1956年にイギリス国立物理学研究所の Robinson と Dadson が無響室でスピーカーを用いて測定したロビンソン゠ダッドソン曲線が1965年に ISO R 226 として国際推奨規格となり、1987年には ISO 226 として国際規格となった。しかし1980年代以降の研究者達からは 1 kHz より低い周波数域における疑義が唱えられていた。
2003年に東北大学の鈴木陽一らの大規模な研究結果[1]が ISO により承認され、 ISO 226:2003 として改正された。この研究はドイツ・デンマーク・アメリカ・日本の国際共同研究グループで行われ、約 40 % のデータは日本から提供された。日本での実験には産業技術総合研究所の大無響室が使われた。