ピンク・マティーニ(Pink Martini)は、アメリカ合衆国のジャズアンサンブル。
1994年にオレゴン州ポートランドで、ピアノ担当のトーマス・ローダーデール(英語版)を中心に結成された(当時はクインテット)。1997年に女性ボーカルのチャイナ・フォーブス(英語版)が正式加入して12人編成となった[2](遅くとも2010年の時点では13人編成になっていた[3])。
日本ではユニバーサルミュージックに所属していた当時は「ピンク・マルティーニ」と表記されていたが、ポニーキャニオンへの移籍後は「ピンク・マティーニ」という表記になっている。
2011年、由紀さおりとのコラボレーション・アルバム『1969』が、米iTunesのジャズチャートで第1位を記録するヒットを飛ばし話題となった。 2012年の大晦日恒例の「第63回NHK紅白歌合戦」に由紀の単独(例年は姉の安田祥子とのデュオでの出場が多かった)での出場が決まった。由紀とピンク・マルティーニとは前述のコラボでの関連もあり、12月31日の本番ではオレゴン州ポートランドに所在するアーリン・シュニッツァー・コンサート・ホールから生中継で、由紀のデビュー曲である『夜明けのスキャット』を伴奏して共演を果たした。