、2007年12月には東芝としては国内で展開する初のスマートフォン となるX01T が発売された。2008年春の921Tは「REGZAケータイ 」を名乗り、さらにメインディスプレイに有機ELを搭載。
2007年春から2008年春のモデルは、「X01T」「813T 」以外の全モデルが国際ローミングに対応しない。しかし、2008年夏モデルの823T と824T で国際ローミング(3Gエリア限定)に対応している。実質、全キャリア供給経験がある(ドコモ・au(旧IDO /DDIセルラー 時代を含む)・ソフトバンク・イー・モバイル・ウィルコム・ツーカー。ただし、ディズニー・モバイルなどMVNOオペレータを含まない場合)
2008年冬にはコーディネート携帯第2弾830T などを販売した。2008年3月の921T以降、新たな9xxシリーズおよび8xxシリーズは投入の目途が立っておらず、それ以降は同キャリア向けの東芝機種はスマートフォンのSoftBank Xシリーズのみの展開となっている。
2010年 10月 、富士通 の連結子会社である富士通東芝モバイルコミュニケーションズ へ、東芝ブランドの携帯電話 を移管した(富士通ブランドは発売のみ富士通本体に残したままとなる[ 4] )。
2012年4月、富士通東芝の全株式を富士通に譲渡し、携帯電話事業から撤退すると発表した[ 5] 。富士通東芝は富士通の完全子会社「富士通モバイルコミュニケーションズ」となった。
デル
略称「DL 」
2010年冬モデルから、タブレットPC型スマートフォン Dell Streak 001DL を発売。
2012年には標準的なスマートフォン101DL を供給する。
しかし、2012年12月にWindows 8 のタブレットに開発を専念するため、Androidスマートフォンの開発中止を発表。101DLが実質最後の端末となった。
ソニー
(J-フォン時代の略称は「SY 」・デジタルツーカー時代は「SO」)(JP:薄い青)
ツーカーの株主だったソニーは、デジタルツーカーのツーカーローミング地域向けに製品を供給。日産の携帯電話事業撤退を期に1999年秋に「J-SY01」(当時ツーカー で人気商品だった「TH291」に準じた仕様)が発売されたが、これが最初で最後のJ-フォン向け端末となった。岩手県のソニー千厩株式会社(現在のソニーイーエムシーエス株式会社千厩テック)で生産されていた。
2010年7月9日に、ソフトバンクブランドではなく、ソニーブランドとして、デジタルフォトフレーム S-Frame DPF-NS70 を供給し、11年ぶりにソニーから端末が供給された。
NECカシオ モバイルコミュニケーションズ 、 日本電気(NEC)
V601N 2003年 左側起動画面、右側TV受信画面
略称「N 」(デジタルホン時代は「DP-11X」)(DT:青、JP:赤)
デジタルホン第1号機(DP-111)をリリースした。NTTドコモ向け端末を中心に供給しており、ボーダフォン向けにはほとんど新機種を投入しなかった。V601Nで日本で初めてアナログテレビ受信端末をリリース。Vodafone 3G向け端末802N 、703N は国内専用W-CDMA端末である。2006年春に発売の804N ではV-N701以来のGSM対応で、本体内部メモリが450メガバイトである。同社はJ-フォン〜ボーダフォン時代における、3G黎明期より試験端末を積極的に開発してきたが、Vodafone 3Gの頃に発売された製品は、機能的な面で大きく劣る機種や使い勝手の面に重要な問題があった機種などで、他機種と比較され売れ行きは伸び悩んだ。
ソフトバンクになってからは、薄型の商品として新たに705N を発売し、2007年3月には兄弟機706N を発売した。706Nの発売以後はソフトバンクモバイル向け端末の新モデルは途絶えていたが、2008年2月7日のソフトバンク2008年3月期第3四半期決算発表にて、孫正義が「非常にすばらしい端末の提案を頂いたため、いずれ魅力的な端末を紹介出来ると思う」と語っており[ 6] 、2008年夏モデルとして、821N など3機種を発表した。なおこの再参入より、通話・SMS専用の740N ・741Nを除く全機種がNTTドコモ向け端末とプラットフォームを共通化(OSにLinux を使用)し、706Nまでの機種とは操作性が大きく異なる。2009年夏にはソフトバンクに対して初のハイエンドモデル930N 、931N を発表。
2010年5月1日に子会社 のNECカシオ モバイルコミュニケーションズ が、日本電気の携帯電話端末事業(モバイルターミナル事業本部)を承継し、事業開始した。Nカシに統一されて以降、NEC ブランドでは、MEDIAS シリーズ、CASIOブランドではG'z One シリーズを展開しているが、ソフトバンク向けはMEDIAS ブランドのみとなっている。
2012年にソフトバンク向けでは初となるスマートフォン101N を発売。
2015年現在、フィーチャーフォンを含めて供給が無く、NTTドコモ向けフィーチャーフォンに集中。将来的に携帯電話端末事業から完全撤退することを見据えて、2016年3月にNECモバイルコミュニケーションズはNEC本社に事業譲渡しており、その後清算される予定である。
旧・カシオ日立モバイルコミュニケーションズ
930CA 2009年
略称「CA 」[ 7] (J-フォン・ボーダフォン時代はカシオ計算機は供給無し、NECは前述。)
2008年8月5日 のソフトバンク2009年3月期第1四半期連結決算発表にて孫正義社長が、8月19日には両社連名のプレスリリースで発表した[ 8] [ 9] 。
同年11月21日 に830CA を発売した。なお、830CA、930CAはNECに開発と生産を委託している[ 10] 。
Nカシ統一後、カシオブランドの端末は930CA発売以降、供給がない。
パナソニック モバイルコミュニケーションズ (旧・松下通信工業)
705P 2006年
略称「P 」「PM 」(デジタルホン時代は「DP-14X」)(DT:ローズピンク、JP:紫)
デジタルホン・J-フォン向けに松下通信工業 時代から端末を供給していた。基本的に、NTTドコモ等のPシリーズに準じた製品を配給していた。同社が得意とする薄型軽量技術を生かした商品が多かった。2000年6月発売の「J-P02」は、重量が61グラム(現在に至るまでソフトバンク最軽量モデル)である。2002年5月発売の「J-P51」は、折りたたみ式携帯電話が人気の絶頂だった当時としてはめずらしく、ストレートタイプの形状を採用。軽量かつ多機能だった事、そしてパナソニックというブランド力もあってストレート端末の割に売れた機種である。現在もソフトバンクモバイルのサイトにて製品情報を参照する事ができる[ 11] 。
ボーダフォン時代は端末を供給しなかったが、ソフトバンクによる買収が行われた後、2006年5月10日 のソフトバンク決算説明会で孫正義が「年内に音声端末を登場させる予定」と述べ、パナソニック側も開発中であることを認めるコメントをした[ 12] 。同社製のソフトバンク向け端末 705P が2006年7月に技術基準適合認定 、2006年9月28日よりボーダフォンへ端末供給を開始、ソフトバンクブランドとしても10月7日より発売された。2007年には、兄弟機となる706P が発売。2007年夏モデルでは、パナソニック製音声端末としては初となるスライド型端末810P を発売。
2008年春モデルではパナソニック製SoftBank 3G 端末初のハイエンド機920P を発売。この920P以降、NTTドコモ向け端末とプラットフォームを共通化(OSにLinuxを使用)した端末が多くなるが、ローエンド機(840P 、002P など)は引き続き従来のプラットフォーム(APOXI)を継承している。両者は同じメーカーでありながら、操作性が大きく異なる。
2008年夏モデルとして、パナソニック初となる防水機種Tropical 823P を発表した。それ以降、多くのVIERAケータイを発表し、2009年冬にはスピードセレクター搭載のスライド型のVIERAケータイ(940P )を発売。
東芝のソフトバンクからの撤退以降、パナソニックはソフトバンク内でより存在を示すようになり、840P、002Pといったカラーバリエーション豊富な端末や、840P for Biz、002P for Bizといった法人向け端末も供給するようになるなど、以前より幅広く供給するようになった。
2011年発売の003Pよりスマートフォンも提供。しかし2012年7月のP-06D (ELUGA V)より国内でも展開されているELUGA ブランドのスマートフォンは提供されていない。
2012年7月に発売されたSoftBank 103P 以降しばらく供給が無かったが、2014年1月に発売されたSoftBank 301P で供給を再開した。
2015年 5月29日 には、さらに後継となるCOLOR LIFE 5 WATERPROOF (601PM)が発売開始された。COLOR LIFE 5 WATERPROOFは、SoftBankブランドのフィーチャー・フォンとしては初めてのSIMロック 解除に対応した端末となった。
2018年現在、上記COLOR LIFE 5 WATERPROOFを最後に供給されておらず、いわゆるガラホ こと4Gフィーチャーフォンは現時点で存在しない[ 13] 。
サムスン電子
略称「SC 」(ボーダフォン時代は「SS 」)
2006年春に804SS で日本向けに初めて携帯電話を投入。本体の薄さが14.9ミリと薄いのが特徴。(発売当時、世界最薄の折りたたみ型第三世代携帯電話であった)外部メモリー非装備以外は日本の携帯電話のトレンドを取り入れており、QVGA液晶やメガピクセルカメラなどを装備している。また、ユーザインターフェースも日本の携帯電話に準じたものとなっている。
ソフトバンクになってからは、ボーダフォン時代からみても久しぶりとなるスライド式携帯電話705SC および折りたたみタイプの706SC が、10月上旬に発売している。その後、11月にはSoftBankとしては最薄型となる707SC や、Yahoo!ケータイ対応としては初となる3Gハイスピード対応の709SC を12月29日に、W-CDMA通信方式で世界最薄の708SC などが発売。また、ワンセグ対応の805SC も2007年6月中旬に発売された。2008年1月には、有機ELディスプレイ搭載・500万画素カメラの920SC が発売、2008年・2009年には、OMNIA こと、930SC ・931SC ・940SC を発表した。
707SCIIを筆頭にプリモバイル対応の端末が多かった。
2010年11月に発売された001SC以降は新製品が発売されず、同年10月にドコモ向けとして発売されたSC-02B のヒット以後ドコモ向けに軸足を移すようになった。しかし2009年10月発売の740SCがプリペイド端末として供給されていた。
2014年12月にタブレット端末GALAXY Tab4 で供給を再開した。さらに2015年5月にGalaxy S6 edge を発表し、Galaxyシリーズのスマートフォンが初めてソフトバンクから発売された。
2016年のGalaxy S7 edge はソフトバンク向けには発売されない事から(NTTドコモとauには供給される)、供給は休止したと思われる。
レノボ
略称「LV 」
2009年9月に通信モジュールを搭載したノートブック、IdeaPad S10をオンラインショップのみで販売した[ 14] 。
2014年9月にWindows搭載のタブレット、ThinkPad 10 for SoftBank を法人向けに販売した[ 15] 。
2015年11月にAndroidタブレット、Lenovo TAB2 A8をベースとしたLenovo TAB2 を発売した[ 16] 。その翌年には続けてLenovo TAB3 を発売した[ 17] 。
2016年11月にソフトバンク初となるWindows 10 Mobile を搭載したスマートフォン、SoftBank 503LV を法人向けに発売した。
HTC
X06HT 2010年
略称「HT 」
2006年10月にHSDPA初導入でWindows Mobile を搭載した初のスマートフォン端末X01HT でソフトバンクモバイルへ初めて携帯電話を供給を開始した。2007年9月にはストレートタイプのスマートフォンとなるX02HT を発売した。2008年11~12月に、アジア、ヨーロッパでも発売されたHTC Touch Diamond 、HTC Touch Pro がX04HT 、X05HT としてそれぞれ販売された。
2010年 4月 には、ソフトバンクから初のAndroid スマートフォンとなるHTC Desire X06HT 、HTC Desire HD 001HT などのハイスペックなスマートフォンを発売したが、2011年4月にauからISW11HT が発売されるとソフトバンクへの供給はなくなった。
2017年5月には、グローバルでのフラグシップモデル「HTC U11 」を2017年夏モデルとして発売する事を発表し[ 18] 、同年7月に発売開始した。HTCにとっては上記001HT 以来6年半ぶりのソフトバンク向け端末供給となる。
スラヤ
略称「TH 」
アラブ首長国連邦の衛星電話会社。2013年2月に発売された衛星電話専用端末、201TH で参入。同時に開始されたソフトバンク衛星電話サービスはスラヤの衛星通信設備を利用している[ 19] 。同年9月にiPhone 5に接続することで衛星電話として利用できるようにするケース型の端末、202TH を発売した。
2017年1月にThuraya XT-PROをベースとした501TH を発売した。201THに対し、インターフェースの汎用化やバッテリーの強化などの改良が行われている[ 20] 。
セイコーソリューションズ (旧・セイコーインスツル )
略称「SI 」
データ通信専用CFカード 型端末VC701SIを供給していた。国内のほか、海外W-CDMA網でも使うことができる。登場当時の各検証記事や雑誌などでは、NTTドコモやau向けのカード端末と比べ、利用者数が他キャリアよりも少ないこともあり、「同じW-CDMAのFOMA よりも高速」「繋がる」などと高く評価されていた。
ソフトバンクになってからは、HSDPA(3G ハイスピード )/W-CDMA方式のカード端末C01SIを発売。
第3世代データ通信カードでは数少ない、キャリアが公式に Mac OS X 対応を明示しているカードであり、ユーティリティソフトも提供されている
2009年3月にC01SIがカタログに載らなくなった。C01SI以降しばらく供給がなかったが、初のSoftBank 4G 端末であるWi-Fiルーター型端末ULTRA WiFi 4G 101SI を2012年2月24日に発売した。
2014年2月に3G通信機能を搭載したスマート体組成計 301SI を発売した[ 21] 。
セイコーソリューションズ初のPhotoVisionシリーズ、PhotoVision TV2 を2015年9月に発売した[ 22] 。
セイコーソリューションズ初のみまもりケータイ、みまもりケータイ4 を2017年3月に発売した[ 23] 。
セイコーソリューションズ初のソフトバンクブランド向けガラホ として、シンプルスタイル (プリペイド)専用モデル「Simply(602SI)」(2017年12月15日発売)と法人向けポストペイド契約モデル「Simply B(701SI)」(2017年12月8日発売)をそれぞれ発売。これらはY!mobile ブランド向けに発売された「Simply 603SI 」(2017年8月10日発売)のリモデルとなる。
バルミューダ
2021年冬に国内通信事業者としてはソフトバンク限定でBALMUDA Phone を販売したが、円安やそれに伴う部品費用の高騰により原因により、2023年春にバルミューダは携帯電話事業撤退を宣言した。
脚注
関連項目
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