『ぼくの夏休み』(ぼくのなつやすみ)は、2012年7月2日から8月31日まで東海テレビ制作によるフジテレビ系列の昼の帯ドラマ枠で放送されていた日本のテレビドラマ。副題は「和也とはる菜のタイムスリップ。」。平均視聴率4.2%[1]。
現代っ子で甘やかされて育った兄が、妹と共に過去へタイムスリップして過去の時代を生き抜き、更に病気になった妹のために奮闘し、精神的に逞しく成長する姿を描く。キャッチコピーは「生きなくちゃ。」。
両親の離婚問題のため、夏休み期間を茨城県の母の実家に預けられることになった兄の和也と妹のはる菜。祖父母の家に向かう電車内で、ある老婆が戦争のことを語り出し、逃げるように途中下車する和也とはる菜。そこにSLが現れ、和也とはる菜がそのSLに乗ると、時空を超えて太平洋戦争真っ只中の昭和19年(1944年)の日本にタイムスリップしてしまう。平和で物が溢れた平成の世の中とはまったく異なる戦時中の暮らし、上条旅館の人々や予科練生たちとの出会いと別れ、女郎部屋へ売られてしまったはる菜と和也の再会など、1年に及ぶ紆余曲折を経てついに現代へ帰るSLに乗り込もうとした時、米軍機による空襲が駅を襲う。
時は流れ昭和27年(1952年)。和也は20歳に、はる菜は17歳に成長していた。7年前の空襲による混乱で再び離れ離れになってしまった和也とはる菜。はる菜は和也は1人現代へ戻って幸せに暮らしていると信じ、むつみとちえ子と暮らしていた。はる菜を1人残して行けなかった和也ははる菜を名乗る少女と栄次郎と一緒に、それぞれの生活を送っていた。そんな2人がお互いの正体を知らないまま運命的な再会を果たすと、実の兄妹とは知らずに男と女として互いに惹かれていく。
(※) - 第1部より出演
タイトルバック及び最終話のみ登場
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