クエンテン・ジョーディ・フェリックス・マルティノス(Quenten Geordie Felix Martinus、1991年3月7日 - )は、キュラソー・ウィレムスタット出身、オランダ国籍[2]の元プロサッカー選手。ポジションはサイドハーフ(SH)、ウイングフォワード(WG)。元キュラソー代表。
来歴
クラブ
キュラソーで生まれ、家族とともに生後8か月でオランダ北部のレーワルデンへ移住。幼少期からストリートで技術を磨き、地元SCカンブール・レーワルデンの下部組織を経て2005年にSCヘーレンフェーンの下部組織へ加入。2009-2010シーズンの初めに膝半月板および軟骨損傷の重傷を負い、約2年に及ぶ治療とリハビリを経て2010-2011シーズンのリーグ最終戦でトップチームデビューを果たした[3][4]。
2012-2013シーズンにスパルタ・ロッテルダムへレンタル移籍し、シーズン途中にハンガリーのフェレンツヴァーロシュTCへ移籍。2013-2014シーズンはFCエメンで、2014-2015シーズンから2015-2016シーズンにかけてはルーマニアのFCボトシャニでプレーした。
2016年3月25日、Jリーグ・横浜F・マリノスへの移籍加入が発表された[5]。4月2日、第1ステージ第5節のガンバ大阪戦に先発し、公式戦初出場。後半に決勝点となる初ゴールを記録し、勝利に貢献した[6]。
2018年1月5日、浦和レッズへ完全移籍で加入[7]。2020年11月30日、2020年シーズンをもって浦和を退団することが発表された[8]。
2021年1月7日、ベガルタ仙台へ加入[9]。7月31日、契約解除が発表された[10]。8月23日、モンテディオ山形が加入内定を発表した[11]。
2022年1月7日、京都サンガF.C.へ完全移籍で加入[12]。
2023年3月10日、京都サンガF.C.を退団。
2023年9月2日、TOPオスに加入した[13]。
2024年、現役引退を表明した。
代表
ユース年代にオランダの世代別代表(U-16、U-18)に選出されていたが、18歳の時の膝の負傷に伴う2年間のブランクにより代表から遠ざかることとなった[4]。
オランダ代表には縁がないと感じ始めていた時に熱心な誘いを受けて、2014年からキュラソー代表を選択。パトリック・クライファート監督のもとで国際Aマッチ3試合に出場した[3][4][14]。
2017年にはCONCACAFゴールドカップに初出場を果たしたキュラソー代表へ再び選出された[15]。
2018年、CONCACAFネーションズリーグ予選のアメリカ領ヴァージン諸島代表戦で初ゴールを決めた。クラブに専念するため、この年限りで代表引退を表明した[16]。
個人成績
その他の公式戦
代表歴
試合数
- 国際Aマッチ 9試合 1得点(2014年-2018年)[17]
キュラソー代表 | 国際Aマッチ |
年 | 出場 | 得点 |
2014 |
1 |
0
|
2015 |
3 |
0
|
2016 |
0 |
0
|
2017 |
3 |
0
|
2018 |
2 |
1
|
通算 |
9 |
1
|
タイトル
クラブ
- フェレンツヴァーロシュTC
- 浦和レッズ
脚注
関連項目
外部リンク