当時キッスのギタリストであった、ヴィニー・ヴィンセントがキッスのアルバム『Creatures of the Night』と、『Lick It Up』のツアー(1982年から1984年)で使用し、ランディ・ローズの死後初めてランディ・ローズ・モデルを使用したプロ・ギタリストとなった。キッス離脱後のヴィンセントはランディ・ローズのデザインにVの角を追加し、2組で都合4つの角が影のように折り重なるデザインを生み出した。ジャクソン・ギターズは1985年から1988年の間に、ヴィンセントの為に少なくとも3本のランディ・ローズ・モデルを基にしたギターを提供しており、また、約25本がカスタムオーダーされ一般に販売された。このデザインは、後にカーヴィン、アイバニーズ、ワッシュバーンにコピーされ、ヴィンセントの為に提供された。
2001年には、チルドレン・オブ・ボドムとシナジーのギタリスト、アレキシ・ライホとローペ・ラトヴァラは、彼ら自身のカスタム・ランディー・ローズ・モデルを所有していた。これらは、アルダーのボディーにスルーネック、24フレットでエボニーのフィンガーボード、白いボディー、金色のハードウェアが搭載されていた。また、電装系統にはJE-1000 preampとthe Jackson J-50BC pickupの組み合わせが搭載されていた。このモデルは、『Jackson Randy Rhoads L/L』 (L/LはLatvala/Laihoの意味)と呼ばれる。ただし、両者のモデルは全く同じであったわけではなく、アレキシ・ライホは黒、白/黄のべベル、金色のハードウェアのモデルを使用しており、ローペ・ラトヴァラは反転クロスインレイが施された黒いランディ・ローズ・モデルを使用していた。これらのモデルは、彼らの所属していたバンドのビデオで確認することができる。ジャクソンは、24フレット・ランディ・ローズ・モデルの黄色いべベルが施された黒いボディのモデルを限定で販売したが、短期間ですぐに完売した。