うえだ 峻(うえだ しゅん、1943年(昭和18年)11月24日 - )は、日本の俳優。本名・旧芸名は植田 峻(読み同じ)。
静岡県出身で、元劇団青俳。昭和から平成の現代劇・時代劇・特撮を中心に活躍する名脇役。
叔父は俳優の加藤剛であり、母親が加藤の姉に当たる。そのため加藤の従弟の孫である植田和男(第32代日本銀行総裁)とも親戚関係にあたる。
若い頃は善玉から小悪党までのコメディリリーフとして様々な作品で活躍し、時代劇では『遠山の金さん』や『同心暁蘭之介』などの杉良太郎主演作を始め、レギュラー出演経験も多い。
1972年に放映された特撮テレビドラマ『人造人間キカイダー』で、私立探偵のハンペンこと服部半平役を演じ、その後も多くの東映特撮番組に怪人の人間体役などでゲスト出演した。1990年代以降は、円谷プロの作品にも出演している。
『キカイダー』で共演した伴大介は著書の中でハンペン役の飄々とした演技を評価しており[1]、伊東四朗も同作を見て「植田峻はよかった」と絶賛していたと書いているが[2]、他の作品では『キカイダー』出演当時の演技が生かされていないと感じた伴は、後年うえだと再会した際に「『キカイダー』を見直した方がいい、服部半平は、植田峻の持ち味そのものだ」と注意したことがあるという[2]。
2000年代以降は、人の良い老人役での出演が多い。
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