アレックス・デミノー

アレックス・デミノー
Alex de Minaur
2024年ローレウス世界スポーツ賞でのアレックス・デミノー
基本情報
フルネーム Alex de Minaur
国籍 オーストラリアの旗 オーストラリア
出身地 同・シドニー
生年月日 (1999-02-17) 1999年2月17日(25歳)
身長 183cm
体重 69kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2015年
ツアー通算 10勝
シングルス 9勝
ダブルス 1勝
生涯獲得賞金 15,698,124 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪 4回戦(2022-24)
全仏 ベスト8(2024)
全英 ベスト8(2024)
全米 ベスト8(2020・24)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 1回戦(2017・21)
全仏 2回戦(2020・21)
全英 2回戦(2021)
全米 2回戦(2019)
4大大会最高成績・混合ダブルス
全英 2回戦(2023)
国別対抗戦最高成績
デビス杯 準優勝(2022・23)
ATP杯 ベスト4(2020)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 6位(2024年7月15日)
ダブルス 58位(2020年10月12日)
2024年12月28日現在

アレックス・デミノー英語: Alex de Minaur [də mɪˈnɔːr], スペイン語: Álex de Miñaúr [1] [ˈaleɡz ðe miɲaˈuɾ], 1999年2月17日 - )は[2]オーストラリアシドニー出身の男子プロテニス選手。身長183cm、体重69kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。ATPツアーでシングルス9勝、ダブルスでは1勝を挙げている。自己最高ランキングはシングルス6位。ダブルス58位。

スペイン語読みは「デ・ミニャウル」に近い。デミノールデミナーなどの表記揺れがみられる。

選手経歴

2015年 プロ転向

2015年全米オープンジュニアシングルスでのアレックス・デミノー

ジュニア世界ランキングでは自己最高の2位となった。2015年7月にスペインのF22フューチャーズでプロデビューし、準々決勝進出をする。

2016年 ATPツアー参戦

2016年全豪オープン男子シングルス予選にはワイルドカードで出場したが、予選1回戦敗退。ジュニア男子ダブルスではブレイク・エリスと組んで優勝を果たした。2016年ウィンブルドン選手権ジュニア男子シングルスでは決勝進出。決勝でデニス・シャポバロフに4-6, 6-1, 3-6で敗れ、準優勝を果たしている。2016年シーズンの大半はスペイン国内のフューチャーズ大会に出場し、2大会で決勝に進出。2016年10月にはエッケンタールの予選から勝ち上がり、ATPチャレンジャーツアーで初めて決勝進出。年間最終ランキングは349位。

2017年 グランドスラム初出場

年始のブリスベン国際に出場し、予選でミハイル・ククシュキンフランシス・ティアフォーを破ってATPツアーで初めて本選に出場したが、1回戦でミーシャ・ズベレフに敗れた。翌週にはシドニー国際に出場し、1回戦で世界46位のブノワ・ペールを破ってATPツアーで初勝利を挙げた。2回戦のアンドレイ・クズネツォフ戦は途中棄権した。全豪オープンではワイルドカードで初めてグランドスラムの本戦に出場。本戦1回戦ではフルセットの末にジェラルド・メルツァーに勝利し[3]、2回戦ではサム・クエリーに敗れた。2月にはローンセストン・チャレンジャーに出場し、1回戦では第1シードの添田豪を破って2回戦に進出した。3月にはBNPパリバ・オープンの予選3回戦で敗れ、チャレンジャーツアーに戻った。

5月の2017年全仏オープンではワイルドカードで出場し、1回戦でロビン・ハーセにスレートで敗れた[4]。6月にはノッティンガム・オープンとイルクレー・チャレンジャーに出場したが、それぞれ1回戦で敗れた。2017年ウィンブルドン選手権では予選2回戦で敗れた。7月にはポルトガルのF11フューチャーズで優勝し、カスティーリャ・イ・レオン・チャレンジャーで決勝に進出した。全米オープンのワイルドカードを得たが、1回戦でドミニク・ティームに敗れた。

9月〜11月にはヨーロッパのチャレンジャー大会に出場し、2大会で準々決勝進出。12月には翌年の2018年全豪オープンのワイルドカードを手に入れた[5]。年間最終ランキングは208位。

2018年 トップ50入り

2018年シティ・オープンでのアレックス・デミノー

2018年初頭のブリスベン国際でワールドカードを手にし[6]、1回戦でスティーブ・ジョンソンを破ると、2回戦では世界24位のミロシュ・ラオニッチをストレートで破る金星を挙げた[7]。準々決勝では予選から勝ち上がったマイケル・モーに勝利し、準決勝でライアン・ハリソンに敗れた[8]。2009年に始まったブリスベン国際の歴史において、もっとも低ランクかつもっとも若くしてベスト4となった選手である[9]。つづくシドニー国際ではフェルナンド・ベルダスコダミル・ジュムールフェリシアーノ・ロペスを立て続けに破り、ATPツアーで2週連続2度目の準決勝に進出した。2005年のラファエル・ナダル以降では、2連続でATPツアーの準決勝に進出したもっとも若い選手である[10]。準決勝ではブノワ・ペールを下し、決勝でダニール・メドベージェフに敗れた[11][12]全豪オープンでは1回戦で第19シードのトマーシュ・ベルディハに敗れた。

2018年2月のドイツ代表戦において、18歳でオーストラリア代表としてデビスカップデビューした。5番手で世界5位のアレクサンダー・ズベレフと対戦し、フルセットの末に敗れた[13]。3月のBNPパリバ・オープンでは1回戦に勝利したが、優勝することになるフアン・マルティン・デル・ポトロに2回戦で敗れた。マイアミ・オープンでは予選を突破したが、1回戦で西岡良仁に敗れた。4月には地元アリカンテでのJCフェレーロ・チャレンジャーでチャレンジャーツアー3度目の決勝に進出した。全仏オープンにはワイルドカードで出場したが[14]、1回戦で第16シードのカイル・エドマンドに敗れた[15]。その後にはチャレンジャーツアーで2大会続けて決勝に進出したが、それぞれジェレミー・シャルディーダニエル・エバンスに敗れた[16]ウィンブルドン選手権では、1回戦でマルコ・チェッキナートに、2回戦でピエール=ユーグ・エルベールに勝利したが、3回戦で第1シードのラファエル・ナダルに敗れた。

8月のシティ・オープンではバセク・ポシュピシル、第11シードのスティーブ・ジョンソン鄭現に勝利。準々決勝ではアンディ・マリーの棄権によって準決勝に進出し、準決勝ではアンドレイ・ルブレフに勝ってATP500シリーズで初めて決勝に進出した。決勝では第1シードのアレクサンダー・ズベレフに敗れたが、世界ランキングをトップ50にまで引き上げた。全米オープンは3回戦ではマリン・チリッチに敗退。年間最終ランキングは31位。

2019年 ツアー初優勝 トップ20入り

シドニー国際では準決勝でジル・シモンを下して決勝に進出すると、決勝でアンドレアス・セッピを7-5, 7-6(5)で破り、ツアー初優勝を果たした[17]全豪オープンでは3回戦でラファエル・ナダルに敗れた。メキシコ・オープンでも準々決勝まで進み、アレクサンダー・ズベレフに敗れた後は怪我の影響もあり、クレーシーズンと芝シーズンは3勝7敗と苦しんだ。

2019年全仏オープンでのアレックス・デミノー

7月のアトランタ・テニス選手権では決勝でテイラー・フリッツを6-3, 7-6(2)で下して2勝目を挙げた[18]。この大会では1度も相手にブレイクポイントを与えない完璧な試合運びを続けた3人目の選手となった。全米オープンでは3回戦で準優勝経験を持つ錦織圭との初対決を6-2, 6-4, 2-6, 6-3で制して自身初のグランドスラム4回戦進出を果たす。4回戦ではグリゴール・ディミトロフにストレートで敗れた。珠海選手権の決勝でアドリアン・マナリノを下してツアー3勝目を挙げた。スイス・インドアでも決勝進出を果たしたが、ロジャー・フェデラーに敗れて、準優勝。ネクストジェネレーション・ATPファイナルではグループステージを突破して、準決勝でフランシス・ティアフォーに勝利して2年連続で決勝進出。決勝ではヤニック・シナーに敗れて、準優勝。年間最終ランキングは18位。

2019年ネクストジェネレーション・ATPファイナルズでのアレックス・デミノー

2020年 ATP杯ベスト4 全米ベスト8

ATPカップではオーストリア代表として初出場。ドイツ戦でアレクサンダー・ズベレフ、カナダ戦でデニス・シャポバロフを破り、チームはベスト8入り。準々決勝でのイギリス戦ではダニエル・エバンスにシングルスで敗れたが、ダブルスではニック・キリオスとペアを組み、ジェイミー・マリー/ジョー・ソールズベリー英語版組に勝利し、ベスト4入り。準決勝のスペイン戦ではラファエル・ナダルに敗れた。

怪我の療養ために全豪オープンを欠場。2月の復帰戦のメキシコ・オープンではミオミル・キツマノビッチに初戦敗退。全米オープンでは2回戦でリシャール・ガスケ、3回戦でカレン・ハチャノフ、4回戦でバセク・ポシュピシルらを破り、グランドスラム初のベスト8進出。準々決勝では第2シードのドミニク・ティームに敗れた。全仏オープンではマルコ・チェッキナートに初戦敗退。年間最終ランキングは23位。

2021年 ツアー5勝目 トップ15入り

アンタルヤ・オープン決勝では対戦相手であるアレクサンダー・ブブリクが右足首の負傷のために棄権したことでツアー4勝目を挙げた。

ATPカップではロベルト・バウティスタ・アグートステファノス・チチパスの両試合で敗退。全豪オープンでは3回戦で第16シードのファビオ・フォニーニにストレートで敗れた。

モンテカルロ・マスターズではアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナに初戦敗退。バルセロナ・オープンでは3回戦でチチパスに敗れた。マドリード・オープンでも3回戦でドミニク・ティエムに敗退。ローマ・マスターズでは初戦敗退。全仏オープンでは2回戦でマルコ・チェッキナートに敗れた。

イーストボーン国際の決勝でロレンツォ・ソネゴを破り、ツアー5勝目を挙げ、芝のサーフェスで初タイトルを獲得し、大会後にはトップ15入りを果たした。ウィンブルドン選手権セバスチャン・コルダに初戦敗退。

全米オープンではテイラー・フリッツに初戦敗退。BNPパリバ・オープンでは4回戦でチチパスに敗れた。年間最終ランキングは34位。

2022年 ツアー6勝目 ツアー通算150勝 デビス杯準優勝

全豪オープンでは初の4回戦進出。4回戦では第11シードのヤニック・シナーに6-7(3), 3-6, 4-6のストレートで敗れた。BNPパリバ・オープンでは4回戦でテイラー・フリッツに6-3, 4-6, 6-7(5)で敗れた。マイアミ・オープンでは3回戦でステファノス・チチパスに敗れた。

2022年モンテカルロ・マスターズでのアレックス・デミノー

モンテカルロ・マスターズでは2回戦でアンドレイ・ルブレフに敗れた。バルセロナ・オープンではベスト4入り。準決勝でカルロス・アルカラスに7-6(4), 6-7(4), 4-6で敗れた。マドリード・オープンでは2回戦でシナーに敗れた。BNLイタリア国際では3回戦でアレクサンダー・ズベレフに3-6, 6-7(5)のストレートで敗れた。全仏オープンでは1回戦でユーゴ・ガストンに4-6, 6-2, 6-3, 0-6, 6-7(4)のフルセットの末に敗退。

ロスシー国際ではベスト4入りするも、フリッツに敗れた。ウィンブルドン選手権では初の4回戦進出。4回戦ではお互い初のベスト8入りをかけクリスチャン・ガリンと対戦し、2-6, 5-7, 7-6(3), 6-4, 6-7(6)のフルセットの末に敗退。グランドスラム大会2度目のベスト8入りを逃した。

アトランタ・オープンでは決勝でジェンソン・ブルックスビーを6-3, 6-3のストレートで下してツアー6勝目を挙げた。ナショナル・バンク・オープンでは3回戦でキリオスに2-6, 3-6のストレートで敗れた。ウエスタン・アンド・サザン・オープンでは2回戦でフェリックス・オジェ=アリアシムに3-6, 2-6のストレートで敗退。全米オープンでは1回戦でフィリップ・クライノビッチを7-5, 6-2, 6-3のストレートで破り、2回戦ではガリンを6-3, 6-0, 4-6, 6-2で破り、リベンジを果たした。3回戦で第12シードのパブロ・カレーニョ・ブスタに1-6, 1-6, 6-3, 6-7(5)で敗退。

レーバーカップは世界選抜として参戦。シングルスではアンディ・マリーに5-7, 6-3, 10-7で勝利。ダブルスではジャック・ソックと組み、マッテオ・ベレッティーニ/ノバク・ジョコビッチ組に5-7, 2-6で敗れたが、結果として世界選抜の初優勝に貢献した。

ストックホルム・オープンではベスト4入り。準決勝でホルガ・ルーネに6-4, 6-7(1), 5-7で逆転負けするも、同大会でツアー通算150勝を達成。パリ・マスターズでは2回戦でダニール・メドベージェフに4-6, 6-2, 7-5で勝利。3回戦でフランシス・ティアフォーに3-6, 6-7(5)で敗れた。

デビスカップでは準決勝でクロアチアを下し決勝進出。決勝でカナダに敗れ、準優勝。年間最終ランキングは24位。

2023年 マスターズ準優勝 2年連続デビス杯準優勝 ツアー通算200勝

1月、全豪オープンでは第22シードとして出場。前年同様、4回戦まで進出。4回戦では第4シードのノバク・ジョコビッチに2-6, 1-6, 2-6のストレートで敗れた。

2月、ABNアムロ・オープンオープン13では両大会ともベスト8進出。それぞれ準々決勝でグリゴール・ディミトロフバンジャマン・ボンジ英語版に敗れた。

3月、メキシコ・オープンでは準決勝でホルガ・ルーネを3-6, 7-5, 6-2の逆転で破り、決勝進出。決勝ではトミー・ポール (テニス選手) を3-6, 6-4, 6-1の逆転で下し、ATPツアー500初優勝及びツアー7勝目を挙げた。BNPパリバ・オープンではマートン・フチョビッチに4-6, 2-6のストレートで初戦敗退。マイアミ・オープンではクエンティン・ハリーズ英語版に初戦敗退。

4月、モンテカルロ・マスターズでは1回戦でアンディ・マレーを6-1, 6-3のストレートで圧勝するも、2回戦ではヤン=レナード・ストルフに3-6, 2-6のストレートで敗退。バルセロナ・オープンではベスト8進出。準々決勝ではステファノス・チチパスに4-6, 2-6のストレートで敗れた。

5月、マドリード・オープンでは3回戦でアスラン・カラツェフに3-6, 6-4, 4-6で敗れた。ローマ・マスターズではフチョビッチに3-6, 4-6のストレートで初戦敗退。

6月、全仏オープンでは2回戦でトマス・マルティン・エチェベリー英語版に6-3, 7-6(2), 6-3のストレートで敗退。クイーンズ・クラブ選手権では1回戦でマレーを6-3, 6-1で下して、準々決勝ではアドリアン・マナリノ、準決勝ではホルガ・ルーネを下し、決勝進出。決勝ではカルロス・アルカラスに4-6, 4-6のストレートで敗れ、準優勝。

7月、ウィンブルドン選手権では2回戦でマッテオ・ベレッティーニに3-6, 4-6, 4-6のストレートで敗れた。混合ダブルスの部にも初出場し、3回戦進出。

8月、ロス・カボス・オープンでは決勝進出。決勝ではチチパスに3-6, 4-6のストレートで敗れ、準優勝となったが、その好調さのまま迎えたナショナル・バンク・オープンでは1回戦でキャメロン・ノリーを7-5, 6-4、2回戦ではガブリエル・ディアロ英語版を6-4, 7-5、3回戦ではテイラー・フリッツを7-6(7), 4-6, 6-1、準々決勝ではダニール・メドベージェフを7-6(7), 7-5、準決勝ではアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナを6-1, 6-3で下し、ATPマスターズ1000初の決勝進出。決勝ではヤニック・シナーに4-6, 1-6のストレートで敗れ、準優勝を飾った。

9月、全米オープンでは3回戦で第23シードのニコラス・ジャリーを6-1, 6-3, 6-2のストレートで破り、4回戦進出。4回戦では第3シードのダニール・メドベージェフに6-2, 4-6, 1-6, 2-6の逆転で敗れた。チャイナ・オープンでは1回戦でマレーを6-3, 5-7, 7-6(6)で破るも、2回戦ではメドベージェフに6-7(3), 3-6のストレートで敗退するも、大会後には世界ランキング11位を更新した。

10月、上海マスターズではファービアーン・マロジャーンに3-6, 5-7のストレートで初戦敗退。楽天オープンではベスト8進出。準々決勝ではカラツェフに3-6, 2-6のストレートで敗退。

11月、パリ・マスターズでは1回戦でマレーを7-6(5), 4-6, 7-5、(この勝利により、マレーから全サーフェスで勝利を収めた選手となった)、2回戦ではドゥシャン・ラヨビッチを4-6, 6-4, 6-4、3回戦ではシナー(不戦勝)により、初のベスト8進出。準々決勝ではメドベージェフに6-4, 3-6, 1-6で敗れたが、ラヨビッチ戦で勝利を挙げたことでツアー通算200勝目を挙げた。年間最終ランキングは12位。

2024年 全仏・ウィンブルドン・全米ベスト8 トップ10入り

1月、ユナイテッドカップではアメリカ代表の世界ランキング10位テイラー・フリッツを6-4, 6-2のストレートで破り、チームをベスト8進出に導いた。準々決勝でのセルビア戦では世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチを6-4, 6-4のストレートで破る金星を挙げ、オーストラリア代表はベスト4進出。さらに大会後には世界ランキング10位になり、オーストラリア人としてはレイトン・ヒューイット以来となるトップ10入りを果たした。

全豪オープンでは3年連続で4回戦進出。4回戦では第5シードのアンドレイ・ルブレフに4-6, 7-6(5), 7-6(4), 3-3, 0-6のフルセットの末に敗れ、ベスト8進出を逃した。

2月、ABNアムロ・オープンでは準々決勝で前述のルブレフを7-6(5), 4-6, 6-3で下してリベンジを果たし、そのまま準決勝でグリゴール・ディミトロフを6-4, 6-3で破り、決勝進出。決勝では全豪新王者のヤニック・シナーに5-7, 4-6で屈して準優勝。

3月、アカプルコでの決勝ではキャスパー・ルードを6-4, 6-4で破り、2年連続の優勝を飾り、ツアー8勝目を挙げた。BNPパリバ・オープンでは2回戦でダニエル太郎を6-1, 6-2、3回戦でアレクサンダー・ブブリクを7-5, 6-0のストレートで両試合とも制して、同大会3度目のベスト16入りをするも、4回戦ではアレクサンダー・ズベレフに7-5, 2-6, 3-6の逆転で敗れた。マイアミ・オープンでもベスト16入り。4回戦でファービアーン・マロジャーンに4-6, 6-0, 1-6で敗れた。

4月、モンテカルロ・マスターズでは初のベスト8進出。準々決勝ではノバク・ジョコビッチに5-7, 4-6のストレートで敗れた。バルセロナ・オープンでは復帰明けのラファエル・ナダルを7-5, 6-1のストレートで下すも、2回戦ではアルトゥール・フィスに5-7, 2-6のストレートで敗退。マドリード・オープンではナダルに6-7(6), 3-6のストレートでリベンジされ、初戦敗退。

5月、ローマ・マスターズでは初のベスト16入りするも、4回戦でステファノス・チチパスに1-6, 2-6のストレートで敗れた。

6月、全仏オープンでは第11シードとして出場。順当に駒を進めて、4回戦で第5シードのダニール・メドベージェフを4-6, 6-2, 6-1, 6-3の逆転で下して同大会初のベスト8進出を果たす。準々決勝では第4シードのズベレフに4-6, 6-7(5), 4-6のストレートで敗れた。

芝シーズンとなり、リベマでは第1シードとして出場。準々決勝でミロシュ・ラオニッチを7-5, 6-2、準決勝ではウゴ・アンベールを7-6(4), 6-3のストレートで下して決勝進出。決勝ではセバスチャン・コーダを6-2, 6-4のストレートで下して、ツアー9勝目を挙げた。大会後には世界ランキング7位を更新した。

7月、ウィンブルドン選手権では第9シードとして出場。4回戦でフィスを6-2, 6-4, 4-6, 6-3で下して、同大会初のベスト8進出を果たしたが、腰の負傷により、準々決勝のジョコビッチ戦を前に棄権を余儀なくされた。

8-9月、全米オープンでは第10シードとして出場。3回戦でダニエル・エバンスを6-3, 6-7(4), 6-0, 6-0で破り、4回戦ではジョーダン・トンプソンを6-0, 3-6, 6-3, 7-5で下して2020年以来となるグランドスラムベスト8進出を果たした。準々決勝では第25シードのジャック・ドレイパーを3-6, 5-7, 2-6のストレートで敗れ、初のベスト4進出を逃した。

10月、ヨーロピアン・オープンでは第1シードとして出場し、ベスト8進出。準々決勝ではユーゴ・ガストンに3-6, 6-3, 5-7で敗れた。エルステ・バンク・オープンではベスト4進出。準決勝ではカレン・ハチャノフに2-3, 4-6のストレートで敗退。

11月、パリ・マスターズでは2回戦でミオミル・キツマノビッチを6-4, 7-6(5)、3回戦ではドレイパーを5-7, 6-2, 6-3で下し、ベスト8進出。準々決勝ではホルガ・ルーネに4-6, 6-4, 5-7で敗れた。

今季の活躍により、ATPファイナルズに初出場。レースランキング7位で迎えて「イリ・ナスターゼグループ」に割り振られ、シナー(3-6, 4-6)、メドベージェフ(2-6, 4-6)、フリッツ(7-5, 4-6, 3-6)に3戦全敗により、2024年ATPファイナルズ英語版をラウンドロビン敗退で終えた。

ATPツアー決勝進出結果

シングルス: 17回(9勝8敗)

大会カテゴリ
グランドスラム (0–0)
ATPファイナルズ (0–0)
ATPツアー・マスターズ1000 (0–1)
ATPツアー500 (2–4)
ATPツアー250 (7–3)
サーフェス別タイトル
ハード (7–7)
クレー (0–0)
芝 (2–1)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2018年1月13日 オーストラリアの旗 シドニー ハード ロシアの旗 ダニール・メドベージェフ 6-1, 4-6, 5-7
準優勝 2. 2018年8月5日 アメリカ合衆国の旗 ワシントンD.C. ハード ドイツの旗 アレクサンダー・ズベレフ 2-6, 4-6
優勝 1. 2019年1月12日 オーストラリアの旗 シドニー ハード イタリアの旗 アンドレアス・セッピ 7-5, 7-6(7-5)
優勝 2. 2019年7月28日 アメリカ合衆国の旗 アトランタ ハード アメリカ合衆国の旗 テイラー・フリッツ 6-3, 7-6(7-2)
優勝 3. 2019年9月29日 中華人民共和国の旗 珠海 ハード フランスの旗 アドリアン・マナリノ 7-6(7-4), 6-4
準優勝 3. 2019年10月27日 スイスの旗 バーゼル ハード (室内) スイスの旗 ロジャー・フェデラー 2-6, 2-6
準優勝 4. 2020年10月25日 ベルギーの旗 アントワープ ハード フランスの旗 ユーゴ・アンベール 1-6, 6-7(4-7)
優勝 4. 2021年1月13日 トルコの旗 アンタルヤ ハード カザフスタンの旗 アレクサンダー・ブブリク 2-0, 途中棄権
優勝 5. 2021年6月26日 イギリスの旗 イーストボーン イタリアの旗 ロレンツォ・ソネゴ 4-6, 6-4, 7-6(7-5)
優勝 6. 2022年7月31日 アメリカ合衆国の旗 アトランタ ハード アメリカ合衆国の旗 ジェンソン・ブルックスビー 6-3, 6-3
優勝 7. 2023年3月5日 メキシコの旗 アカプルコ ハード アメリカ合衆国の旗 トミー・ポール 3-6, 6-4, 6-1
準優勝 5. 2023年6月25日 イギリスの旗 ロンドン スペインの旗 カルロス・アルカラス 4-6, 4-6
準優勝 6. 2023年8月6日 メキシコの旗 ロス・カボス ハード ギリシャの旗 ステファノス・チチパス 3-6, 4-6
準優勝 7. 2023年8月13日 カナダの旗 トロント ハード イタリアの旗 ヤニック・シナー 4-6, 1-6
準優勝 8. 2024年2月18日 オランダの旗 ロッテルダム ハード (室内) イタリアの旗 ヤニック・シナー 5-7, 4-6
優勝 8. 2024年3月2日 メキシコの旗 アカプルコ ハード ノルウェーの旗 キャスパー・ルード 6-4, 6-4
優勝 9. 2024年6月16日 オランダの旗 スヘルトーヘンボス アメリカ合衆国の旗 セバスチャン・コルダ 6-2, 6-4

成績

略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

大会 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 通算成績
全豪オープン LQ 2R 1R 3R A 3R 4R 4R 4R 14–7
全仏オープン A 1R 1R 2R 1R 2R 1R 2R QF 7–8
ウィンブルドン A LQ 3R 2R NH 1R 4R 2R QF 11–5
全米オープン A 1R 3R 4R QF 1R 3R 4R QF 18–8

: 2024年ウィンブルドン選手権準々決勝の不戦敗は通算成績に含まない

大会最高成績

大会 成績
ATPファイナルズ RR 2024
インディアンウェルズ 4R 2021, 2022, 2024
マイアミ 4R 2024
モンテカルロ QF 2024
マドリード 3R 2021, 2023
ローマ 4R 2024
カナダ F 2023
シンシナティ 3R 2019
上海 3R 2018
パリ QF 2023, 2024
オリンピック A 出場なし
デビスカップ F 2022, 2023
ATPカップ SF 2020
ユナイテッド・カップ SF 2024
Next Gen ATPファイナルズ F 2018, 2019

人物

スペイン人の母親とウルグアイ人の父親の元、1999年にオーストラリアシドニーに生まれた。弟が1人、妹が2人いる[19]。5歳までをオーストラリアで過ごし、その後スペインのアリカンテに移ったが、2012年にオーストラリアに戻った。なお、両親は2016年にスペインに戻っている。デミノーは英語スペイン語フランス語を話すことができる[20]

青年期までの大半をスペインで過ごしたが、故郷のオーストラリアに強いつながりを感じていると述べている。2017年にはオーストラリアの『シドニー・モーニング・ヘラルド』紙に対して、「僕はスペインに住んでいたが、常にオーストラリア人だと感じていた。僕らがここに戻ったらすぐにやりたかったことがあるんだ。オーストラリアのためにプレーすること、それが僕のマイライフさ」[21]と述べていた。

脚注

  1. ^ La historia del español que juega por Australia en siete razonamientos”. 2018年9月30日閲覧。
  2. ^ Alex de Minaur – Overview – ATP Tour – Tennis”. 2019年12月30日閲覧。
  3. ^ Alex De Minaur wins through to second round on Australian Open debut”. ガーディアン (16 January 2017). 17 January 2017閲覧。
  4. ^ DE MINAUR AWARDED WILDCARD FOR ROLAND GARROS”. Tennis Australia (18 May 2017). 18 May 2017閲覧。
  5. ^ DESTANEE AIAVA AND ALEX DE MIÑAUR WIN AUSTRALIAN OPEN WILDCARDS”. Tennis Australia (17 December 2017). 31 December 2017閲覧。
  6. ^ Australian Associated Press (29 December 2017). “In-form De Miñaur dealt Brisbane wildcard”. Wide World of Sports. 13 January 2018閲覧。
  7. ^ Johnson, Paul (3 January 2018). “Alex de Minaur blasts Milos Raonic out of Brisbane International”. The Australian (News Corp Australia). http://www.theaustralian.com.au/sport/tennis/nick-kyrgios-overcomes-knee-injury-and-matt-ebden-in-brisbane/news-story/af2bed6c3cb186fd786c9d450c1296b3 13 January 2018閲覧。 
  8. ^ Baynes, Valkerie (6 January 2018). “Alex De Minaur falls agonisingly short against Ryan Harrison in Brisbane International semi-final”. The Courier-Mail (News Corp Australia). http://www.couriermail.com.au/sport/tennis/alex-de-minaur-v-ryan-harrison-live-score-of-brisbane-international-mens-semifinal/news-story/3586662cdb63169aa8661238dd5d3e6c 13 January 2018閲覧。 
  9. ^ Nick Kyrgios through to Brisbane International final, Australian teen Alex De Minaur falls just short”. ABC (6 January 2017). 8 January 2018閲覧。
  10. ^ Buckley, James (13 January 2018). “Alex de Minaur the youngest player to make Sydney International final since Lleyton Hewitt”. シドニー・モーニング・ヘラルド (Fairfax Media Media). http://www.smh.com.au/sport/tennis/alex-de-minaur-the-youngest-player-to-make-sydney-international-final-since-lleyton-hewitt-20180112-h0hq22.html 13 January 2018閲覧。 
  11. ^ Pandaram, Jamie (12 January 2018). “Alex De Minaur v Benoit Paire: Aussie ‘Demon’ into Sydney International final”. デイリー・テレグラフ (News Corp Australia). https://www.perthnow.com.au/sport/tennis/alex-de-minaur-v-benoit-paire-sydney-international-semi-final-live-updates-and-scores-ng-ebe5fca27323b13c43cddebd66f71937 13 January 2018閲覧。 
  12. ^ Kemp, Emma (13 January 2018). “Australian Alex de Minaur loses Sydney International final but wins fans after gutsy display”. The West Australian (Seven West Media). https://thewest.com.au/sport/tennis/australian-alex-de-minaur-loses-sydney-international-final-but-wins-fans-after-gutsy-display-ng-b88713773z 13 January 2018閲覧。 
  13. ^ Davis Cup: Alex De Minaur falls just short in thrilling debut The Australian
  14. ^ WILD-CARDS ANNOUNCED !”. 全仏オープン (2018年5月16日). 2018年9月26日閲覧。
  15. ^ Kyle Edmund French Open Comfortable Victory Alex de Miñaur”. ガーディアン (2018年5月29日). 2018年9月25日閲覧。
  16. ^ Dan Evans beaten by Alex de Minaur in Nature Valley Open in Nottingham”. BBC. 17 June 2018閲覧。
  17. ^ 19歳デミノーが母国でATPツアー初優勝”. tennismagazine.jp. 2019年4月9日閲覧。
  18. ^ 「口ひげをキープしなきゃ」とゲン担ぎへ。20歳デミノーのピンチ0での優勝は3人目の快挙”. www.thetennisdaily.jp. 2019年7月30日閲覧。
  19. ^ MY FAMILY” (英語). ALEX DE MIÑAUR. 2018年1月13日閲覧。
  20. ^ Alex de Minaur: Five Facts About Australia’s Latest Tennis Star”. UBI tennis (16 January 2017). 4 January 2018閲覧。
  21. ^ Aussie prodigy Alex De Miñaur taking advice from Nick Kyrgios and Bernard Tomic”. シドニー・モーニング・ヘラルド (8 January 2017). 4 January 2018閲覧。

外部リンク

受賞
先代
カナダの旗 デニス・シャポバロフ
ATP年間最優秀新人賞
2018
次代
イタリアの旗 ヤニック・シナー

Read other articles:

Geraint ThomasOBEInformasi pribadiNama lengkapGeraint Howell ThomasNama panggilanGTinggi183 m (600 ft 4+1⁄2 in)[1]Berat71 kg (157 pon; 11 st 3 pon)[2]Catatan membalapTim sekarangTemplat:Cycling data SKYDisiplinJalan raya dan trekPosisiRiderKategoriAll-rounder (road)Pursuiter (track)Major winsGrand Tours Tour de France General classification (2018) 3 individual stages (2017, 2018) Stage races Critérium du Dauphiné (2018) Paris–Nice (...

 

This article needs additional citations for verification. Please help improve this article by adding citations to reliable sources. Unsourced material may be challenged and removed.Find sources: 2006 Colorado Holiday Blizzards – news · newspapers · books · scholar · JSTOR (July 2023) (Learn how and when to remove this template message) The Holiday Blizzards were major storms occurring in two segments during the last two weeks of December 2006 in the D...

 

I'm a BelieverSingel oleh the Monkeesdari album More of the MonkeesSisi-B(I'm Not Your) Steppin' StoneDirilis12 November, 1966Direkam15-23 Oktober, 1966Genre Pop rock Durasi2:47LabelColgemsPenciptaNeil DiamondProduserJeff BarryKronologi singel the Monkees Last Train to Clarksville (1966) I'm a Believer (1966) A Little Bit Me, a Little Bit You (1967) Official audioI'm a Believer (2006 Remaster) di YouTube I'm a Believer adalah sebuah lagu karya the Monkees ditahun 1966. Diproduksi Jeff Barry d...

Former trading name of P&O Ferries P&O Irish SeaPredecessorP&O European FerriesFounded1998Defunct2010Faterebranded as P&O FerriesHeadquartersCopse Road, Fleetwood (until 2004), EnglandArea servedIrish SeaServicesPassenger transportationFreight transportationOwnerP&O FerriesParentP&OWebsitewww.poirishsea.comFootnotes / referencesP&O House Flag P&O Irish Sea was the trading name of P&O Ferries in the Irish Sea from 1998 to 2010, when it was rebranded...

 

Questa voce sull'argomento calciatori turchi è solo un abbozzo. Contribuisci a migliorarla secondo le convenzioni di Wikipedia. Segui i suggerimenti del progetto di riferimento. Sergen Yalçın Yalçın nel 2020 con il Beşiktaş Nazionalità  Turchia Altezza 177 cm Calcio Ruolo Allenatore (ex centrocampista) Squadra  Antalyaspor Termine carriera 1º luglio 2008 - giocatore Carriera Giovanili 1982-1991 Beşiktaş Squadre di club1 1991-1997 Beşiktaş127 (37)1997-199...

 

История Грузииსაქართველოს ისტორია Доисторическая Грузия Шулавери-шомутепинская культураКуро-араксская культураТриалетская культураКолхидская культураКобанская культураДиаухиМушки Древняя история КолхидаАриан-КартлиИберийское царство ФарнавазидыГруз�...

US Army facility in Tooele County, Utah Dugway Proving GroundTooele County, Utah in the United StatesDugway Proving Ground encompasses a vast area of the western Utah desertDugwayLocation in the United StatesCoordinates40°13′15″N 112°44′39″W / 40.22083°N 112.74417°W / 40.22083; -112.74417TypeMilitary test centerSite informationOwnerDepartment of DefenseOperatorUS ArmyControlled byArmy Test and Evaluation CommandConditionOperationalWebsiteOfficial ...

 

British industrialist and businessman For other people named Jack Walker, see Jack Walker (disambiguation). Jack WalkerJack Walker at Ewood ParkBorn(1929-05-19)19 May 1929Blackburn, Lancashire, EnglandDied17 August 2000(2000-08-17) (aged 71)St Helier, Jersey, Channel IslandsNationalityBritishOccupation(s)BusinessmanIndustrialistYears active1942–2000TitleOwner of Walkersteel(1951–1989)Owner of Blackburn Rovers F.C.(1991–2000) Jack Walker (19 May 1929 – 17 August 2000) was a B...

 

Église Saint-Bénigne de Pontarlier Présentation Culte Catholique romain Type Église Rattachement Archevêché de Besançon Début de la construction 1651 Fin des travaux 1666 Style dominant Romane-gothique-franc-comtoise Protection  Inscrit MH (1970) Géographie Pays France Région Bourgogne-Franche-Comté Département Doubs Ville Pontarlier Coordonnées 46° 54′ 07″ nord, 6° 21′ 23″ est Géolocalisation sur la carte : France Géolocalisat...

Association to represent cave divers and administrate and support cave diving in Australia Cave Divers Association of AustraliaAbbreviationCDAAFormation29 September 1973 (1973-09-29)TypeNGOLegal statusIncorporated associationPurposeRecreational cave diving administration, certification & training.LocationMount Gambier, South AustraliaRegion served AustraliaMembership 679 (2008)[1]National DirectorGrant Pearce[2]Main organNational CommitteeWebsitewww.cavediv...

 

此條目可参照英語維基百科相應條目来扩充。 (2021年5月6日)若您熟悉来源语言和主题,请协助参考外语维基百科扩充条目。请勿直接提交机械翻译,也不要翻译不可靠、低品质内容。依版权协议,译文需在编辑摘要注明来源,或于讨论页顶部标记{{Translated page}}标签。 约翰斯顿环礁Kalama Atoll 美國本土外小島嶼 Johnston Atoll 旗幟颂歌:《星條旗》The Star-Spangled Banner約翰斯頓環礁�...

 

2016年美國總統選舉 ← 2012 2016年11月8日 2020 → 538個選舉人團席位獲勝需270票民意調查投票率55.7%[1][2] ▲ 0.8 %   获提名人 唐納·川普 希拉莉·克林頓 政党 共和黨 民主党 家鄉州 紐約州 紐約州 竞选搭档 迈克·彭斯 蒂姆·凱恩 选举人票 304[3][4][註 1] 227[5] 胜出州/省 30 + 緬-2 20 + DC 民選得票 62,984,828[6] 65,853,514[6]...

Former Borough in Pennsylvania, United StatesBridesburgFormer BoroughSt. John Cantius Church in BridesburgBridesburgLocation of Bridesburg in PennsylvaniaShow map of PennsylvaniaBridesburgBridesburg (the United States)Show map of the United StatesCoordinates: 40°00′11″N 75°04′08″W / 40.00306°N 75.06889°W / 40.00306; -75.06889CountryUnited StatesStatePennsylvaniaCountyPhiladelphiaTime zoneUTC-5 (EST) • Summer (DST)UTC-4 (EDT)Area codes215, 267 an...

 

Edith Green Edith Louise Starrett Green (17 Januari 1910 – 21 April 1987) adalah seorang politikus dan pengajar Amerika Serikat dari Oregon. Ia adalah wanita Oregon kedua yang terpilih menjadi anggota DPR dan menjabat selama sepuluh masa jabatan, dari 1955 sampai 1974, sebagai anggota Partai Demokrat. Pranala luar Templat:Oregon Encyclopedia (Inggris) Edith Green di Find a Grave Pengawasan otoritas Umum Integrated Authority File (Jerman) ISNI 1 VIAF 1 WorldCat Perpustakaan nas...

 

Castellar Guidobono komune di Italia Tempat Negara berdaulatItaliaDaerah di ItaliaPiemonteProvinsi di ItaliaProvinsi Alessandria NegaraItalia Ibu kotaCastellar Guidobono PendudukTotal401  (2023 )GeografiLuas wilayah2,48 km² [convert: unit tak dikenal]Ketinggian144 m Berbatasan denganCasalnoceto Viguzzolo Volpeglino SejarahHari liburpatronal festival Santo pelindungCajetan Informasi tambahanKode pos15050 Zona waktuUTC+1 UTC+2 Kode telepon0131 ID ISTAT006046 Kode kadaster ItaliaC142 ...

Academy in City of Preston, Lancashire, EnglandFulwood AcademyNew school building (2012)AddressBlack Bull LaneFulwoodCity of Preston, Lancashire, PR2 9YREnglandCoordinates53°47′14″N 2°43′10″W / 53.78728°N 2.71933°W / 53.78728; -2.71933InformationTypeAcademyFounderSir Charles DunstoneLocal authorityLancashireDepartment for Education URN135936 TablesOfstedReportsChair of TrusteesJoan DeanPrincipal & Accounting OfficerAndrew GalbraithVice PrincipalLee McL...

 

Ethnocentric attitudes among ethnic Han within China This article is about ethnocentric attitudes among ethnic Han within China. For a nationalistic attitude among ethnic Han Chinese, see Han nationalism. For the diplomatic system and the ideology that emphasized China's centrality in the world, see Sinocentrism. For a form of nationalism that asserts that all Chinese people, including ethnic minorities, are a nation, see Chinese nationalism. Han chauvinismTraditional Chinese大漢族主...

 

Герой України Країна  УкраїнаТип ВідзнакаВручається: громадянам України; іноземцям-лицарям ордена Героїв Небесної СотніПідстава за здійснення визначного геройського вчинку або визначного трудового досягненняСтатус вручається Нагородження Параметри золотоЗасно�...

2014 video game 2014 video gameMetal Gear Solid V: Ground ZeroesNorth American box artDeveloper(s)Konami Digital EntertainmentPublisher(s)KonamiDirector(s)Hideo KojimaProducer(s)Hideo KojimaKenichiro ImaizumiKazuki MuraokaDesigner(s)Hideo KojimaProgrammer(s)Junji TagoArtist(s)Yoji ShinkawaIkuya NakamuraWriter(s)Hideo KojimaShuyo MurataHidenari InamuraComposer(s)Akihiro HondaLudvig ForssellHarry Gregson-WilliamsSeriesMetal GearEngineFox EnginePlatform(s)PlayStation 3PlayStation 4Xbox 360Xbox O...

 

Edna GladneyPatung dada Edna GladneyLahirEdna Browning Jones(1886-01-22)22 Januari 1886Milwaukee, Wisconsin, ASMeninggal2 Oktober 1961(1961-10-02) (umur 75)Fort Worth, County Tarrant, Texas, ASTempat pemakamanTaman Peringatan Shannon Rose Hill32°43′46″N 97°12′06″W / 32.729536°N 97.201625°W / 32.729536; -97.201625Nama lainEdna Browning Kahly GladneyPekerjaanLayanan kesejahteraan anakPekerja sosial[1]Tahun aktif1910-1959Dikenal atas☆...