クイーンズ・パーク・レンジャーズ・フットボール・クラブ(Queens Park Rangers Football Club)は、イングランド・ロンドンに本拠地を置くサッカークラブ。通称QPR。愛称はフープス (The Hoops)[2]。
歴史
1882年、学校のクラブだったセント・ジューズ (St Jude's) がクライストチャーチ・レンジャーズ (Christchurch Rangers) と合併してクイーンズ・パーク・レンジャーズが設立された。チーム名は多くの選手がロンドン郊外のクイーンズ・パーク地区から来ていた事に由来する[2]。
2007年にはフォーミュラ1で有名なフラビオ・ブリアトーレとバーニー・エクレストンが買収しオーナーとなったが、2011年8月にエアアジアCEOのマレーシア人トニー・フェルナンデスが株式の過半数を取得し、新オーナーとなった[2]。これらの取引にはタックス・ヘイヴンであるイギリス領ヴァージン諸島の会社が使われた[3]。
2010-11シーズンは、2011年4月30日、アウェーでのワトフォード戦に2-0で勝利し、チャンピオンシップ優勝と15シーズンぶりのプレミアリーグ昇格を果たした。[4]2011-12シーズンは苦しみながらも最終節で17位となり、降格を免れた。[2]
2012-13シーズンは、2012年の夏にマンチェスター・ユナイテッドより元韓国代表MFの朴智星とインテルよりブラジル代表GKのジュリオ・セザルなどを獲得したにも関わらず、開幕12試合で勝ち点4しか獲得できず、リーグ最下位に低迷し、2012年11月23日、マーク・ヒューズ監督を解任。[5]ハリー・レドナップの新監督就任や、[6]冬の移籍市場でマルセイユからフランス代表FWのロイク・レミを獲得するが事態は好転せず、2013年4月28日、同じく降格を争っていたレディングとアウェーで0-0で引き分け、2シーズンでプレミアリーグからチャンピンシップに降格となった[7]。
2013-14シーズンはチャンピオンシップで4位となり、昇格プレーオフ出場権を獲得。準決勝でウィガン・アスレティックを破り、2014年5月24日に行われた決勝では90分にボビー・ザモラがゴールを挙げ、ダービー・カウンティに1-0で勝利し、1シーズンでプレミアリーグ復帰を果たした[8]。
2014-15シーズンはプレミアリーグ最下位に低迷し、1シーズンでチャンピンシップ降格となった。
タイトル
国内タイトル
- 1967
- 2010-11
国際タイトル
なし
クラブ各種記録
一試合最多観客動員数
一試合最多得点勝利試合
一試合最多失点敗戦試合
最多出場記録
- 519試合 トニー・インガム 1950年から1953年にかけての在籍中において。
最年長出場記録
最年少出場記録
最多得点記録(リーグのみ)
最多得点記録(1シーズン)
- リーグ戦 35ゴール
- FAカップ 3ゴール
- リーグカップ 11ゴール
過去の成績
欧州の成績
現所属メンバー
- 2024年8月14日現在[9]
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
※括弧内の国旗はその他の保有国籍を、星印はEU圏外選手を示す。
- 監督
リザーブチーム
2024月8月14日[10]
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
ローン移籍選手
- in
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
- out
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
歴代監督
歴代所属選手
エンブレム
ユニフォームカラーはチーム設立当時は紺と青。その後緑と白にした時代を経て1926年に青と白のストライプとなった。途中青一色や白一色にしたこともあったが1959年以降は一貫して青と白を使っている[2]。
エンブレムは1953年に当時のハマースミス区章を胸につけたが、1975年に古いボールにQPRのアルファベットを入れたオリジナルのエンブレムを定めた。1989年にクラブ100周年を記念して変更され、2008年に盾形のデザインへ変更した[2]。
脚注
外部リンク
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