鳴門駅(なるとえき)は徳島県鳴門市撫養町小桑島前浜にある、四国旅客鉄道(JR四国)鳴門線の駅で、同線の終着駅である。駅番号はN10。駅表示パネルのコメントは「うず潮と鳴門金時芋の駅」。
徳島県では最北端の駅である。高徳線の阿波大宮駅とはほぼ同緯度だが、当駅がわずかながら北に位置している。
歴史
駅構造
島式ホーム1面2線の地上駅。かつては留置線があったが、現在は駐輪場となっている。構造上は東側にしか出られないが、駅北側にある通路によって西側と結ばれている。かつては駅南側に西側と結ぶ跨線橋があった。
駅舎はコンクリート造の平屋建てである。テナントスペースにかつては旅行センター『ワーププラザ』があったが、みどりの窓口が入れ替わりで設置されたため、閉鎖され、一時期ペットショップが入居した後、現在は鳴門市観光案内所(2代目)となっている。かつてはキヨスクがあったが、2011年3月11日をもって営業終了している。
水産物を中心とした貨物営業が行われていたが、民営化前に廃止されている。
のりば
- 平日朝に池谷駅までノンストップの列車が設定されている。
駅業務
直営駅だが、当駅は徳島駅の被管理駅となっているため、駅長はいない。当駅のイベントは徳島駅長が出席する[6]。出札・集札業務、改札業務のほか、駅の清掃などの作業も行っている。
以前は駅窓口にみどりの窓口やマルスが設置されていた。みどりの窓口としての廃止後は学駅(徳島線)の入場券などの企画きっぷのみ窓口で発売し、乗車券類はみどりの券売機プラスで発売している。
利用状況
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
乗車人員推移[14]
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年度
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1日平均乗車人員
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1995
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948
|
1996
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926
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1997
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866
|
1998
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835
|
1999
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744
|
2000
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719
|
2001
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707
|
2002
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640
|
2003
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629
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2004
|
612
|
2005
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621
|
2006
|
633
|
2007
|
649
|
2008
|
631
|
2009
|
571
|
2010
|
615
|
2011
|
634
|
2012
|
661
|
2013
|
683
|
2014
|
676
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2015
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692
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2016
|
731
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駅周辺
バス路線
駅前と国道28号沿いに「鳴門駅前」停留所があり、下記の各路線が発着する[18]。
- 高速バス
- 路線バス
隣の駅
- 四国旅客鉄道(JR四国)
- ■鳴門線
- ■普通(下り1本のみ)
- 池谷駅 (N04) ← 鳴門駅 (N10)
- ■普通
- 撫養駅 (N09) - 鳴門駅 (N10)
脚注
注釈
- ^ 阿南方面は徳島駅で乗り換え。ただし、朝の1本を除く。
出典
関連項目
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鳴門駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
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1935年廃止区間(阿波線) | |
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